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ブラックカードの特徴や審査基準を徹底解説!カードを発行するための条件やおすすめのブラックカードを紹介

ブラックカードの特徴や審査基準を徹底解説!カードを発行するための条件やおすすめのブラックカードを紹介

ブラックカードはクレジットカード階級の頂点に君臨する、極めてエクスクルーシブなステータスシンボルです。

基本的に一般、ゴールド、プラチナといったカードを上回る位置づけであり、保有することでさまざまな特権やサービスが享受できます。

【ブラックカードの特徴】

  • 高い年会費と厳格な審査条件
  • 豪華な特典とサービス
  • 高い信用度の象徴

カードによって提供される特典やサービスは異なりますが、ブラックカードの情報は一般に広く公開されておらず、入手可能な情報は限られています。

無限の利用枠やプライベートジェット利用など、非日常的なサービスも提供される場合があります。

またブラックカードは、特定のカード会社のみが発行する、最高ランクのカードであり、全てのカード会社がブラックカードを提供しているわけではありません。

例えば、以下のようなカードがその一例です。

ブラックカードを取得するには、基本的にはカード会社からの招待が必要です。

このため、ブラックカードを目指している人は、まずは同じカード会社のプラチナカードを取得し、そこから実績を積み重ねていく必要があることを意識することが大切です。

そこで今回は、ブラックカードの特徴や審査基準、カード会社から招待状を受ける方法を紹介します。

このページで分かること

  • ブラックカードの審査の難易度
  • ブラックカードの審査で見られるポイント
  • おすすめのブラックカード
  • ブラックカードの審査・発行に当たって押さえるべきQ&A

ブラックカードに興味のある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

※当記事は2024年現在の情報になります

※本ページにはPRが含まれます。

目次

ブラックカードの特徴

そもそもブラックカードとはどのようなカードをいうのでしょうか。

ブラックカードとは、クレジットカードの優良利用者に対して、クレジットカード会社が利用を薦める、特別なクレジットカードのことです。

一般的には、プレミアムカードやエリートカードとも呼ばれ、通常のクレジットカードでは受けられないさまざまなサービスを提供してくれます。

ここでは一般的なブラックカードの特徴を以下の3つにまとめ、それぞれ詳しく解説します。

一般的なブラックカードの特徴

  • 高い年会費と厳格な審査条件
  • 豪華な特典とサービス
  • 高い信用度の象徴

高い年会費と厳格な審査条件

ブラックカードは、その所有者に対して一般的なクレジットカードとは一線を画す特別なサービスやステータスを提供しますが、それには高額な年会費という代償が伴います。

これらのカードは、高い収入や信頼できる信用履歴といった厳格な条件をクリアした人々のみが利用できる限定されたサービスです。

以下は、後述するブラックカードの年会費の一覧になります。

ブラックカード 年会費
ラグジュアリーカード ブラック 110,000円(初年度半額)
ダイナースクラブ プレミアムカード 143,000円
JCBザ・クラス 55,000円
楽天ブラックカード 33,000円
セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード 242,000円
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード 385,000円(別途入会金として550,000円必要)
ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond 660,000円(税込)
※入会金110万円が必要

上記表中の年会費からうかがえるように、同じブラックカードでも、数万円のものがあれば、初期費用込みで数百万円に及ぶものもあります。

いずれも、一般的なクレジットカードの年会費と比べて格段に高額です。

しかし、この高額な年会費を支払うことで得られるサービスは、他のランクのクレジットカードでは利用できないものが大多数を占めています。

また、ブラックカードの審査基準は非常に厳格であり、申請者は高い信用スコアはもちろんのこと、安定した高収入があることを証明する必要があります。

【ブラックカードの審査基準】

  • 年間利用額が数百万運単位
  • 個人信用情報に金融事故を引き起こした経歴等がない

これらの要件は、ブラックカードが一般的な利用者向けではなく、特定の高収入層や一定の社会的地位を持つ人々に向けたものであることを示しています。

このように、ブラックカードを持つことは、単に金銭的な余裕を象徴するだけでなく、一定の成功や社会的ステータスの証と見なされることが多いです。

しかし、高額な年会費という壁を超え、厳格な審査を通過することができたとしても、カードの維持にはこれらのサービスを積極的に利用し、その価値を最大限に活用することが求められます。

