「楽天カードの審査基準は厳しい?」
「そもそも審査では、何を基準にチェックしているの?」
「楽天カードの審査に落ちる理由が知りたい」
楽天カードに申し込みを考えている方の中には、審査基準が厳しいのか気になっている方もいるでしょう。過去にクレジットカードの審査に落ちた方であれば、審査に通るのか不安になりますよね。
結論から言えば、楽天カードの審査基準は易しい傾向にあります。
本記事では楽天カードの審査基準のほか、次の4点について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- 審査に落ちる理由
- 審査にの通過率を高めるポイント
- 楽天カードがおすすめな人の特徴
- 申し込みの流れ
また記事の後半では、楽天カードの審査に落ちたときの対処法も紹介しています。過去に審査に落ちた方や楽天カードの申し込みを考えている方は、ポイントを抑えてカードに申し込みましょう。
※2023年現在の情報になり、お申込みの際はご自身でご判断ください。
※本ページにはPRが含まれます。
目次
楽天カードの基本情報
還元率 | 1.0%〜 |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
即日発行 | 1週間から10日前後で届く |
保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
カード盗難保険 |
楽天カードは年会費無料のクレジットカードです。
2022年12月時点で2,500万枚のカードを発行しており、2022年度日本版顧客満足度指数調査クレジットカード業種において14年連続1位を獲得しています。
楽天カードは今や5人に1人が持っているほど人気なカードで、次の理由から幅広い世代の方に利用されています。
- ポイントが貯まりやすい
- セキュリティ対策が充実している
- 電子マネーやスマホ決済で手軽に精算できる
- 最高2,000万円の海外旅行保険がついている
楽天カードの通常ポイント還元率は1.0%と高く、イベントに参加したり、楽天市場で買い物したりすれば、還元率が5.0%以上になります。
また不正検知システムや本人認証サービスなどのセキュリティ対策も強いため、安心して楽天カードを利用できるでしょう。
楽天カードの審査基準は甘い傾向にある
楽天カードの申し込み条件は「高校生を除く18歳以上の方」と「日本在住であること」の2点です。
主婦や高校生以上の学生、アルバイト・パートの方など幅広い層をターゲットにしていることから審査基準は甘い傾向にあると言われています。
他にも、審査基準が易しい傾向にあると考えられる理由を次にまとめました。
- 新規入会キャンペーンに力を入れている
- 申し込み資格が年齢のみ
- 審査時間が短い
楽天カードは審査時間が短いのも一つの特徴です。通常クレジットカードの審査は1日〜1週間かかりますが、楽天カードの審査にかかる時間は申し込みから「最短10分」と言われています。
とはいえ、中には審査に落ちてしまう場合もあり、本記事の後半で審査の通過率を高める方法も紹介しているので参考にしてください。
楽天カードがおすすめな人の特徴
楽天カードはクレジットカードの審査に不安がある方や、ポイントを貯めたい方におすすめなクレジットカードです。
前述した通り、楽天カードは主婦の方やアルバイト・パートの方も申込できるので、審査基準が優しい傾向にあります。比較的カードを発行しやすいことから、クレジットカードの審査に不安がある方におすすめです。
また楽天カードはポイントの還元率も高く、利用することで次のようなメリットが得られます。
- ポイント還元率5.0%以上になる
- ETCカードを使ってポイントが貯まる
- Suicaへチャージできる
楽天カードの還元率は通常1.0%ですが、楽天市場で買い物をすると還元率が3.0%になります。他にも楽天ETCカードの利用で100円=1ポイントになったり、毎月5と0のつく日は還元率が5.0%になったりするため、ポイントが貯まりやすいでしょう。
また貯まったポイントは1ポイント=1円としてSuicaへチャージできます。通勤や通学で公共交通機関を利用している方であれば、ポイントを効率よく活用できるのもメリットです。
楽天カードの審査に落ちる4つの理由
楽天カードの審査基準は甘い傾向にあるとはいえ、なかには審査に落ちてしまう方もいます。審査に落ちてしまう4つの理由を、下記にまとめているので参考にしてください。
- 返済能力が低い
- 他社からの借入額が高い
- 遅延や延滞など過去に金融事故がある
- 申込内容に不備がある
それぞれ順番に見ていきましょう。
①返済能力が低い
クレジットカードの利用額は基本的に後日払いです。カード会社が一時的にお金を立て替えており、後日申込者から利用料金を回収することで取引が成立しています。
仮に利用者が料金を支払えないとカード会社の損失につながってしまうため、カード会社にとっては、きちんと支払いできるのかが大切になります。
