ご存じの通り、クレジットカードを取得するには、カード会社が設けている申込要項と審査基準を満たした状態で、審査を通過しなければなりません。
無論、審査基準はカード会社と申し込んだクレジットカードのランクによって難易度は変動します。
加えて、審査基準は公にされていませんが、以下の項目を重視して審査が勧められている傾向があります。
【審査で見られている評価項目】
- 収入状況
- 就業状況
- クレジットヒストリー(他社借入の返済状況・債務履歴など)
いずれも、申込者の返済能力と個人信用を審査する目的で使用される重要な情報です。
これらの情報の中で1つでも虚偽や誤り、信用の失墜につながる事故が有ればクレジットカードの審査は落ちます。
そこで今回は、審査で評価される情報を基に、審査に落ちる原因や理由、審査に通らない人の特徴などについて詳しく解説します。
2024年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
このページで分かること
- クレジットカードの審査に落ちた原因
- クレジットカードの審査に落ちやすい人の特徴
- クレジットカードの審査基準
- クレジットカードの審査に落ちた時の対処方法
- クレジットカードの審査の通過率を上げる方法
- クレジットカードの再申請をするときの注意点
- クレジットカードの審査が心配な方におすすめのカード
2024年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
クレジットカードの審査前・申し込み段階で落ちる理由
クレジットカード申込みのプロセスでは、審査前の段階で申込が拒否されることがあります。
【クレジットカードの審査前・申し込み段階で落ちる理由】
- 申し込み条件の不満足
- 申告情報の誤りや虚偽
- 申込内容における不備
これらのポイントを事前に把握し、適切に準備することで、審査段階に進むチャンスを高めることができます。
ここでは、これらの理由を詳しく解説します。
申し込み条件を満たしていない
クレジットカードの申込には特定の条件が設定されており、これを満たしていない場合、申込は即座に拒否されます。
【申込要項以外で設けられている加入条件】
- 年齢
- 前年度の年収
- カードの年間利用額
例えば、多くのクレジットカードが18歳以上の成人を対象としており、未成年者、特に高校生は法的な制約により申し込みが不可能です。
加えて、「年齢制限」を申し込み条件にしているカードには、以下のような条件を設けているケースもあります。
【「年齢」に関係する申し込み条件】
- 特定の年齢の方しか申し込めない(例:18歳以上39歳以下の方)
- 学生限定(高校生を除く18歳以上25歳以下の方)
また、カードによっては、特定の職業や収入基準を満たす必要があるものもあります。
事前に各カードの申込条件を確認し、自身がその条件を満たしているかを確認することが重要です。
申し込み情報に誤情報・虚偽に当たる情報があった
申込み時に提供される情報に誤りや虚偽が含まれていると、審査前に申込が拒否される可能性があります。
【信用度の評価に関わる情報】
- 個人情報
- 年収額
- 勤め先の情報
例えば、本人確認書類として提出される運転免許証やパスポートなどの情報と申告内容が一致しない場合、カード会社はこれを誤情報または虚偽と見なします。
また、年収や勤続年数など、意図的に虚偽の情報を提供すると、信用情報のブラックリスト入りや、法的措置の対象となることがあります。
申込内容に不備があった
申込書に必須項目の記入漏れや誤記があると、審査にすら進まないことがあります。
【誤記入しやすい情報】
- 連絡先情報(電話番号やメールアドレス)
- 身分証明書と現住所が違う
- 銀行印が違う
特に、連絡先の入力ミスは、カード会社が申込者と連絡を取ることができないため、申込が無効となる主な理由です。
また、提出が必要な本人確認書類に不備がある場合や、有効期限が切れている場合も、申込みは拒否されます。
申込前には、提出書類の有効期限や記入内容に誤りがないかを十分に確認することが必要です。
クレジットカードの審査に落ちる原因
クレジットカードの審査は各カード会社が設けた審査基準を基に、審査を実施しています。
審査の中身は公にされていないだけじゃなく、基準も会社ごとに異なります。
またクレジットカードは、信用があって成り立つサービスでもあります。
そのため、個人信用の経歴や収入の状況によっては如何様な属性を持つ方でも審査に落ちる可能性があります。
加えて、審査に落ちる原因は、個人信用に傷があったり、収入が不安定で支払いが遅れてしまうからという理由だけではありません。
【クレジットカードの審査に落ちる原因】
- 過去の支払いで延滞や滞納などの経歴がある
- 過去に債務整理を行った経歴がある
- ローンなどの借入金額が大きい
- 短期間に複数の会社にクレジットカードの申込を行っている
- 会社の在籍確認が取れていない
- キャッシング枠の申込枠が大きい
- クレジットカードの利用履歴がない
ここからは、上記6つの理由について解説して行きます。
過去の支払いで延滞や滞納などの経歴がある
クレジットカードやローンの審査過程では、申込者の信用情報が重要な判断材料となります。
過去に支払い延滞や滞納を経験している場合、これらの事故情報が信用情報機関に登録されている可能性が高く、審査に不利な影響を及ぼす原因となります。
一般的に「ブラックリスト」と呼ばれることもありますが、正確には「事故情報」や「異動情報」として、個人の信用記録にマイナスの情報として記載されます。
金融機関は、このような情報をもとに申込者の信用リスクを評価します。
【審査に悪影響を及ぼす情報とは】