豪華な特典とサービス

ブラックカードは、その所有者に向けた独特の世界を開く鍵となります。

これらのカードは、通常のクレジットカードとは一線を画す、非常に豪華な特典とサービスを提供します。

【ブラックカードに付帯している代表的なサービス】

  • 24時間365日いつでも利用できる専任のコンシェルジュサービス
  • 世界中の高級ホテルやレストランでの優遇待遇が享受できる
  • 一般公開されないような特別イベントや、VIP専用の体験への招待など

またブラックカードは、ビジネスの場でも利用できるサービスや付帯保険がついています。

例えば、空港のラウンジアクセス、フライトのアップグレード、ホテルステイのアップグレードなど、旅の快適性を大きく向上させるサービスが提供されます。

これらのサービスや特典は、ブラックカードを持つことの最大の魅力の一つであり、所有者にとっては日常生活やビジネス、レジャーにおいて大きな利点をもたらします。

ブラックカードの持つこれらの豪華なサービスと特典は、一般的なクレジットカード利用者が享受できるものとは一線を画し、所有者に対して真に特別な体験を提供することを目的としています。

高い信用度の象徴

ブラックカードの所有は、個人が社会的及び財務的に優れた信用度を持っていることの証として広く認識されています。

【ブラックカードを取得するためのプロセス】

  • 安定かつ継続的な財務状況の構築
  • 金融事故を引き起こした経歴がない高い信用情報の構築

この2つのプロセスを構築することにより、ブラックカード所有者は一般に、高い信頼性と経済的な強さを兼ね備えた人物と見なされます。

中でも高い信用度は、所有者に多くの利点を提供します。

例えば、金融市場でより良い条件を得やすくなり、高額なクレジット枠や有利な金利での融資を受けることが可能になります。

さらに、ブラックカード所有者はビジネスの場面での交渉やパートナーシップ構築においても、その信用度が有利に作用することがあります。

この信用度により、特別な待遇やサービスを受けることができるケースも珍しくありません。

ブラックカードの審査難易度

ブラックカードは、その独特な特権とサービスによって、一般のクレジットカードと一線を画しています。

これに伴い、ブラックカードの審査は、一般的なクレジットカードに比べて、より厳格な基準に基づいて行われると考えられます。

厳格な審査が執り行われる理由には、カード取得条件の1つ「招待状の受取(インビテーション制)」に起因しています。

これをカード会社側から受け取れる方というのは、高い信用度の証明につながります。

とはいえ、ブラックカードを発行している各クレジットカード会社は、ブラックカードの審査基準を公表していません

しかし高い収入や信用度、そして過去のクレジットカード利用履歴が重要な審査の要素となることは間違いないでしょう。

総合的に考えると、ブラックカードの審査難易度は高いと言えます。

これは、ブラックカードが持つ独特の価値と地位を維持するために必要な措置とみていいでしょう。

審査を通過してブラックカードを発行できる人の年収の目安額

ブラックカードの審査基準は明確にされてはいませんが、1つの目安となる要素が、利用者の年収です。

年収が高ければ高いほどクレジットカード会社からの信頼を得やすいので、ブラックカードを発行できる可能性も大きくなります。

ただし、どのクレジットカード会社も「〇〇円以上の年収でブラックカードを発行します」とは公表していません。

そのため、具体的な数字は出せないのが現状です。

一般的に、ブラックカード発行に必要な年収は1,000万円以上というのが1つの目安とされています。

ただし、利用実績が短かったり高額決済が少なかったりすると、高年収を稼いでいる場合でもブラックカード発行できないケースが多いです。

次の見出しでは、ブラックカードを発行できる人の特徴を解説するので、参考にしてください。

審査を通過してブラックカードを持っている人の条件

上で解説したように、ブラックカードの審査基準が明確にされていない以上「この条件さえ満たせばブラックカードが発行される」といったように、明確な線引きはできません。

ただし、以下のような方であるほどブラックカードを発行できる可能性が高くなります。

ブラックカードを発行しやすい人とは?

