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資産形成と資産運用の違いとは?必要性・すすめ方を初心者向けに解説

資産形成と資産運用の違いとは?必要性・すすめ方を初心者向けに解説

「資産形成と資産運用ってどう違うの?」
「資産を増やすためには、どちらを選べば良い?」
「資産形成と資産運用って、同じものじゃなかったの…?」

資産形成と資産運用の違いが分からなくて、戸惑っていませんか?

どちらも同じものだと認識している人もいますね。

資産形成と資産運用には、明確な違いがあります。

結婚・子育て・マイホーム購入・老後など、これからのライフイベントに備えて資産を増やしていきたい人は二つの違いをしっかり押さえて、効率良くお金を増やしていきましょう!

このページでは資産形成と資産運用の違いを、初心者向けに分かりやすく解説していきます。

まずはどちらが自分に向いているかチェックしてみましょう。

記事後半では資産形成と資産運用のすすめ方を解説しています。

最後まで読んで、豊かな将来のために資産を増やす参考にしてください!

このページで分かること

  • 資産形成と資産運用の違い
  • 資産形成と資産運用の必要性
  • 資産形成と資産運用のすすめ方

2024年現在の情報になります。

※本ページにはPRが含まれます。

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資産形成と資産運用の違いとは?

資産形成と資産運用の違い-20230203

将来のライフイベントに備えるために、「貯金だけではだめだ!資産を増やしていかないと!」と考え始めている人は急増しています。

それだけ現代日本人を取り巻く、お金事情は厳しくなっているわけです。

しかし資産を増やすためにはどうすれば良いのかを検索した時、「資産形成」や「資産運用」の言葉をあちこちで見かけて混乱してしまっていませんか?

簡単に説明すると「資産形成」とはゼロから資産を作っていくことで、「資産運用」とはある程度まとまった金額で投資することを指します。

それぞれの違いを、初心者向けに分かりやすく解説していきますね。

資産形成と資産運用の違いとは?

  • 資産形成とは?
  • 資産運用とは?

まずはそれぞれの違いを理解することで、自分に合ったやり方で資産を増やす方法は何かが分かりますよ。

資産形成とは?

資産形成とは、ゼロから資産を増やすことを指します。

年齢や資金力を問わないので、誰でも気軽に始められるものです。

働いて得た収入を「貯金」していき、ある程度まとまった資金ができたら「投資」でお金を増やしていきます。

資産形成とは「貯金」と「投資」を組み合わせて、資産を積み上げていくイメージですね。

資産運用とは?

ある程度まとまった資金を元手にして、投資で資産を増やしていくことを資産運用と呼びます。

資産運用は貯金と並んで資産形成の手段の一つ、とイメージすると分かりやすいですよ。

1,000万円ほどの資産を保有してから、資産運用を始めるのが一般的です。

資産運用では投資でお金を増やしていけますが、貯金と違って元本割れリスクがある点には注意しましょう。

少額積立投資で長期運用して利益を出していく方法もあります。
大金が手元にない20代・30代の人でも長期運用を視野に入れて、資産形成の一つとして資産運用を始める人が増えていますよ。

資産形成と資産運用の必要性

資産形成と資産運用の違い②-20230203

近年注目が高まっている資産形成と資産運用ですが、本当に自分にとって必要なものなのか改めて見直してみましょう。

下記それぞれをチェックして、運用スタイルを決めると良いですよ。

資産形成と資産運用の必要性

  • 資産形成で将来のライフイベントに備える
  • 資産形成で大きな資産を築けるのか?

資産形成や資産運用を効率良くすすめるには、目的・目標額・期間を明確にしておくことが大切です。

そのためにも、なんのために資産形成や資産運用が必要なのか、しっかり理解しておきましょうね。

資産形成で将来のライフイベントに備える

労働収入を「貯めて使って」というこれまでのお金サイクルでは、現代日本ではお金を増やせないままです。

人生の三大資金と呼ばれる「教育費」「住宅費」「老後資金」に備えるためにも、自分自身が意識を持って資金を準備しなければなりません。

人生の三大資金がイメージできない若い世代や独身の人も、生活していれば多かれ少なれライフイベントに必要なお金は発生します。

大小さまざまなライフイベントに備えて、資金をしっかり準備していくことは重要です。

事前に資金計画を立てておくことで、資産形成がスムーズにすすみます。

資産形成で大きな資産を築けるのか?

資産形成で、大きな資産を築けます。

上述の解説の通りまずは収入を貯金し、ある程度まとまった資金ができたら資産を運用してお金を増やしていくのが、資産形成の基本的な流れです。

そもそもの貯金額を増やすためには、まず収入アップを目指しましょう。

収入があがれば貯金額が増やせるので、資産も大きく増えます。

収入を上げるには営業成績を上げたりノルマを達成するほか、昇進・昇給する方法がありますね。

また副業をする人も増えています。

安定して貯金するためには、節約・先取貯金・家計の見直しを徹底していきましょう!