そのため、無職の方であればカードの審査に通ることは難しいでしょう。
主婦や学生の方であれば無収入・低収入なこともありますが、同居している家族が安定した収入を得ているのであれば、カードが発行されるかもしれません。
審査に通るには、まず返済能力があるのかが重要になるため、クレジットカードを発行したい方は安定した収入を得てから申し込みましょう。
②他社からの借入額が高い
クレジットカードは総量規制という賃金業法に定められており、年間収入の3分の1を超える借入が認められていません。
そのため他社からの借入額が多すぎると、クレジットカードの審査に通らなくなるのです。
例えば、年間年収が300万円の方は最大100万円まで、600万円の方は最大200万円まで借りられます。
「すでに銀行からお金を借りているから」「カードローンをしているから」などの理由だけで審査に通らないのではなく、カード申込時にどれだけ他社から借入しているのかが重要です。
新規で楽天カードを申し込む際は、できるだけ他社の借入額を下げてから申し込みましょう。
③遅延や滞納など過去に金融事故がある
過去に金融事故があると、カード会社の信用を無くしてしまうため審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
クレジットカードの利用状況や申込状況などは、すべて信用情報機関に登録されており、カード会社はいつでも確認できます。
クレジットカードを申し込む方の中には「一度でも金融事故があれば審査に通らないの?」と不安に思う方もいるでしょう。
信用情報機関に金融事故のデータが保存される期間は一般的に5年間です。過去に金融事故がある方でも、5年間待ってから再度申し込めば、審査に通る可能性が高まります。
④申し込み内容に不備がある
申し込み内容に不備があると、カード会社が本人確認できないため落ちることがあります。名前や住所以外にも次の項目に注意して、再確認しましょう。
- 生年月日
- 職業
- 年収
- 連絡先(自宅、携帯電話、勤め先)
- 他社からの借入残高
- 銀行の届印
単なる不注意で起こった入力ミスだとしても、カード会社は故意かどうかの判断がつきません。最悪の場合、不正申告や虚偽申告として疑われることもあります。
そのため申し込みの入力が完了したあとは、すぐに送信するのではなく一度見直すことが大切です。
楽天カードの審査に通る3つのポイント
過去にクレジットカードの審査に落ちた方であれば、再申し込みしても審査に通れるか不安に思う方もいるでしょう。そこで、楽天カードの審査に通る3つのポイントを紹介します。
- キャッシング枠を希望しない
- 他社の借入額がある場合はできるだけ返済しておく
- 良好なクレジットヒストリーを保つ
それぞれ次で解説していきます。
①キャッシング枠を希望しない
キャッシングとは、クレジットカードを使ってATMや銀行からお金を引き出せる機能のことです。
お金を借りるサービスになるため、カード発行の審査とは別に、キャッシングの審査も受けなければなりません。
また、キャッシング枠を希望するということは「お金を借りてでも現金が必要なのか?」「お金に困っているのか?」など、カード会社に不信感を与えてしまいます。
キャッシング枠を希望すると審査の難易度が上がるため、使う予定がなければキャッシング枠を0円にして申し込みましょう。
②他社の借入額がある場合はできるだけ返済しておく
前述した通り、他社の借入額が高ければ高いほど、クレジットカードの審査は難しくなります。
「利用料金を返せる返済能力があるのか?」「自社に返済する余裕はあるのか?」とカード会社に不信感を与えてしまうからです。
楽天カードに申し込む際は、できるだけ他社の借入額を減らしてから申し込みましょう。
③良好なクレジットヒストリーを保つ
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやカードローンの利用履歴と、それに基づく信用情報のことです。
良好なクレジットヒストリーを積んでいると、カードの利用料金をきちんと支払える人だという印象をカード会社に与えられるため、審査に通りやすくなります。
良好なクレジットヒストリーを積むには、次のポイントに注意しましょう。
- 支払日に遅れない
- なるべく一括払いする
- 利用残高をこまめに確認する
- 収入の範囲内で適度にカードを利用する
クレジットヒストリーがない方は、楽天カード以外のクレジットカードでクレジットヒストリーを作ってから、楽天カードに申し込むことで審査通過率が高まります。
楽天カードを発行するまでの流れ【4ステップで完了】
楽天カードに申し込みを考えている方は、次の手順を参考に申し込みしてみましょう。
- 事前に必要なものを揃える
- 楽天カードの公式サイトから申し込む
- 審査結果が届くまで待つ
- 楽天カードの受け取り
それぞれ詳しく解説していきます。
STEP①事前に必要なものを揃える
