「二人暮らし向けの、家計管理のやり方が知りたい!」
「金銭感覚が違いすぎるんだけど…。どうしたら喧嘩にならない?」
「二人の将来に備えて、効率良く貯金できる方法はある?」
お金の管理をどうすべきか頭を悩ませている、二人暮らしのカップルや夫婦は多いです。
貯金が思うようにすすまないと、悩んでいる人もいますよね。
カップルや夫婦によって適したやり方は、それぞれ違います。
このページでは二人暮らしの生活費で揉めない、家計管理のやり方を解説していきます。
自分たちにぴったりのやり方があるか、確認してみましょう!
記事後半では、二人暮らしで円満に生活するための家計管理の秘訣を紹介します。

最後まで読んで、二人暮らしにありがちなお金のトラブルを回避しましょう!
家計管理がうまくいけば、将来のための貯金もはかどりますよ。
このページで分かること
- 二人暮らしの家計管理で揉める理由TOP3
- 二人暮らしの家計管理のやり方
- 家計管理で円満に二人暮らしをする秘訣
- 理想的な生活費の割合
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目次
二人暮らしの家計管理で揉める理由TOP3
二人暮らしでは、お金が原因で揉めるケースが多いです。
家計管理をうまくすすめるためには、なぜ揉めてしまうのか、その理由を把握することが大切です。
下記の理由をチェックしておけば、お金によるトラブルを回避しやすくなりますよ!
二人暮らしの家計管理で揉める理由TOP3
- 支払額の負担が不公平
- 共同貯金のルールが守られていない!
- お金に関するルーツが厳しすぎてついていけない…
①支払額の負担が不公平
二人暮らしの場合、家賃・水道光熱費など生活費の支払いに関するルールが曖昧だと、トラブルに発展しやすいです。
支払いルールが曖昧なままだと、下記のような不満や不公平を感じる傾向にあるので注意しましょう!
- 家賃・水道光熱費などの生活費を、自分の方がたくさん払っている気がする!
- 収入に大きな差があるのに、負担額が同じなのは不公平!私が自由にできるお金はほとんどないのに…
- 前回も、前々回も…。結局、自分が毎回食費を負担してるのが不満
家計管理のやり方は、二人の収入差や価値観によって適したやり方を選ぶと良いです。
重要なのはしっかり話し合って、お互いが納得できるルールを設定することですよ。

おすすめの家計管理のやり方を後述で紹介しているので、参考にしてください!
②共同貯金のルールが守られていない!
カップルであれば結婚資金のため、夫婦であれば将来子供が増えた時に備えてなど、理由に違いはあれど貯金をしている人は多いですよね。
二人暮らしの場合、共同貯金のルール決めをしている場合がほとんど。
しかしルールがあるにも関わらず、下記の事態によってトラブルに発展する場合があります。
- 二人の共同貯金を勝手に使われていた!
- 共同貯金なのに自分しか貯金していない
お金に関するルールがきちんと守られていなかったり、断りもなく貯金に手を付けていた場合、これまで築き上げてきた信頼関係が崩れる可能性は十分に考えられます。
③お金に関するルールが厳しすぎてついていけない…
注意したいのが、家計管理をしっかりしてお金を貯めるためにルールを厳しくしてしまうことです。
「貯金」「節約」のために生活を切り詰めたり、自由に使えるお小遣いを少なくするなど、家計管理を工夫する人は多いですね。
しかしやりすぎてしまうと相手が負担に感じ、厳しいルールに嫌気がさしてしまう場合が…。
価値観の違う二人が暮らす以上、多かれ少なかれ考え方にズレが生じるのは当たり前ですよ!
二人暮らしのおすすめ家計管理のやり方
二人暮らしの場合の代表的な家計管理のやり方を解説しますね。
カップルや夫婦によって、それぞれ適した家計管理のやり方があります。
それぞれのメリット・デメリットや向いている人の特徴をまとめたので、自分たちにぴったりなやり方はどれか見つけてください!
二人暮らしのおすすめ家計管理のやり方
- 一括管理
- 共同出資
- 個別管理
- 完全折半
一つの口座で一括管理する
一括管理とは、一つの口座でまとめて家計を管理する方法です。
二人の共同口座を使うなどして、二人の収入を一つの口座に入れてしまいます。
一つの口座で、生活費やお小遣いなどすべてをやりくりしますよ。
一括管理のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
- 管理がシンプルで簡単
- 不満・不公平を感じにくい
- お金が貯まりやすい
デメリット
- 自由に使えるお金がない
- 収入差が大きいと不満が溜まりやすい
一括管理が向いているのは、下記のカップルや夫婦ですよ。
向いてるのはどんなカップル・夫婦?
- 収入に差がない
- お互いに安定した収入がある
- お金の計算・管理が面倒臭い
- 将来のライフイベント(出産・子育て)に備えたい