効率良く資産を増やし資金に余裕が出れば、投資で資産を増やしていけますね。

資産形成と資産運用のすすめ方4STEP

資産形成と資産運用の違い③-20230203

資産形成と資産運用のすすめ方を、4STEPで分かりやすく解説していきます。

下記の流れを押さえて、スムーズに資産形成と資産運用を始めましょう!

資産形成と資産運用のすすめ方4STEP

  • 貯金する
  • 投資する
  • バランス良く組み合わせてリスクを軽減させる
  • 長期運用する

初心者向けのやり方をまとめているので、不安な人も安心して取り組み始められますよ!

STEP①貯金する

ゼロから始める資産形成の第一歩は、貯金です。

超低金利時代の今、銀行に預けるだけでは資産が増えるわけではありません。

しかし銀行が倒産したとしても、資産1,000万円までは保証されるんですよ。

貯金には流動性の高い普通預金と、一定期間引き出せない定期預金の2種類あります。

また円と外貨で、通過を分散させて貯金する方法もあるので、それぞれ解説していきますね。

貯金する

  • 普通預金・定期預金
  • 外貨普通預金・外貨定期預金

まずは収入をコツコツと貯金して、資産にある程度余裕ができるまで続けましょう!

普通預金・定期預金

生活費に使うお金は流動性が高いので、普通預金口座を使うと良いですよ。

ただし普通預金の金利は0.001%でかなり低いです。

定期預金は、普通預金と比べると金利が少し高くなります。

ただし流動性が高い普通預金と異なり、定期預金口座は一定期間引き出せないという特徴があります。

うっかり手を付けてしまっては困る資金(教育費・老後資金など)は、定期預金にお金を預けると良いですよ。

最大1,000万円までは元本保証されているので、資産は増えませんが安心感は強い方法です。

外貨普通預金・外貨定期預金

外貨での普通預金と定期預金で貯金することも、検討してください。

上述で解説した普通預金・定期預金と基本的には同じ内容ですが、通貨が円ではなく外貨になる点だけが異なります。

外貨預金の金利が日本よりも高いと、貯金だけでもお金が増やせますね。

外貨預金で、為替差益により高い預金金利を狙えます。

また円安がすすむと、為替差益によって利益を得やすいです。

ただし円高によって、元本割れのリスクがあることも覚えておきましょう。

STEP②投資する

貯金である程度まとまった資金ができたら、次は投資で資産運用を始めます。

初心者向けの投資方法を下記4つまとめたので、取り組めそうなものから始めてみましょう。

投資方法4つ

  • 投資信託
  • つみたてNISA
  • iDeCo
  • 株式投資

なお資産運用するにあたり、最低6カ月分の生活費を確保して残った余剰資金を投資に回すお金としてください。

資産形成における投資では、長期運用が前提です。

投資によって日々の生活が苦しくなり、投資に回す資金に余裕がなくなったり運用を中断してしまうと、長期運用のメリットを十分に享受できませんよ。

それぞれの特徴をチェックして、自分に合ったものやできそうなものを選んでください。

投資信託

投資に関する知識や経験が不安な初心者は、運用をプロに任せられる投資信託がおすすめ!