- 過去に返済遅延や滞納があった
- クレジットカードの強制解約
- 返済不能による債務整理など
これらの金融事故が過去にあった場合、新たなクレジットカードの発行やローンの承認が困難になる可能性があります。
これは、過去の金融事故が申込者の将来的な返済能力や信頼性に疑問を投げかけるためです。
【金融事故情報の保管期間】
事故情報は、一定期間後には信用情報機関のデータベースから削除されますが、その期間は事故の種類や重大性によって異なり、一般的には5年程度とされています。
そのため、審査に落ちた場合は、すぐに他社に申し込むのではなく、一定期間を置いて信用情報が改善されるのを待つことが重要です。
この間には、小さなローンの返済を定期的に行うなどして信用情報にプラスとなる実績を積みましょう。
過去に債務整理を行った経歴がある
債務整理を行った過去がある場合、これもクレジットカードの審査に大きく影響します。
【債務整理とは】
債務整理は、借入金の返済が困難になった際に、法的な手続きを通じて負債を整理することを指し、この履歴は信用情報に長期間記録されます。
【債務整理に該当するもの】
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
- 過払い金の請求
債務整理を行ったことがある人は、金融機関から見てリスクが高いと判断されがちで、その結果、新たにクレジットカードを作ることが難しくなります。
信用情報のクリーンな状態を保つことが、クレジットカードの審査において極めて重要です。
ローンなどの借入金額が大きい
クレジットカードの審査では、申込者の返済能力が重要な判断基準となります。
既存のローンや借入金が多い場合、新たなクレジットの返済が困難になるリスクが高まるため、審査に影響を与えることがあります。
【審査に影響する借入】
- カードローン利用による借金
- クレジットカードのキャッシングサービスの利用
ただし、住宅ローンや自動車ローンなど、大きな借入金がある場合でも、収入に対して適切な返済計画があれば問題ないとされています。
とはいえ、全体の借入額と収入のバランスが審査の結果に大きく影響します。
短期間に複数の会社にクレジットカードの申込を行っている
短期間内に複数のクレジットカードに申し込む行為は、貸倒れリスクの懸念から審査落ちに繋がることがあります。
【同時期に複数枚のカードを申し込むのが危険といわれる理由】
- 申込者の経済状況が不安定とみなされるため
- 貸し倒れされるリスクがあるため
- 返済能力に問題があると見なされるため
クレジットカードの申込記録は信用情報機関に一定期間残るため、審査に不利な影響を及ぼすことがあります。
審査に落ちた場合は、少なくとも6ヶ月以上の間隔を空けて再申込みすることが推奨されます。
会社の在籍確認が取れていない
クレジットカードの審査過程において、申込者の勤務状況の確認は、安定した収入の証明として非常に重要です。
会社の在籍確認が取れない場合、申込者の経済的安定性や信用度に疑問が生じ、審査に悪影響を与える可能性があります。
在籍確認は主に電話によって行われるため、申込時には正確な勤務先情報を提供し、確認がスムーズに行えるようにしておく必要があります。
キャッシング枠の申込枠が大きい
キャッシング枠の申込額が大きすぎると、金融機関から見て返済能力を超えた借入れを試みていると判断されることがあります。
【審査における「キャッシング枠」の影響】
貸金業法に基づく総量規制では、年収の1/3を超えるキャッシング枠の設定はできないため、申込みの際には自身の年収に見合ったキャッシング枠を設定することが重要です。
特に、年収に対して不釣り合いに高いキャッシング枠を申し込む場合、経済的な困窮を示唆しているとみなされ、審査の際に不利に働くことがあります。
クレジットカードの利用履歴がない
クレジットカードの審査過程で、利用履歴の有無は重要なチェックポイントの一つです。
過去にクレジットカードやローンの利用がない場合、金融機関にとっては申込者の信用を判断するための直接的な情報が欠けていることになります。
一見、金融事故のリスクがないと思われがちですが、実際には信用情報に基づく返済実績がないため、金融機関からすれば信用度が不確かな状態となります。
クレジットカードやローンを利用して商品を購入し、問題なく返済を行ってきた人は、その返済実績を通じて一定の信用を築いています。
このような実績は、金融機関にとって申込者が今後も責任を持って返済を行うという信頼の証となります。
一方で、これまでクレジットカードを一度も利用したことがない人は、返済能力や信用性を証明する手段がないため、審査に通りにくくなるのです。
このジレンマを解消するためには、まず小さな信用を築くことから始めましょう。
【利用履歴の作り方】
- スマートフォンやタブレットを分割払いで購入する
- 小額のローンを組む
- ショッピングクレジットを利用するなど
などを利用して、返済実績を残すことが有効です。
これらの方法を通じて「信用」を構築し、金融機関からの信頼を勝ち取ることが、将来的にクレジットカードを含む様々な金融サービスを利用する際の基盤となります。
クレジットカードの審査で見られている審査項目
クレジットカードの審査では、申込者の信用性と支払い能力を複数の角度から評価します。
金融機関はこの評価を通じてリスク管理を行い、適切な顧客にサービスを提供しようと努めています。
【審査で見られている評価項目】
- 収入状況
- 就業状況
- クレジットヒストリー(他社借入の返済状況・債務履歴など)
主要な評価項目として、収入状況、就業状況、クレジットヒストリーがあり、これらに基づいて申込者の信用度が判断されます。