パートナーの出産・子育てで収入が下がった場合でも、柔軟に対応しやすい家計管理のやり方ですよ。
負担額を固定して共同出資する
共同出資とは、固定した負担額を毎月出し合って家計管理するやり方です。
二人暮らしに必要な生活費を出し合い、生活をやりくりします。
共同口座で管理することが多く、一括管理と同様に管理が楽な方法です。
共同出資のメリット・デメリットを、見てみましょう。
メリット
- 管理がしやすい
- 負担額以外はすべて自分のお小遣い
- 生活費から残ったお金を特別費としてプールしておける
デメリット
- 収入差があると不公平になりやすい
- 明確なルールが必要
負担額を固定して共同出資するのが向いているカップルや夫婦の特徴は、下記の通りです。
向いてるのはどんなカップル・夫婦?
- 収入に差がない
- 自由に使えるお金が欲しい
- 負担額を公平にしたい
- 無駄遣いを減らして貯金したい

自分のために使うお金をきちんと確保できるので、同棲カップルに人気の家計管理のやり方ですよ。
負担割合を固定して共同出資する
次に共同出資で、負担割合を固定するやり方を解説します。
二人の収入差に応じて、負担額ではなく負担割合を固定して毎月お金を出し合います。
毎月必要な生活費が30万円の場合の例は、下記の通りです。
【例】生活費30万円
負担割合 = 6:4
支払い額 = 18万円:12万円
負担割合を固定する場合のメリット・デメリットは、下記をご覧ください。
メリット
- 管理がシンプルで楽
- 残ったお金を自由に使える
- 収入差があっても不満は感じにくい
デメリット
- 定期的な見直しが必要
- 負担額が大きいほうが不満を感じる
負担割合を固定して共同出資するなら、下記のカップルや夫婦がぴったり!
向いてるのはどんなカップル・夫婦?
- 収入に差がある
- 負担割合を公平にしたい
- 無駄な支出を減らして貯金したい

収入格差があっても、公平にお金を出し合えるので好評の方法です。
支出項目を分担して個別管理する
支出項目を担当制にして、それぞれが個別に管理するやり方もあります。
まずはメリット・デメリットを押さえていきましょう!
メリット
- 不公平に感じにくい
- 得意分野・苦手分野の項目で分けられる
- 自分のお小遣いがある
デメリット
- 管理が面倒になる
- 定期的な見直しが必要
個別管理が向いているカップルや夫婦の特徴は、下記の通りです。
向いてるのはどんなカップル・夫婦?
- 収入に差がある
- 役割分担したい
- 収入をオープンにしたくない

お互いに得意分野を担当するのもアリですね。
買い物が得意な方が食費担当、契約の見直しが得意な方が水道光熱費担当、といったように決めておくと節約しやすくなりますよ。
固定費を完全折半する
固定費を完全に折半し、支払いの負担をすべてフェアにしたいカップルも一定数います。
ルールがシンプルで分かりやすいので、揉めにくいですよ。
メリットとデメリットを、それぞれ確認しておきましょう。
メリット
- 負担額を対等にしたい
- 負担額の差で力関係が生まれない
- 管理が楽
デメリット
- 収入が低いほうの負担が大きい
- 変動費の管理が別途必要
- 結婚・出産した際は大幅な見直しが必要
下記の特徴に当てはまるカップル・夫婦は、固定費の完全折半での家計管理を検討してみてください!
向いてるのはどんなカップル・夫婦?
- 収入に差がない
- 負担額をフェアにしたい
- 自分の収入をオープンにしたくない
- 結婚はまだ考えたくない
- 別れる際にお金のことで揉めたくない

