三井住友カードは、セキュリティも高く使い勝手のいいクレジットカードですが、ポイント還元率などの点で、他のクレジットカードへ移行するために解約を考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、三井住友カードの解約方法や解約の際の注意点などについて詳しくまとめています。
三井住友カードの解約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください
※当記事は2024年現在の情報になります。
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目次
三井住友カードの解約方法
三井住友カードの解約方法は、以下の通り3パターンあります。
三井住友カードの解約方法3パターン
- Vpassで解約する
- 申し込みフォームで解約する
- 電話で解約する
Vpassで解約する
三井住友カードを解約する際、Vpassで手続きするのが一般的です。
まず、ログインIDとパスワードを入力して、Vpassにログインしてください。
Vpassでの解約手続きは、Webサイトまたはアプリからできます。
申し込みフォームで解約する
Vpassにログインできない方は、申し込みフォームから解約手続きができます。
申し込みフォームには公式サイトからアクセスできます。
以下の通り、「カード退会お申し込みフォーム」に必要事項を入力してください。
入力が完了したら、画面下部の「確認する」をクリックします。
その後も、案内に従って退会手続きを進めてください。
電話で解約する
三井住友カードは、電話からでも解約できます。
本人確認とクレジットカード情報が必要ですので、契約者本人がクレジットカードを手元に準備した状態で電話しましょう。
自動音声ダイヤルに繋がったら「4」→「1」とプッシュするとカードの解約窓口に繋がります。
カード番号と暗証番号を入力し、最後に電話番号を入力したら解約完了となります。
- 解約希望のカード番号入力
- 暗証番号入力
- 電話番号を入力
解約の際、オペレーターの方から解約理由を聞かれることは基本的にありません。
後日、解約したと確認のハガキが請求先の住所に届きます。
三井住友カードの有効期限を待って解約する方法
三井住友カードを中途解約するのではなく、有効期限にあわせて解約したい場合も、Vpassから解約手続きをできます。
なお、有効期限をもって解約したい場合、クレジットカードの有効期限2カ月前の月末までに手続きしてください。
例えば4月に有効期限を迎える場合、2月末日までに解約手続きする必要があります。
期限を過ぎてしまった場合、上述を参考に通常の解約手続きを進めてください。
本会員が亡くなった場合に三井住友カードを解約する方法
三井住友カードの本会員が亡くなられた場合、公式サイトに申し込みフォームから手続きしてください。
「カード会員さまがお亡くなりになった場合の退会フォーム」に必要事項を記入します。
記入が完了したら画面下部にある「確認する」ボタンをクリックし、案内に沿って手続きを進めてください。
クレジット一体型キャッシュカードを解約する方法
クレジット一体型キャッシュカード(SMBC CARD Suica・SMBC JCB CARD)を解約する場合、店頭窓口で行います。
店頭窓口であれば、取引店以外でも大丈夫です。
なお、解約の際は以下3点を持参してください。
- 決済口座の届印
- 解約したいカード
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
三井住友カードを解約する前にチェックすべきこと
三井住友カードの解約手続きは、他のクレジットカードに比べて簡単です。
ただ、解約後に「しまった」ということにならないようにチェックすべき項目が、以下の通りいくつかあります。
- ポイントやマイルは失効する
- 家族カードも同時に解約される
- ETCカードなど付帯カードのみの解約もできる
- 自動支払い設定を変更する
- 解約後もリボ払いなどの支払いは続く
ポイントやマイルは失効する
三井住友カードを解約すると、貯めていたポイント(Vポイント)は全て失効してしまいます。
Vポイントはマイページから1ポイントから利用できるため、解約前に使い切っておきましょう。
- 解約前にポイントの交換や移行をしましょう!
公式サイト三井住友カード ポイントの交換
なお、ANAカードのようにマイレージサービスと一体化しているカードでマイルを貯めた場合、三井住友カードを解約するとマイルも失効します。
ただし、事前にANAマイレージクラブへ入会すれば、マイルを引継ぐことが可能です。
マイルの引継ぎを見据えて、事前準備は入念にしましょう。
- マイルの引継ぎはANAマイレージクラブに入会が必要です!