ここからはクレジットカードの審査で見られている評価項目について解説します。
収入状況
収入状況は、クレジットカードの審査における最も基本的な評価ポイントの一つです。
【「収入」の観点で審査に悪影響を及ぼす状況】
- 月々の収入がない
- 毎月の収入額に差がある
上記のような収入状況の方がクレジットカードの申し込みを行った場合、カード会社はカードの支払いを継続的に行うことが難しいと判断します。
このような判断を下す理由には、「貸し倒れのリスクを避けるため」でもあります。
【貸し倒れとは】
クレジット払いにおいて借り手が経済的な理由で借入金を返済できず、貸し手が資金回収を断念することを指します。
これにより、貸し手は損失を被るリスクが生じます。
そのため、申込時には税金や社会保険料を差し引く前の総収入額を正確に申告し、収入の安定性を証明する資料を提供することが重要です。
また、限度額を自分の収入や支出に見合った範囲内で申請することが望まれます。
就業状況
クレジットカードの審査において、申込者の就業状況は非常に重視されます。
これは、申込者が経済的に安定していて、将来的に返済能力を維持できるかどうかを評価する上で、重要な指標となるからです。
【就業状況で評価される情報】
- 安定した職業に就いていること
- 長期間同一企業に勤務していること
- 安定した収入の証明
例えば、職業は収入の安定性を示す主要な指標の一つであり、公務員や大手企業に勤める申込者は、収入が安定していると見なされ、審査に有利に働くことが多いです。
最も、公務員や大企業勤務の場合、経済的な安定感が高く評価され、返済能力に対する信頼が高まります。
また、勤続年数は申込者が職場でどれだけ長く働いているかを示し、これが長期間であればあるほど、職業的な安定性が認められ、クレジットカードの審査に有利です。
さらに雇用形態も審査の重要な要素です。
例えば、正社員として働いている申込者は、アルバイトや派遣社員などの非正規雇用に比べて収入が安定していると見なされます。
正社員は継続的な収入が見込めるため、返済能力があると評価されやすいです。
そのため、雇用形態によっても審査の結果が左右されることがあります。
クレジットヒストリー(他社借入の返済状況・債務履歴など)
クレジットヒストリーは、過去の金融行動が今後の信用にどう影響するかを示します。
【クレジットヒストリーで確認される情報】
- 過去にローンの返済遅延
- 他のクレジットカードの利用状況
- 債務整理を行った冷気がないかどうか
など、信用情報機関に記録されているデータがチェックされます。清潔な信用履歴は、審査通過の大きなポイントとなります。
これらの項目を総合的に評価し、カード会社は申込者が将来的に返済を適切に行えるかどうかを判断します。
審査は厳しいものの、これらの基準を理解し、適切に準備することで、審査の成功率を高めることができます。
クレジットカードの審査難易度を決める要素
クレジットカードの審査難易度は、主にカードのランクやステータス、そしてカードを発行している会社の種類によって異なります。
これらの要素が審査プロセスにおいて、どのように影響を与えるかを理解することは、新たにクレジットカードを申し込む際の参考になります。
クレジットカードのステータス・ランク
クレジットカードにはさまざまなステータスやランクが存在し、それぞれに特定の特典やサービスが付帯します。
一般的に、ブラックカード、プラチナカード、ゴールドカードという順にランクが上がります。
カードのランク | 一般カード | ゴールドカード | プラチナカード | ブラックカード |
---|---|---|---|---|
カードのステータス | 低い | やや高い | 高い | 高い |
審査難易度 | 比較的易しい | 比較的厳しい | 厳しい | 厳しい |
審査基準 | 高校生を除く18歳以上の方 | 高校生を除く18歳以上の方 安定かつ継続的な収入がある方 |
25歳以上で安定かつ継続的な収入がある方 年間利用額が100万円以上の方 信用情報傷がない方 ※学生の申し込みは不可 |
25歳以上で安定かつ継続的な収入がある方 年間利用額が300万円以上の方 信用情報傷がない方 ※学生の申し込みは不可 |
申し込み方法 | 店舗オンライン経由での申し込み | 店舗オンライン経由での申し込み | 店舗オンライン経由での申し込み ※一部インビテーション制あり |
インビテーション制 |
これらのカードは利用限度額が高く設定されていることが多く、その分審査も厳しい傾向にあります。
特にブラックカードやプラチナカードは、多くの場合招待制となっており、選ばれた一部の顧客にのみ発行されます。
これらのステータスカードを目指すには、まずは一般カードから始めて利用実績を積み上げることが重要です。
クレジットカードを発行している会社の属性
クレジットカードを発行している会社には、さまざまな種類があります。
【クレジットカードを発行している会社の属性】
- 銀行系クレジットカード
- 航空系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
- 消費者金融系クレジットカードなど
これらの会社の属性によっても審査の難易度は変わってきます。
一般に、流通系や消費者金融系のクレジットカードは、審査難易度が比較的低めに設定されていることが多く、これらのカードがより幅広い顧客層にサービスを提供することを目指しているためです。
特に、初めてクレジットカードを作る場合や、収入証明が難しいフリーランスなどの方にとって、これらのカードは入手しやすい選択肢となります。
クレジットカードの申し込みを検討する際は、自身の信用情報や収入状況を考慮しつつ、これらの要素を基にした審査の難易度を理解することが、成功の鍵となります。