  • 高年収を得ている
  • 年間の利用額が大きい
  • 支払いの滞納や延滞がない
  • 長期間のカード利用実績がある

高年収を得ている

年収は、ブラックカードの発行に関わる重要な要素です。

後ほど解説するように、ブラックカードは年会費が高額であったり、年間の利用額が大きい事が審査基準として見られやすいです。

そのため、年収が高ければ高いほど返済能力も高いとみなされ、ブラックカードの審査に通りやすくなります。

クレジットカードの年間利用額が大きい

年間の利用額が大きいこともブラックカードのインビテーションを受ける上で重要なポイントです。

具体的な基準や金額は明確にされていませんが、年収が高くない方でも、クレジットカードの年間利用額が多い場合、カード会社からブラックカードのインビテーションを受ける可能性があるといわれています。

カード会社は、年間利用額が大きいカード会員に対して、特典や優遇措置を提供することで顧客の満足度を高め、より利用を促そうとするのです。

しかし、年間利用額のアップは、十分な収入や支出の計画、賢いカードの活用が必要で口でいうほど容易ではありません。

ブラックカードのインビテーションを受けるためには、高い信用度や経済的な安定性だけでなく、カードの利用状況も重視されます。

一度に多額な買い物をするよりも、コツコツと堅実な買い物を続けた方が、クレジットカード会社に信頼感を植え付けやすい場合もあるので、財政状況などをよく考慮して利用しましょう。

ただし、ブラックカードは特別なカードであり、発行にはカード会社の基準や条件があります。インビテーションを受けるかどうかは個別のケースにより異なるため、絶対的な条件は不透明な点に注意してください。

クレジットカードの支払い滞納や延滞がない

「口座に十分な資金がなく、支払いが遅延した」「キャッシングサービスの返済が遅れた」といった遅延がない点も重要なポイントとなります。

滞納や延滞などがあると、クレジットカード会社からの信用を大きく低下させてしまいます。

クレジットカードという名前が示すように、クレジットカードの利用には信用が何よりも大切なのです。

また、支払いや返済の遅延は、個人の信用情報に記録されるため、将来のブラックカード発行や他のローンの審査にも影響を与えかねません。

ブラックカードのインビテーションを受けるためには、適切な支払い管理と返済能力の証明が求められます。

ブラックカードを取得したい方は、クレジットカード会社からの信頼を損なわないよう、十分に注意してください。

クレジットカードの長期間の利用実績がある

長期間のカード利用実績がある点も重要です。

カード利用実績が少ないと、利用者が信頼できる人間かどうか、判断のしようがありません

言い換えれば高い年収を得ていたり、年間利用額が高い利用者であっても、長期間のカード利用実績がない場合はブラックカードのインビテーションを受けづらいのです。

上でも触れた通り、ブラックカードは高い信用度があることの証明でもあります。

焦って実績を得ようとするのではなく、堅実な利用を長期間積み重ねた方が、クレジットカード会社からの信頼を得やすいです。

ブラックカードを取得するメリット

ブラックカードの取得には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ブラックカードはクレジットカードの有料利用者だけに許される特権で、さまざまなメリットがあります。