投資家たちから集めた資金で、投資のプロであるファンドマネージャーが運用します。

運用によって得た利益を受け取ることになるので、知識がない投資初心者にぴったりですね。

仕事で忙しくて運用する時間がない人も、投資信託なら取り組みやすいです。

そのほか投資信託のメリット・デメリットを、下記からチェックしておきましょう。

【メリット】

  • 専門的な知識が不要なので初心者も気軽に始められる
  • 資金力に不安がある人も少額から始められる
  • 分散投資なのでリスクが軽減されている

【デメリット】

  • 長期運用が前提なので中断すると利益が得られない
  • 商品(銘柄)が多いので最初に選ぶのが大変
  • 手数料がかかる

つみたてNISA

つみたてNISAとは少額投資非課税制度を指し、投資で得た利益が非課税になる節税効果抜群の投資方法です。

投資で得た利益は、通常約20%の税金がかかります。

非課税になるだけで、資産をより効率的に増やしていけますね。

ただし、つみたてNISAの非課税期間は上限がある点に注意してください。

非課税枠の上限は、運用期間最長20年・年間最大40万円までですよ。

つみたてNISAのメリットとデメリットは、下記の通りです。

【メリット】

  • 少額積立投資で初心者でも始めやすい
  • 投資商品は国の基準を満たした長期運用向け投信のみで安心
  • 安定した資産形成ができる

【デメリット】

  • 一人一NISA口座しか持てない
  • 元本割れのリスクがある
  • 短期間で利益を得られない

非課税枠で積極的に運用して利益を出していきたい人は、一般NISAをチェックしてみましょう!
株・ETF・REITなど幅広い商品から、投資先を選べますよ。

iDeCo

iDeCoとは個人型確定拠出年金とも呼ばれる、国が支援する私的個人年金制度。

自分で設定した掛け金を60歳まで毎月積み立て、運用益は非課税となります。

上述のNISAと同様に税金が優遇される制度のため、節税して効率良くお金を増やせます。

iDeCoのメリット・デメリットは、下記をご覧ください。

【メリット】

  • 積立掛け金は控除の対象
  • 所得税と住民税が軽減される
  • 運用益が非課税のまま長期運用できる

【デメリット】

  • 60歳までは引き出せない
  • 受取額は運用実績次第になる

60歳までお金を引き出せませんが、老後資金を確実に確保できる点が強みともいえますね。

貯金が苦手な人やプラスアルファの老後資金を準備しておきたい人は、iDeCoの運用を検討してみてください。

株式投資

投資に慣れてきて自分でも積極的に資産運用をしたい人は、株式投資がぴったり!

上場した株式会社の株式の売買で「売却益」を得られ、うまくいけば短期間で大きな利益が得られます。

また株式を保有することで「配当金」を受け取られたり、「株主優待」でクーポンや商品をもらえることも。

株式投資が気になる人は、どんなメリットとデメリットがあるのか、下記からしっかり確認しておきましょう。

【メリット】

  • 株主になって配当金・株主優待が狙える
  • 近年は少額から始められる株式が増えている
  • 短期運用でもハイリターンに期待できる

【デメリット】

  • 元本割れリスク
  • 株式保有会社の倒産リスク
  • 投資の勉強が必要

株式投資で資産運用したい人は、自分で勉強して積極的に投資していきたい人に向いていますね。

なるべくリスクを減らすため、一点集中投資ではなく分散投資するよう心がけましょう。

投資初心者や時間がない人は投信、積極的に運用していきたい人は株が向いていますよ。
節税できるNISA・つみたてNISA・iDeCoの運用も視野に入れると、より効率良く資産を増やせそうですね。

STEP③バランス良く組み合わせてリスクを軽減させる

資産形成は、貯金と投資をバランス良く組み合わせることが肝です。

また資産運用を成功させるための秘訣は、「分散投資」です。

分散投資では、基本的に「時間(時期)」「通貨(地域)」「商品(銘柄)」を分散させリスクを軽減する投資方法を指します。

下記表は分散投資のイメージです。

分散するもの イメージ
時間(時期) 長期運用で時間を分散させる
例:ドルコスト平均法
通貨(地域) 円投資・外貨投資を組み合わせる
例:外貨定期預金
商品(銘柄) 複数の資産を組み合わせて運用する
例:国内株式&外国株式&債券投資&投資信託

上記のイメージで分散投資することで、投資につきものであるリスクを最小限に抑えられます。

分散投資を意識した投資で資産運用をして、貯金とうまく組み合わせていくのが理想的な資産形成ですね。

STEP④長期運用する

資産形成は長期運用を前提とすることで、最大限メリットを享受できます。

長期運用とは、「時間を味方につける」ことです。

資産形成で投資を長期運用することで、複利に期待できます。

複利は投資で得た利益を元本に積み重ね、利益を積んだ元本を新たな元本としてさらなる利益を得ることを指します。

雪だるまを長く転がすほど、雪だるまが大きくなるのをイメージすると分かりやすいと思います。

より大きい資産形成をするためには、長期運用して時間を味方につけることが大事ですよ!

資産を効率良く増やして将来に備えたい人は「キッズ・マネー・ステーション」の講座に参加しよう

キッズ・マネー・ステーション,ロゴ

キッズ・マネー・ステーションのおすすめポイント

  • 金融教育18年の実績・信頼
  • 資産形成や資産運用のいろはが学べる
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【まとめ】初心者は資産形成から始めてみよう!

このページでは、資産形成と資産運用の違いについて解説していきました。

初心者は、ゼロから始められる資産形成から始めてみましょう!

コツコツと貯金して、ある程度資金に余裕ができてきたら投資で資産を増やしていきたいですね。

貯金だけではお金を増やせない現代は、豊かな将来に備えて自分自身で資金形成していくことがとても大切です。

資金形成のやり方に不安がある人は、下記の初心者向けの流れを改めて確認しておきましょう。

資産形成と資産運用のすすめ方4STEP

  • 貯金する
  • 投資する
  • バランス良く組み合わせてリスクを軽減させる
  • 長期運用する

投資で資産運用していく際は、「分散投資」で「長期運用」していくことを押さえておくとスムーズですよ。

資産形成や投資が不安な人や、積極的に資産運用していきたい人は「キッズ・マネー・ステーション」の講座に参加してみてください。

資産形成や資産運用に関して、正しい知識ややり方を学べます。

さらに親子で学べる講座もあるので、子供に資産形成について教えられるのが強み。

キッズ・マネー・ステーションで資産形成について勉強して、親子で豊かな将来に備えていきましょう!

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