また、ゴールドカードなどの中間ランクのカードは、一定の収入と良好なクレジットヒストリーがあれば比較的容易に取得できるため、ステータスカードへのステップアップを考えている方にとって良いスタートポイントになり得ます。
クレジットカードの審査落ちを防ぐ方法
クレジットカードの審査に落ちないためには、事前の準備と理解が必要です。
以下の方法は、審査の通過率を高めるために効果的な手段です。
【再審査を申し込む際の注意点】
- 申込情報を正しく記入する
- 個人信用情報をクリアにしてから申し込む
- キャッシング枠を設けないで申し込む
- 個人信用情報機関に問い合わせる
- ランクの低いカードを申し込む
- 他社からの借入がある場合は返済しておく
- 不必要なカードは解約しておく
これらの対策を講じることで、審査プロセスをスムーズに進め、クレジットカードを手に入れる確率を引き上げられます。
申込情報を正しく記入する
申込書に記載する情報は、審査の重要な基準であり、誤った情報や不完全な記入は、審査落ちの原因になり得ます。
申込時には、個人情報を正確に、かつ詳細に記入することが求められます。
【正確性が求められる情報】
- 雇用形態
- 年収
- 住所
- 電話番号など
特に、固定電話番号を記入することは、信用度を高める上で有利に働くことがあります。
個人信用情報をクリアにしてから申し込む
信用情報は、過去の金融取引履歴を記録したもので、カード会社はこの情報を基に審査を行います。
過去に支払い遅延や債務整理などのネガティブな記録がある場合、これらを清算し、信用情報をクリアにしてから申し込むことが重要です。
審査落ちから半年以上経過している場合も、再申込前に信用情報を確認し、問題がないことを確かめましょう。
キャッシング枠を設けないで申し込む
キャッシング枠は、クレジットカードの貸し倒れリスクを高める要因の一つです。
申込時にキャッシング枠を0に設定することで、審査におけるリスクを減少できます
キャッシング枠を必要としない場合は、この選択を通じて信用度を高めることができます。
個人信用情報機関に問い合わせる
自身の信用情報に誤りがないかを確認するために、個人信用情報機関に直接問い合わせることも有効な手段です。
信用情報機関 | 機関の概要 | 加盟している会社の系統 | 開示請求方法 |
---|---|---|---|
CIC(シー・アイ・シー) | クレジット会社の共同出資により設立された信用情報機関 | ・クレジットカード会社 ・消費者金融など |
・PCまたはスマートフォン ・郵送 |
JICC(日本信用情報機構) | 消費者金融が中心となって設立した信用情報機関 | ・金融機関(メガバンク・地方銀行など) ・消費者金融など |
・アプリによるスマホ申し込み ・郵送 |
KSC(全国銀行個人信用情報センター) | 全国銀行協会(JBA)によって運営されている信用情報機関 | ・メガバンク ・地方銀行 ・ネット銀行 ・信用金庫 ・信用組合 |
・PCまたはスマートフォン ・郵送 |
誤った情報が記載されている場合には、訂正を申し立てができます。
正確な情報に基づく審査は、不当な審査落ちを避けるためにも重要です。
ランクの低いカードを申し込む
クレジットカードのランクや種類によって、審査の難易度は異なります。
クレジットカードの系統 | クレジットカードの審査難易度 |
---|---|
クレジットカードのランク | ・ブラックカード:高 ・プラチナカード:高 ・ゴールドカード:中 ・一般カード:低(発行会社に依存) |
クレジットカードを発行している会社 | ・銀行系クレジットカード:高 ・航空系クレジットカード:中 ・信販系クレジットカード:低 ・流通系クレジットカード:低 ・消費者金融系クレジットカード:低 |
審査に自信がない場合や、初めてクレジットカードを申し込む場合は、審査に通りやすいとされるランクの低いカードから申し込むことをお勧めします。
審査基準が比較的緩やかなカードを選ぶことで、審査の通過率を高めることができます。
他社からの借入がある場合は返済しておく
他社からの借入は、新たなクレジットカードの審査に大きな影響を与えます。
借入があると、その返済負担が審査においてリスクと見なされ、承認が難しくなる可能性が高まります。
再審査を申し込む前に、可能な限り他社の借入を返済し、財務状態を改善することが望ましいです。
これにより、財務的な負担が軽減され、クレジットカード会社に安定した返済能力があると判断されやすくなります。
不必要なカードは解約しておく
複数のクレジットカードを持っていると、それが逆に信用性を低下させる原因となることがあります。
特に使用していない、または必要ないクレジットカードがある場合は、再審査に申し込む前にこれを解約することを検討しましょう。
不要なカードを解約することで、信用情報に記録される「クレジット利用枠」が減少し、金融機関から見た際の信用リスクが低減されます。
これにより、再審査時にクレジットカードの発行が容易になります。
クレジットカードの審査の通過率を上げる方法
クレジットカードの審査を通過するためには、信用情報の管理と経済的な安定が鍵となります。
審査においてカード会社が重視するのは、申込者が安定した収入を持ち、信頼性のある支払い履歴を有しているかどうかです。
ここからは、審査の通過率を上げるための具体的な方法を紹介します。
安定かつ継続的な収入状況を築く
カード会社は、申込者が安定かつ継続的な収入を得ているかを確認します。
安定した職業に就き、定期的な収入があることを証明できれば、返済能力があると見なされ、審査に有利に働きます。
【収入の証明ができる書類】
- 給料明細(直近3ヶ月のモノ)