ここではそんなメリットの中から特にチェックしたいものを3つピックアップしました。

ブラックカードを取得するメリット3選

  • 利用限度額が高い
  • コンシェルジュサービスの付帯
  • 持っている事自体がステータス

①利用限度額が高い

利用可能枠とは、クレジットカードを利用する際の上限金額を指します。

利用可能枠の大きいほど、高額な買い物や支払いができるため、大きな買い物や大規模な旅行などの際に心強いです。

一般カードからプラチナカードに昇格する場合、利用可能額は一般的に300万円程度とされています。

一方、ブラックカードでは最大で1億円近い高額な利用可能枠が設定されるケースもあります。

ただし、利用可能枠はカード会社の判断や審査結果によって変動するため、一律の基準はありません。

また、利用可能枠が高額であるからといって、無制限に利用できるわけではない点にも注意しましょう。

加えて、高額な利用をする際には無理のない返済計画も欠かせません。

②コンシェルジュサービスの付帯

コンシェルジュサービスは、クレジットカードの上位ランクに属するプラチナカード以上のカードに付帯する特典の一つです。

コンシェルジュサービスは24時間365日無休で、ホテルや飛行機の予約手配など、顧客のリクエストに迅速に対応してくれます。

電話1本でリクエストを伝えるだけで、プロフェッショナルなコンシェルジュが迅速に手配を行ってくれるので、日々の生活が非常に便利になります。

コンシェルジュサービスは、まるで自分専属の秘書を雇ったようなホスピタリティを提供してくれるため、手続きやチケットの手配などが苦手な方にピッタリです。

コンシェルジュサービスは、特に忙しいビジネスパーソンや頻繁に旅行をする人にとって、大変便利で価値のある特典といえます。

③持っている事自体がステータス

ブラックカードの価値は、単に特典やサービスだけではありません。

ブラックカードを所有すること自体にも高い価値があります。

ブラックカードは、一部の選ばれた人々に招待制でしか提供されません。

そのため、ブラックカードの保有は、社会的にも非常に高いステータスとされているのです。

またブラックカードは、他の一般的なクレジットカードとは異なる独自の雰囲気を持っています。

材質も、プラスチックはもちろん金属製のものまであり、他のカードにはない高級感を演出しています。

ブラックカードは高い財力や経済的な成功を象徴しており、一部の人々からは羨望の的になるケースも多いです。

こうしたことから、ブラックカードを保有していれば人脈形成などにも役立つ場合もあります。

ブラックカードの選び方

ブラックカードを選ぶ際、その独特の魅力とメリットを最大限に活用するために考慮すべき4つの重要なポイントがあります。

【ブラックカードの選び方】

  • カードのステータス性で選ぶ
  • カードに付帯しているサービス・特典で選ぶ
  • 取得後のコストでカードを選ぶ
  • カードデザインで選ぶ

これらのポイントを基に選ぶことで、ライフスタイルやニーズに合った最適なカードを見つけられます。

カードのステータス性で選ぶ

ブラックカード選びの最初のポイントは、カードのステータス性です。

国際ブランドから直接発行されるプロパーカードは、その所有者に対して高い社会的地位を象徴します。

特に、アメリカン・エキスプレス®︎・センチュリオン・カードやダイナースのロイヤルプレミアムカードのように、極めて限定されたカードは、非凡なステータスを誇ります。

カードに付帯しているサービス・特典で選ぶ

コンシェルジュサービスや独自ラウンジアクセス、グルメ特典など、カードに付帯しているサービスや特典の充実度をチェックします。

これらの特典は、日常生活やビジネスシーン、旅行時において、所有者に豊かな経験と利便性を提供します。

中でも専属コンシェルジュが提案するパーソナライズされたサービスは、ブラックカードならではの魅力の一つです。

取得後のコストでカードを選ぶ

ブラックカードを選ぶ際には、年会費やその他のコストも重要な検討事項です。

年会費が高額なカードほど、提供されるサービスや保険の充実度が高い傾向にありますが、その分、コストパフォーマンスも考慮する必要があります。

ブラックカード 年会費
ラグジュアリーカード ブラック 110,000円(初年度半額)
ダイナースクラブ プレミアムカード 143,000円
JCBザ・クラス 55,000円
楽天ブラックカード 33,000円
セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード 242,000円
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード 385,000円(別途入会金として550,000円必要)
ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond 660,000円(税込)
※入会金110万円が必要

高額な年会費を支払う価値があるかどうか、事前にしっかりと評価することが重要です。

カードデザインで選ぶ

カードのデザインや素材も選択の決め手となり得ます。

例えば、「ラグジュアリーカード」のような金属製や24金コーティングされたカードは、その見た目の高級感や手触り、そして持つ喜びを提供します。

デザインや素材にこだわることで、所有する喜びをさらに高めることができるでしょう。

ブラックカードを発行する方法

ここまでブラックカードについて、さまざまな情報を解説しました。

そんなブラックカードですが、どのようにすれば取得できるのでしょうか。

以下に挙げる2つの方法を見てみましょう。

ブラックカードはどうすれば取得できる?

