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中学生からのお小遣いの平均相場はいくら?おすすめの渡し方・注意点を解説

中学生からのお小遣いの平均相場

「中学生の子供のお小遣いのルールってどんなの?」
「小学生の時より多めにお小遣いを渡すべき?」
「中学生のお小遣いの平均が知りたい!」

このようにお思いの、中学生の子供を持つ親は多いです。

中学生に上がると友達との遊びや付き合いなど行動範囲が広がり、子供が欲しがるモノの金額も高くなり始めます。

そのため、中学生向けのお小遣いルールや金額をどう設定するのがベストなのか、悩んでいませんか?

このページでは中学生に上がった子供へのお小遣いルールや、おすすめの渡し方を解説します。

小学生の頃とどう変えていけば良いのか、中学生からのお小遣いのルールに迷っている人は参考にしてくださいね。

記事後半では中学生のお小遣いの平均相場や、家計から捻出する方法を紹介しています。

最後まで読んで、中学生の子供のお金教育に役立ててください!

このページで分かること

  • 中学生のお小遣いのルール
  • 中学生の子どもへのお小遣いの渡し方
  • 中学生のお小遣いの平均相場は?
  • どうやって家計から捻出すると良いか

※当記事は2024年現在の情報になります。

※本ページにはPRが含まれます。

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中学生のお小遣いのルール6つ

中学生のお小遣いのルール

中学生からのお小遣いについて、導入をおすすめするルールを解説していきます。

小学生の頃と比べて増額する傾向にある、中学生のお小遣い。

金額が上がる分、これまでよりも慎重にお小遣いのルールを決めておきたいところ。

どのように家庭で取り組んでいけば良いのか迷っている人は、下記の中学生のお小遣いのルールを参考にしてください。

中学生のお小遣いのルール6つ

  1. お小遣いの金額を決める
  2. 渡すタイミングを明確にする
  3. 「使う」お小遣いと「貯める」お小遣いを分ける
  4. 親への報告ルーティンを作る
  5. お小遣いの使い道を見守る
  6. ルールは親子でよく話し合って決める

①お小遣いの金額を決める

中学生になると行動範囲が広がり、使うお金の金額も増えていきますよね。

そのため、子供が中学生に上がるタイミングで、お小遣いの額を上げる家庭は多いです。

しかし、「学年(年齢)が上がったから」とういう理由だけで、お小遣いの額を上げるのはやめましょう。

重要なのは、子供がお小遣いでやりくりする範囲を見直し、それに見合った金額を決めることです。

そのためにも、子供自身で負担するお金・親が負担すべきお金を明確に区別しておきましょう。

事前に子供が自分のお小遣いでやりくりする範囲、そのためのお小遣い額を親子で話し合うとスムーズですよ。

親子それぞれ負担するお金をどう区別すれば良いのかイメージできない人は、下記を参考にしてください!

どうやって親子で支払いを区別すれば良いの?

親子で支払いを区別する方法に悩んでいる人は、下記2点をポイントにしてみしょう。

  • 生活・家庭に必要なモノは、親が負担する
  • 子供が友達と遊ぶため・自分の趣味嗜好のためのモノは、子供自身で負担する

具体例は、下記表を参考にしてください!

子供
お菓子 ・友達と遊ぶ時用
・お土産代
・家庭用
・家族でのお出かけ用
文房具 ・学校や塾用
・自分の好きなキャラクターもの
・裁縫道具など特殊なもの
・それ以外は子供に買わせる
おもちゃ 自分で買う ・誕生日・クリスマスなどイベントだけ買う
・家族でみんなで遊べるもの
本・ゲーム ・ゲームソフト
・漫画・小説・雑誌
・ゲーム機(本体)
・教材・図鑑など
交際費 ・プレゼント用
・お土産代
子供の交際費は基本出さない

親のお金だと気にせず使うのに、自分のお金でやりくりするとなると、お小遣いを慎重に使う子供が増えます。

また欲しいモノ・必要なモノを区別して考えたり、貯金を始めたりと自然とお金のやりくりが身に付いていきますね。

中学生に上がったタイミングでお小遣いをやりくりする範囲を増やしていって、一般的な金銭感覚を育てていきましょう!