- 源泉徴収票
- 所得証明書など
そのため、職業や収入状況に関する資料は、審査を通過する上で非常に重要な要素となります。
クレジットヒストリーを積み立てる
過去のクレジットカード利用履歴やローンの返済状況は、クレジットヒストリーとして記録されます。
【審査でプラスの評価になる情報】
- 支払い遅延や滞納がないこと
- 年間利用額が大きいこと
- 金融事故を引き起こしたいことがないこと
など、信頼性のある利用実績を持っていることが、審査通過の大きなポイントとなります。
このため、定期的に利用して支払いを滞りなく行うことが、良好なクレジットヒストリーを築くために必要です。
未払いになっている支払いを完済する
先のクレヒスに併せて、過去に支払い遅延や滞納がある場合は、これをすべて清算することが重要です。
未払いがある状態で新たにクレジットカードに申し込むと、審査に悪影響を及ぼします。
信用情報機関に記録される情報をクリアに保ち、審査に際してネガティブな影響を与えないようにしましょう。
多重申し込みをしない
短期間に複数のクレジットカードに申し込む「多重申し込み」は、金融機関から見るとリスク要因となります。
【多重申込みのリスク】
- 経済的に不安定である
- 過剰な借入を行おうとしていると解釈されるため
- 狩り倒れのリスクがあるため
申し込み情報は信用情報機関で共有されているため、新しいカードへの申し込みは慎重に行い、間隔を空けることが望ましいです。
クレジットカードの審査で必要になる書類
クレジットカードの審査プロセスは複数のステップに分かれており、各段階で異なる書類や情報が必要となります。
これらの準備を事前に整えることで、審査のスムーズな進行と成功の確率を高めることができます。
ここからは、審査の各段階で必要となる主なものを詳しく説明します。
申し込み時に必要なモノ
クレジットカード申込み時には、まず本人確認ができる書類が必要です。
【本人確認になる書類】
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証など
また、カードの利用代金を引き落とすための金融機関口座情報と、場合によっては銀行印も必要になることがあります。
【キャッシング枠を拡張する際に提出する書類】
- 所得証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書など
審査実施中に必要なモノ
審査中には、カード会社からの連絡を受け取るための電話番号が必要になります。
また、勤務先への在籍確認が行われる場合があるため、勤務先の電話番号も正確に提供する必要があります。
これらの情報は、審査プロセスの一環として、申込者の信用情報の確認や追加情報の要請に使用されます。
審査実施後に必要なモノ
審査が完了し、クレジットカードが発行されると、カードは申込者が指定した住所に郵送されます。
このため、審査完了後には、カードを受け取ることができる正確な住所情報が必要です。
クレジットカードの配送には本人限定受取郵便や宅配便が用いられるため、引越し予定がある場合は、新しい住所での申込みを検討するか、引越し後に申込みを行うと良いでしょう。
クレジットカードの審査の流れ
クレジットカードの申込からカード発行までの審査プロセスは、一連の段階を経て行われます。
【クレジットカードの審査の流れ】
- 申込フォームより基本情報の入力
- 申込者の社内審査
- 信用情報機関が持つ情報を基に審査
- 電話にて在籍確認
- 審査結果の通知及びカードの発送
このプロセスを理解することは、審査通過の可能性を高めるために役立ちます。
ここでは、ACマスターカードの申し込みを例に審査がどのように進行するかの詳細を説明します。
申込フォームより基本情報の入力
クレジットカードの申込みは、まずオンラインまたは郵送での申込フォームによる基本情報の入力から始まります。
【申込フォームに記入する情報】
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- 年収など
この情報は審査の初期段階で重要な役割を果たし、申込者がクレジットカードを適切に利用できるかどうかの基本的な判断材料となります。
申込者の社内審査
申込み情報が提出された後、カード発行会社は社内審査を行います。
【審査を進める時に使用する情報】
- 申込者のクレジットヒストリー
- 返済能力
- 勤務情報など
社内審査は主に自動化されたシステムによって行われ、申込者の信用スコアに基づいて迅速に処理されます。
信用情報機関が持つ情報を基に審査
社内審査の次のステップとして、カード発行会社は信用情報機関に照会を行います。
【照合する情報】
- 申込者の過去のクレジット利用履歴
- 返済状況
- 延滞記録などの詳細情報
信用情報の確認は、申込者の信用度を正確に把握するために不可欠です。
この情報に基づいて、申込者が将来的に責任を持って返済を行えるかどうかを評価します。
電話にて在籍確認
信用情報の確認後、必要に応じてカード発行会社は申込者の勤務先に電話をして在籍確認を行います。
在籍確認は、申込者が提供した勤務情報の正確性を確認するためのもので、申込者が実際に記載された企業に勤めているかどうかを確かめます。
このプロセスは、申込者の安定した収入源があることを確認するために重要です。
※1.ACマスターカードでは、原則在籍確認を実施しておりません。
※2.ただし実施が必要となった場合は、事前相談をもって確認を行います。
審査結果の通知及びカードの発送
全ての審査プロセスが完了した後、申込者に対して審査結果が通知されます。
審査に通過した場合、クレジットカードは申込者が指定した住所に郵送で送られます。