  • クレジットカード会社からインビテーション(招待)を受ける
  • プラチナカードをグレードアップさせる
もちろん高い信頼性を得ていることや、優良な利用実績を築いていることが大前提なので、注意してください。

クレジットカード会社からインビテーション(招待)を受ける

ブラックカードは通常、カード発行会社からの招待(インビテーション)がないと申し込めません。

実際、ブラックカードの存在そのものが公にされていない場合もあります。

招待される条件はカード発行会社によって異なるものの、主にカード利用履歴や年間利用額から富裕層と見なされた場合に招待されるケースが多いです。

さらに、海外旅行や高級ホテル・レストラン、高級ブランド店での利用、プラチナカードのコンシェルジュデスクの利用など、富裕層らしい利用スタイルを示すことも招待の要素となり得ます。

ただし、招待を受けることは容易ではなく、カード発行会社からの選考プロセスを通過する必要があります。

しかし、その分所有者は特別なカードを手に入れたことによる満足感と光栄を味わえるだけでなく、さまざまなメリットを受けられるのです。

プラチナカードをグレードアップさせる

プラチナカードは、クレジットカードのランクにおいてブラックカードの直前に位置するカードです。

プラチナカードも高いステータスを持ち、サービスも整備されていますが、ブラックカードと異なり、プラチナカードは招待制ではなく、任意で申し込みができる場合もあります。

プラチナカードの審査は一般のクレジットカードに比べて厳しい傾向がありますので、まずは下位のカードから始めて徐々にランクを上げる方法もおすすめです。

クレジットカードの実績を積み重ねることで、最終的にはブラックカードを取得するのも夢ではありません。

おすすめのブラックカード7選

ここまでの解説で、ブラックカードに興味を持った方もいることでしょう。

ここでは、おすすめのブラックカードとして以下の7枚を紹介します。

おすすめのブラックカード5選

  1. ラグジュアリーカード ブラック
  2. ダイナースクラブ プレミアムカード
  3. JCBザ・クラス
  4. 楽天ブラックカード
  5. アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
  6. ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond
  7. セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード
気になるものが見つかったら、ぜひ取得にチャレンジしてください。

ブラックカードの取得はコツコツとした積み重ねが大切なので、早めの取り掛かりをおすすめします。

①ラグジュアリーカードブラック

ラグジュアリーカードブラック

年会費 110,000円(初年度半額)
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 20歳以上の方
還元率 1%~6.6%
国際ブランド Mastercard
旅行保険 国内:最高1億円(入院保険金 5,000円/日・通院保険金 3,000円/日 など)
海外:最高1億2,000万円(傷害治療費⽤保険⾦/限度200万円 など)
家族カード あり※年会費27,500円

ラグジュアリーカードは金属製のクレジットカードとして知られており、22gという重厚感は一般的なプラスチックカードとは一線を画しています。

ラグジュアリーカードやブラックカードは、世界中で77もの特許を取得した独自の素材で作られており、ステンレスとカーボン素材が組み合わさっており、プラスチックは一切使用されていません

また、カード番号や氏名は裏面にレーザー刻印されており、縦型のデザインになっています。

さらに、カードに埋め込まれているICチップも最新の小型であり、パラジウムコーティングが施されているため、セキュリティも万全です。

日本国内では、ラグジュアリーカードとTRUST CLUBワールドエリートカードのみがMastercardブランドのブラックカードとして発行されています。

Mastercardは日本を含め世界中で利用できますが、特にヨーロッパ方面での利用が強いとされています。

\ ラグジュアリーカード ブラックカード(金属製カード) /

②ダイナースクラブプレミアムカード

ダイナースクラブプレミアムカード

年会費 143,000円
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 招待制
還元率 0.4%~1.0%
国際ブランド Diners Club
旅行保険 国内:最高1億円(傷害死亡・後遺障害など)
海外:最高1億円(傷害死亡・後遺障害など)
家族カード あり※年会費無料

ダイナースクラブプレミアムカードは、世界初のクレジットカードとして知られる「ダイナースクラブカードの」招待制ブラックカードです。

「Diners」という名前が示すように食に関するサービスが豊富で、特に「プレミアム エグゼクティブ ダイニング」というサービスでは、2名以上の利用で1名分の料金が無料になります。