②渡すタイミングを明確にする

次に、渡すタイミングを明確にすることも大切ですよ。

お小遣いを渡す際は、下記三つのいずれかを取り入れている家庭が多いです。

  • 毎月(毎週)決まった額を渡す「定額制」
  • お手伝いなどの対価として渡す「アルバイト制」
  • 定額制とアルバイト制を組み合わせた「ミックス制」

渡すタイミングが明確になっていることで、限られた期間内または条件下でお金をやりくりする感覚を養えます。

お金の使い方にも計画性が出てきますよ。

それぞれの渡し方のメリット・デメリットなど、詳細は後述で解説しています。
どの渡し方が自分の家庭・子供の性格に合っているのか、見てみてください!

③「使う」お小遣いと「貯める」お小遣いを分ける

お小遣いを渡した後、「使う分」と「貯める分」で分けるルールもアリですね。

貯金する感覚が、自然と身に付きます。

子供が将来、「もらった給料を毎回使い切る」ことを避けられそうですね。

同様に、資産運用で「増やす」こともお小遣いのルールに取り入れる家庭が、少しずつ増えてきていますよ。

現代日本では、貯金だけではお金は増えません。

子供の内から実践して資産運用のセンスを磨いておくことで、将来のお金の不安が和らぎます。

大人になってから始めて資産運用を始めるよりも、子供の頃から慣れておくと人生を有利にできますよ。
子供のうちなら、失敗したとしても大きな金額ではないので安心です。

④親への報告ルーティンを作る

お小遣いの使い道・使った金額の親への報告を、ルーティン化しましょう!

お小遣い帳をつけるのが、おすすめの方法です。

お金を使った日付・買ったモノ・金額などを記録する習慣を付けてください。

収支を見える化することで、「何に」「いくら」使ったのかが分かりやすくなりますね。

また普段からお金についてオープンに話すのも、子供へのお金教育の一環になりますよ。

子供が何にお金を使っているのか、きちんとやりくりできているのか関心を持っておきましょうね。

⑤お小遣いの使い道を見守る

子供がお小遣いをどうやりくりしているのか、報告はしてもらっても、なるべく口を出さずに見守りましょう。

「なんでこんなものを買ったの?」「無駄遣いしないでよ」など、口を出すのはNGです。

ついつい口を出したくなる時もあるでしょう。

しかし子供自身が失敗や後悔も含めて、経験を積み重ねることが重要なのです。

ただし子供からお小遣いの使い道ややりくりについて質問された際は、アドバイスをして導いてあげましょう。

子供自身が考える力・判断する力を育ててあげることが大切ですよ。

⑥ルールは親子でよく話し合って決める

中学生からのお小遣いのルールを決める際は、親子でよく話し合ったうえで子供も納得できるルールにしましょう。

中学生になると行動範囲が広がるので、親が全てを把握するのは難しくなります。

そのため、子供の自主性を伸ばしながらも最低限のルールを設けておくことが大切です。

中学生のお小遣いの渡し方3パターン

中学生のお小遣いのルール

中学生の子供にお小遣いを渡す方法を、3パターン解説していきます。

家庭の方針や子供の性格に合わせて、適した方法でお小遣いを渡しましょう。

中学生のお小遣いの渡し方3パターン

  • 定額制
  • アルバイト制
  • ミックス制

どの渡し方にするか明確にしておけば、子供もお小遣いのやりくりがしやすくなりますよ。

定額制

定額制とは、決まった時期に決まった金額をお小遣いとして渡す方法を指します。

お小遣いを渡すタイミングは毎月または毎週など、子供の性格に合わせて柔軟に対応すると良いですよ。

兄弟では上の子は毎月渡して、下の子は毎月分を4で割った金額を毎週渡す、という家庭もあります。

定額制であれば、限られた期間・金額の中でやりくりする感覚が身に付きやすいですよ。

定額制では、お金の大切さや稼ぐことの大変さを伝えにくいというデメリットがあります。
毎月(毎週)必ずお金がもらえるので、「お金とは、時間がたてば自動的にもらえるもの」と子供が認識する場合もあります。