審査結果の通知方法やカードの到着までの時間は、カード発行会社によって異なりますが、一般的には数日から数週間の範囲です。
審査に落ちた場合でも、理由や今後の対策についての情報が提供されることがあります。
審査落ちが不安な方におすすめのクレジットカード
冒頭でも紹介したように、クレジットカードを発行するには、カード会社が設けている審査を通過しなければなりません。
加えて審査基準は、公にされておらず、審査に落ちた原因を問うても「対応しかねる」の一点張りです。
しかし、一部のクレジットカードには審査難易度が低く、比較的発行がしやすいクレジットカードがあります。
その特徴として以下の点が挙げられます。
【審査難易度が低いクレジットカードの特徴】
- カードのランクが低い
- 消費者金融や流通系の会社が発行している
- 年会費が無料のもの
- 申し込み要項で「収入状況」を問わないもの
- 学生や主婦の方でも発行ができるクレジットカード
これら5つの点を加味して、ここでは、クレジットカードの審査落ちが不安な方におすすめのクレジットカードを紹介します。
また以下は今回取り上げるクレジットカードの基本スペックをまとめた一覧表です。
カード名 | ACマスターカード | JCB CARD W | セゾンカード インターナショナル |
Tカード プラス (SMBCモビット next) |
SAISON CARD Digital | イオンカード セレクト |
---|---|---|---|---|---|---|
券面画像 | ||||||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 | 無料 | 無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.25% | 1.0%~5.5% | 0.5% | 0.50% | 0.5% | 0.5%~1.33% |
申し込み対象 | 満18歳以上 (高校生不可) |
18歳~39歳 | 満18歳以上 (※高校生を除く) |
年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方 | 18歳以上でSMSの連絡が取れる方 | 満18歳以上 (※高校生を除く) |
発行までかかる時間 | 最短即日 ※当日契約(融資)の期限は21時 |
最短で3営業日程度 | デジタルカードなら最短5分発行 | 1週間 | 最短5分 | 最短で2週間程度 |
ACマスターカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.25% |
国際ブランド | Mastercard |
ETCカードの年会費 | ― |
付帯保険 | ― |
発行までかかる時間 | 最短即日 ※当日契約(融資)の期限は21時 |
申し込み対象 | 満18歳以上 (高校生不可) |
ACマスターカードは、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のアコム株式会社から提供されているクレジットカードであり、特に即日発行を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
このカードの最大の特徴は、審査からカード発行までの速さにあります。
最短20分の審査時間を誇り、申込み当日にカードを手にすることが可能です。
ただし、ACマスターカードにはポイントサービスや付帯保険など、他のクレジットカードによく見られる特典が含まれていないという点が挙げられます。
このため、こうした追加サービスを重視する方には不向きです。
しかし、アコム独自の審査基準により、パートやアルバイトといった安定した収入がある方でも申し込みが可能であり、幅広い層にアクセスしやすいのが特徴です。
JCB CARD W
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~10.5% |
国際ブランド | JCB |
ETCカードの年会費 | 無料 |
付帯保険 | 海外旅行保険 |
発行までかかる時間 | 最短で3営業日程度 |
申し込み対象 | 高校生を除く18歳~39歳の方 |
JCB CARD Wは、30代までの若年層を主な対象としたクレジットカードで、年会費が永年無料である点が大きな魅力です。
特に18歳以上39歳以下の方々にとって、その利用条件とサービスは非常に魅力的であり、申し込み条件も本人または配偶者に安定した収入があること、あるいは18歳以上の学生であれば可能です。
このカードの最大の特徴は、ポイント還元率が1.0%から最高で10.5%に達することで、特定の条件下での買い物やサービス利用でポイントが増加します。
また、JCB CARD Wは海外旅行保険が付帯しており、旅行好きの若者にとっても安心のサポートを提供します。
このカードは、日常生活の中で効率良くポイントを貯めたい方、セキュリティに配慮したカードを求める方、そして若年層に限定された特典を享受したい方にとって、最適な選択肢の一つです。
\ JCB CARD W /
セゾンカードインターナショナル
年会費 | 無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 0.5%〜1.0% |
国際ブランド | VISA・JCB・Mastercard |
ETCカードの年会費 | 無料 |
付帯保険 | ― |
発行までかかる時間 | 最短即日 |
申し込み対象 | 満18歳以上 (※高校生を除く) |
セゾンカードインターナショナルは、使い勝手の良さと手軽さで注目されているクレジットカードです。