ダイナースクラブ自体のブランド力も高く、ステータス性も保証されています。

ただし、ダイナースクラブプレミアムカードは招待制のため、まずはダイナースクラブカードの実績を積み上げることから始めましょう。

③JCBザ・クラス

JCBザクラス

年会費 55,000円
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 招待制
還元率 0.5%
国際ブランド JCB
旅行保険 国内:最高1億円(治療保険金:限度1,000万円 など)
海外:同上
家族カード あり※8名まで年会費無料

JCBザ・クラスはJCBカードの最高ランクに位置するカードです。

年会費は55,000円と比較的安く、ブラックカードにしては入手しやすいカードといえます。

もちろんサービスのクオリティも高く、豊富なサービスを提供しています。

特に「メンバーズセレクション」という会員限定のカタログギフトは、他のカードでは得られない特典です。

さらに、スマーフォンの画面割れや水没を保証する「スマーフォン保険」なども提供しています。

まずはJCBゴールドやJCBプラチナの利用実績を積み上げてから、JCBザ・クラスの招待を待ちましょう。

④楽天ブラックカード

楽天ブラックカード

年会費 33,000円
発行までの期間の目安 非公開
申込み条件 招待制
還元率 1パーセント
国際ブランド JCB・VISA・MasterCard・Amex
旅行保険 国内:最高5,000万円(入院保険5,000円/日・通院保険3,000円/日 など)
海外:最高1億円(傷害治療費用 限度300万円・疾病治療費用 限度300万円 など)
家族カード あり※2名まで年会費無料

川平慈英さん演じる「楽天カードマン」のCMで有名な楽天カードが発行しているブラックカードが、「楽天ブラックカード」です。

具体的な審査条件は公開いないものの、利用限度額が300万円から1,000万円と高いため、楽天カードを積極的に利用している人に招待が届きやすい傾向があります。

楽天ブラックカードには、国内外の空港ラウンジが無料で利用できる、24時間365日対応のコンシェルジュサービスなど、さまざまな特典が付いているうえ、楽天での買い物と相性が良いので、楽天ユーザーに特におすすめです。

⑤アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

 

年会費 385,000円(別途入会金として550,000円必要)
発行までの期間の目安 非公開
申込み条件 招待制
還元率 非公開
国際ブランド Amex
旅行保険 国内:最高1億円(入院保険 10,000円/日・通院保険 6,000円/日 など)
海外:最高1億円(傷害治療保険金 限度2,000万円・疫病治療費 限度2,000万円 など)
家族カード あり※年会費無料

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、アメックスの最高ランクのカードであり、招待制度を採用しているブラックカードです。

入会金55万円、年会費はなんと38万5千円と非常に高額で、他のブラックカードと比べても入手難易度が非常に高いカードといえます。

このカードはチタン製のカードであり、高級感のあるデザインが特徴で、ハイクラスな雰囲気を演出してくれます。

さらに、最高1億円の国内外旅行傷害保険が付いているので、旅行の際万が一の事態が起こっても安心です。

さらに、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、個々のカード会員に専属の担当コンシェルジュが付いており、秘書のような役割を果たしてくれます。

⑥ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond

ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamond

年会費 660,000円(税込)
※入会金110万円が必要
発行までの期間の目安 2週間程度
申込み条件 インビテーション制
還元率 2.0%
国際ブランド Mastercard
旅行保険 海外旅行傷害保険:最高1.2億円
国内旅行傷害保険:最高1億円
家族カード 無料

ラグジュアリーカード Mastercard Black Diamondは、特別な顧客にのみ提供される、極めて高級なクレジットカードです。

このカードは、入会と利用が完全招待制によるもので、既にラグジュアリーカード Gold Cardを持つ顧客から選ばれる形でインビテーションが送られます。

その最大の特徴は、カードの表面左上に本物の天然ダイヤモンドが1粒埋め込まれていることであり、これが持つ者に対する最高級のステータスを象徴しています。

ラグジュアリーカード Black Diamondを持つことで享受できる特典は、その年会費650,000円(税込)と入会金110万円(税込)の価値をはるかに超えるものです。