公式サイトANAマイレージクラブ
Amazon Mastercardを解約した場合、Amazonアカウントサービスの「マイポイントページ」にあるAmazonポイントは、解約後も問題なく利用できます。
家族カード・ETCカードなどの付帯カードも同時に解約される
三井住友カードを解約すると、以下の通り付帯カードも解約されます。
- 家族カード
- パートナーカード
- ETCカード・iDカード・PiTaPaカード
- PASMO・WAON・プラスEX
通勤に利用してる付帯カードはないか、家族カードを利用している家族メンバーはいないか、事前に確認してから解約手続きを進めましょう。
なお、付帯カードの種類によって、三井住友カードの解約と同時に解約されるもの、解約後も付帯カードの有効期限がくるまでは利用できるものがあります。
現在使用している付帯カードはどちらのタイプか確認しておきましょう。
ETCカードを車載器から抜き取る
ETCカードは自動車の車載器に入れっぱなしの人は、三井住友カードを解約するにあたって、車載器から抜き取るのを忘れないでください。
三井住友カードの解約後にETCカードをそのままにしてETCレーンを通ろうとしても通れません。
ゲートが開かないので急ブレーキになるでしょうが、追突される危険性が高くなります。
また、ETCマイレージサービスを三井住友カードのETCカードで申込んでいる人も要注意です。
ETCマイレージサービスを別のETCカードに変えないとマイレージが使えません。この手続も解約前にしないとうまく移行できません。
公式サイトETCマイレージサービス
自動支払い設定を変更する
携帯電話や光熱費など毎月の支払いを三井住友カードにしている人も多いのではないでしょうか。
三井住友カードを解約すると、カード番号が失効し毎月の固定料金などが支払不能となります。
引落しが出来なかった場合などは、携帯電話会社や公共料金機関などからすぐ連絡がありますが、場合によっては支払が遅れたということで延滞金を請求される可能性があります。
延滞金がなくても、コンビニで支払うことになりますから面倒なことは間違いありません。
毎月自動的に支払っている請求がないか確認することが必要です。
- 携帯料金や公共料金などの毎月の引落しの対象は、解約前に別のカードなどに支払い方法を変更が必要です!
また、Apple PayやGoogle Pay™に登録している場合、必ず削除してください。
解約後もリボ払いなどの支払いは続く
三井住友カードを解約しても、リボ払いや分割払いの支払が残っていることがあります。
三井住友カードは、利用残高が残っていても解約可能です。
リボ払いや分割払いの残高があっても、解約と共に一括払いを要求されることはありませんが、引き続き従来通りの支払いサイクルで支払っていくことになります。
三井住友カードを解約したからといって、支払自体が免除されることはないことを覚えておきましょう。
Vpassサービスを利用できなくなる
三井住友カードを解約すると、ネットサービスのVpassサービスが利用できなくなります。
今まで支払残高などをネットで見ていた人も郵送で請求書が送られることになります。
本当に解約すべきかよく検討する
三井住友カードの解約をする前に、本当に解約すべきか検討し直しましょう。
電子マネーのiDやETCカード付帯されているなど、三井住友カードを利用するメリットは多いです。
解約してこれらのサービスが使えなくなっても大丈夫なのか、検討し直してください。
三井住友カードを解約しても年会費は発生する?
三井住友カードを解約する際、年会費が発生するかどうか解約のタイミングによって異なります。
カードの種類や契約内容に応じて、以下の期日までに解約手続きができれば、年会費は発生しません。
クレジットカード・契約内容の種類 | 期日 |
---|---|
Oliveフレキシブルペイの場合 | カード入会月の末日まで |
Oliveフレキシブルペイ以外のカードで 支払い日が10日の場合 |
年会費が引き落としされる月の前月15日まで |
Oliveフレキシブルペイ以外のカードで 支払い日が26日の場合 |
年会費が引き落としされる月の前月末日まで |
「マイ・ペイすリボ」なら実質年会費無料にできる!
三井住友カードで、年会費を事実上無料にする方法があります。
一般カードであれば「マイ・ペイすリボ」にすることで年会費が無料に!
※マイ・ペイすリボに登録、かつ前年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費が無料になる
リボ払い専用カードになっていますが、毎月の支払額を利用限度額と同額にしておけば事実上の一括払いカードとして利用することもできます。
クレジットカードの維持費を抑えたい人は、登録を考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ~三井住友カードを解約すべきかよく検討しよう~
三井住友カードは、一見大きなメリットがなく、他のクレジットカードの方が有利に見えます。
しかし、旅行傷害保険があり、事実上年会費を無料にできるサービスもあるので、解約すると後で後悔することもあり得ます。
もちろん、他のカードで同様のサービスがあれば重複してしまうため解約してもいいし、解約が難しいカードではありません。
しかし解約はいつでもできます。
解約前にちょっと立ち止まって、改めて検討してはいかがでしょうか。