年会費が永年無料である点が大きな魅力で、初年度はもちろん、2年目以降も追加費用なしで利用できます。
ポイント還元率は0.5%から最高1.0%に設定されており、日常のショッピングや各種サービス利用で効率よくポイントを貯めることができます。
加えて、永久不滅ポイントという、有効期限のないポイントシステムを採用しているため、じっくりとポイントを貯め、様々な商品やサービスに交換できます。
発行スピードも特筆すべき点で、デジタルカードであれば申し込みから最短5分でカード番号の発行が可能であり、従来のプラスチックカードでもセゾンカウンターでの即日発行が可能です。
これは、急ぎでクレジットカードを手に入れたいというニーズに応えるものであり、特に時間がない場合に大変便利です。
\ 年会費永久無料 /
イオンカードセレクト
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA・JCB・Mastercard |
ETCカードの年会費 | 無料 |
付帯保険 | 国内旅行:最大3,000万円 海外旅行傷害保険:最大5,000万円 |
発行までかかる時間 | 最短で2週間程度 |
申し込み対象 | 満18歳以上 (※高校生を除く) |
イオンカードセレクトは、イオングループでのお買い物が特にお得になるクレジットカードです。
年会費が永年無料で、基本のポイント還元率は0.5%となっていますが、イオングループの店舗ではさらにポイントアップのチャンスが多数あります。
特に毎月20日・30日は5%OFFとなり、イオンやダイエーなどの対象店舗では常時ポイントが2倍になります。
このカードは流通系クレジットカードとして、審査の難易度も比較的低めに設定されているため、学生や主婦の方でも申し込みやすくなっています。
加えて、新規入会者向けには最大5,000WAON POINTのプレゼントがあり、その日のうちに最短即日でカードを発行し受け取ることも可能です。
しかし、デメリットとしては、付帯する保険がショッピング保険のみであり、基本ポイント還元率が平均的な水準である点が挙げられます。
\ イオンカードミニオンズ/
Tカード プラス(SMBCモビット next)
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | Mastercard |
ETCカードの年会費 | 無料 |
付帯保険 | 年間100万円までのショッピング補償 |
発行までかかる時間 | 1週間 |
申し込み対象 | 年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方 |
Tカード プラス(SMBCモビット next)は、消費者金融大手のモビットが提供する革新的なクレジットカードです。
このカードの最大の魅力は、カードローン、クレジットカード機能、そしてTポイントカードの機能が一枚に集約されている点にあります。
これにより、日常の買い物から急な資金ニーズまで、幅広いシチュエーションでこの一枚が活躍します。
カードローン機能については、スマホやパソコンからの申し込み後、最短3分で指定の口座に振り込みが可能となっており、緊急時の資金調達にも迅速に対応できる点が大きな利点です。
加えて、Tポイントが貯まるクレジットカードとしての機能も持っているため、Tポイント提携先での利用時にはポイントの二重取りも可能となり、お得に利用できます。
SAISON CARD Digital
年会費 | 無料 |
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ポイント還元率 | 0.5% |
国際ブランド | VISA MasterCard JCB American Expres |
ETCカードの年会費 | 無料 |
付帯保険 | ― |
発行までかかる時間 | 最短5分 |
申し込み対象 | 18歳以上でSMSの連絡が取れる方 |
SAISON CARD Digitalは、現代のデジタルファーストな生活様式にマッチしたクレジットカードで、特にスピードと利便性を求めるユーザーに適しています。
このカードの最大の特徴は、申込みからわずか5分でカード番号の発行が可能であることです。
これにより、緊急のオンライン支払いや、突然の必要性が生じた際にも迅速に対応できます。
年会費は初年度から永年無料で、Visa、Mastercard、JCB、American Expressなど、複数の国際ブランドの中から選択できるため、世界中どこでも利用の幅が広がります。
また、「永久不滅ポイント」というポイントプログラムが特長で、これはポイントの有効期限がなく、貯まったポイントで最大5円相当のアイテムに交換できるシステムです。
通常の利用で1,000円につき1ポイントが貯まり、貯めたポイントは多岐にわたる商品やサービスに利用可能です。
審査なしで発行できるおすすめのカード3選
クレジットカードの審査に不安がある方や、過去に審査で落ちた経験がある方でも安心して使用できる代替手段があります。
審査なしで手に入れられるデビットカード、プリペイドカード、そして家族がメインカード所有者であれば利用可能な家族カードの3つがその代表例です。
これらのカードは、クレジットカードと同様に広範な用途で使用でき、日々の生活で大きなサポートとなります。
デビットカード
デビットカードは、使用した金額が即座に銀行口座から引き落とされる仕組みです。
クレジットカードのように後払いではなく、実質的には「現金払い」に近い形で利用できるため、支出管理がしやすいという利点があります。
カードの形態 | クレジットカード | デビットカード |
---|---|---|
年会費 | カードのランク・種類によって発生 | なし |