アルバイト制

アルバイト制とは、お手伝いなどの報酬として渡すことを指します。

「お金を稼ぐ」という体験ができる方法です。

お金を稼ぐ大変さが分かるので、働いて家族を養ってくれている親への感謝の気持ちが生まれます。

ただし、「お小遣いをあげるから、〇〇を手伝って」など、お金で釣って子供を行動させるのはやめてください。

お金でしか動かなくなる恐れがあります。

また日常生活で必要なお手伝い(皿洗い・洗濯をたたむなど)と、報酬が発生するお小遣い(お風呂掃除・庭の雑草抜きなど)は区別しましょう。

アルバイト制でお小遣いを渡す場合は悪影響が多いため、勉強や成績とはつなげないよう注意しましょう。

ミックス制

ミックス制とは、定額制とアルバイト制を組み合わせてお小遣いを渡すことを指します。

2パターンのメリットを兼ね備えた、ミックス制を取り入れている家庭が多い傾向ですね。

最低限もらえるお小遣いをキープしつつも頑張った分だけお小遣いが増えるので、子供のモチベーションアップにつながりますよ。

とはいえ固定額に報酬額が上乗せされる形になるので、お小遣い額が高くなりすぎたり家計への負担が大きくならないよう注意してください。

固定額を低めに設定しておく、月の上限額を設定するなど、ルールを決めておきましょう。

固定額はすべて貯金に回して、報酬で得たお小遣いでやりくりする子供もいます。

中学生のお小遣いの平均は2,000円!

中学生のお小遣い額の平均は、月1,000円~2,000円です。

子供へのお小遣い額をいくらべきにすべきか悩んでいる人は、平均相場を参考にしてみましょう。

小学生の平均相場は月500円~1,000円。

やはり中学生のお小遣いは、小学生と比べると少し高くなっていますね。

ちなみに高校生のお小遣いの平均相場は5,000円で、金額が一気に跳ね上がります。
中学生の間に常識的な金銭感覚や、お金のやりくりを身に付けさせておきましょう!

中学生の子供のお小遣いを家計から捻出する方法

中学生のお小遣いのルール

上述で触れた通り、中学生に上がるとお小遣いが小学生の頃より増額する傾向にあります。

子供にお小遣いを渡すのは、大事なお金教育の一環でもあります。

下記の2点を実践して、家計への負担を軽減していきましょう!

中学生の子供のお小遣いを家計から捻出する方法

  • 固定費を見直す
  • 子供がお小遣いでやりくりする範囲を見直す

家計に負担をかけないよう工夫しつつも、子供へのお小遣いはしっかり継続していきましょう!

家計の固定費を見直す

家計管理は固定費の見直しがおすすめです。

固定費とは、家賃・保険料・水道光熱費・通信費など、毎月の支払額が決まっている項目を総称したものです。

家計改善しやすい項目なので、下記の例を参考に支出をカットできないか、家計を見直してみてください!

  • 家賃の低い住居に引っ越す
  • 保険の契約を見直す
  • 光熱費のプランを見直す
  • 格安スマホに乗り換える

子供がお小遣いでやりくりする範囲を見直す

親が負担する範囲を減らして、子供自身がやりくりする範囲を広げる方法もアリですよ。

子供のお小遣い額が増える代わりに親が支払う範囲が減るので、結果的に必要な金額はプラマイゼロになるというわけです。

「親のお金」は気にせず使い、「自分のお金」を使う際は慎重に行動する子供が多いです。

例えば、小学生まではバレンタインのチョコをクラス全員分を親が買っていたけれど、中学生から子供自身に負担させるようにルール変更するとクラス全員分のチョコを買う子供はほぼいません。

本当に渡したい相手・親しい友人分だけのチョコを買うか、そもそもチョコ自体買わなくなるなど、お金の使い方に慎重になりますよ。

行動範囲が広がる中学生になったタイミングでやりくする範囲を広げ、正しいお金の使い方やお金の大切さを学んでもらいましょう。

やりくりの範囲は、親子でよく話し合って決めましょう!
また子供の性格によっても、範囲を調整してあげてくださいね。

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親子でお金についてスムーズに学べるので、将来のお金の不安を解消しやすいですね!

【まとめ】中学生からのお小遣いルールは親子でよく話し合って決めよう!

このページでは家庭でも取り組める、中学生にお小遣いを渡す際のルール・おすすめの渡し方3パターンを解説しました。

中学生からのお小遣いで重要なのは、親子でよく話し合うこと!

子供も納得できるルールを設定していきましょう!

おすすめのルールは、下記の6つです。

改めて確認しておきましょう。

中学生のお小遣いのおすすめルール

  1. お小遣いの金額を決める
  2. 渡すタイミングを明確にする
  3. 「使う」お小遣いと「貯める」お小遣いを分ける
  4. 親への報告ルーティンを作る
  5. 子供の使い道を見守る
  6. ルールは親子でよく話し合って決める

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