カードホルダーは、3名から成る専属コンシェルジュチームのサポートを受けることができ、対象レストランへのリムジン送迎サービス、人気レストランでのコース料理アップグレード、対象ホテルでの55,000円相当の優待利用など、他では味わえない豪華な体験を提供されます。

また、基本ポイント還元率は2.0%と非常に高く、家族カードの発行も4枚まで無料です。

⑦セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費 242,000円
発行までの期間の目安 1週間前後
申込み条件 インビテーション制
還元率 1.0%
国際ブランド American Express
旅行保険 海外旅行傷害保険:最高1億円
国内旅行傷害保険:最高1億円
ゴルファー保険:最高1億円
家族カード あり
※年会費3,300円

セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カードは、高級クレジットカードの中でも特に上位に位置づけられる存在です。

このカードは、一流のサービスと特典を求める方に最適で、招待制により限られた顧客にのみ発行されます。

年会費は242,000円(税込)と高額ですが、その価値を裏付ける豊富なサービスと特典が用意されており、カード保有者には高い満足度を提供します。

ポイント還元率は1.00%で、使用するたびに永久不滅のポイントが貯まります。

さらに、JALマイルを効率良く貯めることができるのも大きな魅力の一つです。

1,000円の利用ごとに10マイルが貯まり、貯まったポイントはJALマイルに変換することが可能です。

このカードを利用することで、日常の支出がさらに価値あるものへと変わります。

ブラックカードの審査に関する質問

最後に、ブラックカードの審査に関してよくある質問を紹介します。

ブラックカードの審査を少しでも早く終わらせる方法はある?

基本的にはありません。
最短で審査を終わらせるためには、申請する情報に誤りがない、記載漏れがない、招待を見逃さないなど、基本的な部分を守るほかありません。どうしてもある期間までにブラックカードが欲しい場合は、招待を送った担当者に直接問い合わせましょう。よほどクレジットカード会社からの信頼が厚ければ、できる限りの配慮をしてもらえる場合もあります。

ブラックカードの招待を早めにもらうには?

ありません。
クレジットカード会社によってブラックカードの招待を送る基準は異なります。その上、招待を送る基準はどのクレジットカード会社もトップシークレット級の機密として扱っているため、具体的にどのような点を押さえればブラックカードの正体を早めに受けられるかは、不透明なのです。ブラックカードの招待をもらう上では、信用が何より大切です。焦ってクレジットカード会社からの信用を失わないよう、コツコツ利用を続けるのが一番の近道といえます。

自営業者でもブラックカードの審査を受けられる?

受けられます。
ただし安定性といった部分で、正社員の方と比べると審査がシビアになる場合があります。一方で、長年同じカードを利用し続けている、支払いの遅延が一切ない、などクレジットカード会社からの信頼が大きければ、スムーズにブラックカードの取得ができるケースもあるので、自分の利用状況を振り返りましょう。

ブラックカードの審査の進捗状況は確認できる?

原則としてできません。
審査の状況を問い合わせても、回答が得られない場合がほとんどなので、じっと腰を据えて待ちましょう。ただし、審査が終わったかどうか自体は確認できる場合があります。気になる方は、招待をくれたクレジットカード会社に問い合わせてみましょう。

ブラックカードの審査は厳しく発行難易度は難しい

この記事では、ブラックカードの審査について、審査の難しさや審査に通りやすくするポイントなど、さまざまな情報を解説しました。

何とか記事でも触れている通り、ブラックカードの審査基準はクレジットカード会社の中でも上位の超機密事項です。

一方で、審査を通りやすくするために抑えるべきポイントもいくつかあります。

ブラックカードの審査に通るためには、何よりも信用が欠かせません。

同じカードを長く利用する、支払いの遅延を起こさないなど、基本的なことをコツコツと積み重ねながら信用を獲得していきましょう。

また、ブラックカードは大きな信用が求められる一方で、ゴールドカードやプラチナカードでは得られないさまざまな特典を享受できます。

どれもこれまでの努力に見合うものばかりなのですが、ブラックカードの正体を受けるほどの信用を得るのは容易ではありません。

時間がかかることを覚悟して、早めに信用獲得に向けてアクションを起こしてください。

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