審査 | あり | なし |
付帯特典・サービス | あり | なし |
支払方法 | 後払い | 即日払い(一括のみ) |
申込対象年齢 | 高校生を除く18歳以上 | 高校生を含む15~16歳の方 |
審査が不要で、銀行口座を持っていれば簡単に発行できるので、クレジットカードが作れない方にもおすすめです。
多くのデビットカードにはポイント還元機能があり、日常のショッピングやオンライン決済に便利に活用できます。
プリペイドカード
プリペイドカードは、事前にチャージしておいた金額の範囲内で使用できるカードです。
審査を必要とせず、誰でも容易に入手できる点が魅力です。
カードの形態 | クレジットカード | プリペイドカード |
---|---|---|
年会費 | カードのランク・種類によって発生 | なし |
審査 | あり | なし |
付帯特典・サービス | あり | なし |
支払方法 | 後払い | 即日払い(支払額はチャージした金額に依存) |
申込対象年齢 | 高校生を除く18歳以上 | なし |
オンラインショッピングや海外旅行時の支払い、デジタルコンテンツの購入など、幅広い用途で利用可能です。また、使用する金額を事前にコントロールできるため、無駄遣いを防ぎたい方にも適しています。
家族カード
家族カードは、クレジットカードのメインカード所有者が家族(配偶者や子どもなど)に提供できるカードです。
カードの形態 | クレジットカード | 家族カード |
---|---|---|
年会費 | カードのランク・種類によって発生 | 付帯先のカードのランク・種類によって発生 |
審査 | あり | なし |
付帯特典・サービス | あり | あり |
支払方法 | 後払い | 後払い |
申込対象年齢 | 高校生を除く18歳以上 | 高校生を除く18歳以上 |
【家族カードを利用するメリット】
- メインカード所有者のクレジットヒストリーに基づいて発行される
- 申込者本人の年収や職業クレジットヒストリーに左右されずに発行できる
利用可能額はメインカード所有者の信用枠内で共有されますが、家族間での支出管理や緊急時の利用に便利です。
クレジットカードの審査に関する質問
クレジットカードの審査については多くの疑問があります。
ここでは、特によくある質問に焦点を当てて、それぞれの疑問に対する解説を行います。
クレジットカードの審査に落ちてすぐに再申し込みはできる?
クレジットカードの審査に落ちた後、すぐに同じカードへの再申し込みをおすすめしません。
多くの場合、審査に落ちた理由が改善されていない限り、再申し込みでも同様の結果になる可能性が高いです。
一般的には、審査落ちから半年程度の期間を空けるのが適切です。
この期間を利用して、クレジットヒストリーや収入状況など、審査に影響する要素を改善することが重要です。
クレジットカードの審査に落ちた理由は教えてくれる?
クレジットカードの審査に落ちた具体的な理由をカード会社から直接教えてもらえません。
これは、審査基準がカード会社ごとに異なり、かつ複数の要因が組み合わさって判断されるためです。
ただし、自身の信用情報に問題がないかを確認することは可能であり、信用情報機関に照会して、信用記録を確認することで、審査落ちの原因を推測することができます。
家族カード審査に落ちることはある?
家族カードの審査に関しては、メインカード所有者の信用状況が主な判断基準となるため、メインカードが問題なく利用されていれば、家族カードの審査に落ちるケースは少ないです。
ただし、家族カード申込者自身の信用情報に問題がある場合や、メインカード所有者の利用枠が既に多額である場合などには、発行が見送られます。
クレジットカードの審査が通りやすいモノはある?
審査基準が比較的緩やかなクレジットカードも存在します。
特に、学生向けカードや、入会条件が比較的緩いショッピングモールや特定のブランドが提供するカードなどがその例です。
これらのカードは、入会のハードルを下げている分、利用限度額が低めに設定されていることが一般的です。
クレジットカードの審査は土日・祝でもやってくれる?
クレジットカードの審査は、カード会社や申し込みの方法によって異なりますが、一部のカード会社では土日や祝日も含めて審査を行っています。
特に、オンラインでの申し込みと即時審査を謳うカードの場合、週末でも審査結果が出ることがあります。
ただし、具体的な対応はカード会社によって異なるため、申し込み前に確認が必要です。
無職でも貯金や資産があればクレジットカードの審査に落ちる?
無職であっても貯金や資産がある場合、クレジットカードの審査に通る可能性はゼロではありません。
審査基準はカード会社によって異なりますが、安定した収入がない場合でも、一定の資産があることで返済能力があると判断されることもあります。
しかし、無職の状態での申し込みは一般的に審査が厳しくなる傾向にあるため、個々の状況に応じて適切なカード選びが重要です。
クレジットカードの審査に落ちても再申し込みはできる
クレジットカードの審査に落ちた経験がある人は、再申し込みの可能性について懸念するでしょう。
しかし、審査に落ちたからといって、永久にクレジットカードを持つチャンスを失うわけではありません。
審査に落ちた理由を理解し、必要な改善を行った上で再申し込みをすれば、審査を通過することはできます。
なお、多くの場合、具体的な理由は教えてもらえませんが、信用情報の確認や自身の経済状況を振り返ることで、推測できます。
推測した情報を適切に改善すれば、タイミングを見計らって再申し込みをすれば、審査を通過するチャンスは十分にあります。
重要なのは、自身の信用情報を正しく理解し、継続的に良好な信用履歴を築き上げていくことです。