負担額の差で力関係ができにくくなりますね。
二人暮らしを円満にするための家計管理の秘訣4選
誰だって、お金で揉めずに円満な生活を送りたいものですよね。
二人暮らしの円満の秘訣を下記の通り解説しますので、話し合いの際の参考にしてください。
二人暮らしを円満にするための家計管理の秘訣4選
- 生活費の予算を明確にする
- 家計簿で収支を記録する
- ルールは「厳しすぎず」「ルーズすぎず」を心がける
- 家計状況を共有してお互いに協力し合う
上記を把握しておくことで、揉める原因を事前に排除しておけますよ。
①生活費の内訳をはっきりさせる
家賃・水道光熱費・食費など、生活費の内訳をはっきりさせてください。
お互いに払いすぎ・払っていなさすぎを防げます。
また内訳がはっきりしていれば、家計管理のやり方を決めやすいですね。
- 固定費は完全折半
- 項目によって担当を分ける
- 変動費はどうする?食費は? など
②家計簿で収支の記録を残す
家計簿をきちんとつけることで、収支の流れが明確になります。
誰が・いつ・何に・いくら払ったのか、を記録することで不平不満が減りやすいです。
家計簿をつけておけば、無駄な支出があれば気づきやすくなるのもメリット。
固定費(家賃・通信費など)の見直しなど節約がはかどるので、効率良く貯金できるようにもなりますよ。
③ルールは「厳しすぎず」「ルーズすぎず」を心がける
二人暮らしの家計管理をうまくすすめるには、支払いルールや管理方法を明確にすることです。
ルールがあることで不満や不公平感を軽減でき、トラブルを回避しやすくなります。
しかしルールを厳しすぎると、相手がルールに付いてこられなくなくる場合が…。
他方でルールがルーズすぎると、お金の管理がずさんになってしまいます。
お互いが納得できるルール作りを心がけましょう!
④家計状況を共有してお互いに協力し合う
最後に重要なのが、話し合いです。
二人の金銭感覚が違うのは仕方ありません。
重要なのは自分の考えを押し付けすぎず、相手の考えにも一定の理解と尊重を示すこと。
お互いに、相手の意見とすり合わせる気持ちを持ってください。
きちんと話し合いの場を設けて、家計状況を共有しましょう。
その際に支払い負担額の見直しや、貯金の達成率も確認すると良いですね。
お互いに連携・協力していると実感できることが、円満の秘訣ですよ。

お金の話をするのは最初は抵抗を感じがちですが、オープンに話していきましょう!
また不平不満や我慢はためず、正直に相談したり話し合いましょうね。
二人暮らしの理想的な生活費の内訳
上記グラフは、二人暮らしの生活費の理想的な内訳を示したものです。
二人暮らしの家計管理では、ある程度生活にゆとりは欲しいけど、貯金もしっかりしていきたいですよね。
といっても収入に釣り合わない家賃の部屋に住んでいたり、節約に力をいれすぎて生活が楽しくなくなったり…。
二人暮らしの家計管理を成功させるためには、まずは生活費の理想的な内訳を把握しておくとスムーズです。
例えば家賃の適正価格は収入の約3分の1といわれます。
また貯金額は最低でも収入の10%程度は確保しておきたいところ。
自分たちの収入に見合った生活費で、家計のやりくりをしていきましょうね。
二人暮らしの家計管理がうまくいかない人は「キッズ・マネー・ステーション」の講座に参加しよう!
キッズ・マネー・ステーションのおすすめポイント
- 金融教育のパイオニア
- 自分たちにぴったりの家計管理の方法が分かる
- オンラインでも参加できる
二人暮らしの家計管理のすすめ方に悩んでいる人は、キッズ・マネー・ステーションの講座に参加してみてください。
金融教育のパイオニアとして講座実績No.1の実績を誇り、多くの自治体や教育機関からも厚い信頼を得ています。
ネットや書籍で見つける数パターンの管理方法に、自分たちを当てはめる必要はありません。
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興味がある人はキッズ・マネー・ステーションまで、ぜひ気軽にお問い合わせください。
【まとめ】二人暮らしの家計管理で揉めないためには話し合いを大切にしよう!
このページでは、二人暮らしの家計管理について解説しました。
揉める原因を把握して十分に話し合ったうえで、自分たちに最適のやり方で家計管理をしていきましょう!
お金のトラブルを回避し、二人で円満に暮らす秘訣は話し合いです!
自分の価値観を押し付けすぎずに、お互い納得できるルール作り・家計管理を実践していってください。
どうすれば良いのか迷っている人は、キッズ・マネー・ステーションの講座に参加してみてください。
プロの視点で効率良く自分たちに最適の方法を学べるので、節約・貯金がはかどりますよ。
しっかり将来に備えられるので、安心ですね。