楽天カードの発行を効率的に進めるために、事前に必要なものを揃えておきましょう。
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 引き落とし口座の通帳やキャッシュカード
- 引き落とし口座の銀行印
- 収入証明書(キャッシングを利用する場合)
- 親権者の同意(未成年の場合)
- 楽天ID(楽天会員であれば)
口座情報を提示するときは、銀行印の捺印を求められるケースが多くあります。
金融機関に登録している印鑑と異なるもので捺印してしまうと書類不備となり書類が戻ってくるので注意しましょう。
STEP②楽天カードの公式サイトから申し込む
必要な書類を揃えたら、楽天の公式サイトよりカードの申し込みを行いましょう。申し込みする際は、次の基本情報を入力していきます。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- ブランド選択 (MasterCard、American Express、Visa、JCB)
- 連絡先(電話番号、メールアドレス)
- 楽天メールマガジンの受け取り有無
- 家族・住居情報
- 利用料金の請求書先
楽天会員になっている方は会員登録した際、すでに名前や住所などの基本情報を入力しているので、自動で内容が反映されます。
申し込み時の内容に変更がある場合は手動で入力しましょう。
入力内容に誤りがあれば、審査に通らなかったり、不正申し込みとして扱われたりするため、間違いがないか再確認することが大切です。
STEP③審査結果が届くまで待つ
申し込み完了後は、審査の結果が登録したメールアドレスに届くまで待ちましょう。
審査にかかる時間は一人ひとり異なりますが、数時間から1週間ほどです。
楽天カードの審査では、まず申し込み際に入力した職業や年収、過去の利用履歴などを機械がスコアリングします。点数化された結果が一定の基準をクリアしていると自動的に審査通過となるため、短時間で審査が完了する方もいるのです。
しかし、年収が少なかったり、金融事故を起こしていたりするとスコアリングが低くなり、機械の審査に加えて人の手による審査が行われます。
目視による審査かつ、膨大な量の申し込みがあるため、長いと1週間以上待たされることもあるでしょう。
夜の時間帯や土日・祝日に申し込むと審査時間が長くなる傾向がある
楽天カードの申し込みは、夜の時間帯や土日、祝日に行うと審査時間が長くなる傾向があります。
- 夜の時間帯(17:30〜):翌日以降
- 土日祝:翌営業日
基本的に楽天カードの審査が行われる時間帯は、平日9:30〜17:30の営業時間内です。
そのため17:30以降の申し込みだったり、申し込みしたのが土日祝だったりすると、審査が長引いてしまいます。
営業時間以外に審査が行われることもありますが、確実に行われるものでもありません。
できるだけ早くカードを受け取りたい方や、時間に余裕がある方であれば、なるべく平日の受付時間内に申し込みを済ませておきましょう。
審査状況の確認方法【審査が気になる方向け】
カードの発行状況が気になる方は、公式サイト「楽天カード:カード申し込み受付IDの入力」より24時間確認できます。
「申し込み内容に不備があったのか不安」「そもそもきちんと申し込みできているのか確かめたい」など、審査状況・カードの発行状況・配送状況を知りたい方は、活用してみましょう。
STEP④楽天カードの受け取り
「お申し込み受付のお知らせ」のメールが届いたあと、基本的には1週間から10日で手元にカードが届きます。
楽天カードを受け取る際は本人確認書類の提示が求められるため、事前に準備しておきましょう。
不在や住所の相違、本人確認できなかったなどの理由でカードを受け取れなかった場合は楽天カードコンタクトセンターが状況を確認したあと、再送になります。
再送を依頼する際は、次の方法で依頼しましょう。
楽天コンタクトセンター ※営業時間(9:30〜17:30) | |
・0570-66-6910(有料)
※上記の電話番号が利用できない場合は下記の電話番号 ・092-303-7188(有料) ・092-474-6287(有料) |
|
「6:再作成」→「カード番号、生年月日の入力」→「0:その他の問い合わせ」 |
楽天カードの審査に落ちたときの対処法
楽天カードの審査に落ちた場合、次の方法を試してみましょう。
- 再度申し込みは最低6ヶ月空ける
- 他社のクレジットカードに申し込む
それぞれ詳しく解説していきます。
再申し込みは最低6ヶ月空ける
各カード会社によって異なりますが、申し込み状況の記録は一般的に6ヶ月間、保管されています。
そのため再度クレジットカードに申し込む場合は、最低でも6ヶ月空けてから行うのがおすすめです。
短期間で複数のカード会社に申し込みをしてしまうと「お金が必要なのか?」「きちんと返済できるのか?」などの印象を与えてしまうため、審査も通りにくくなるでしょう。
他社のクレジットカードに申し込む
楽天カード以外にも審査基準の甘い傾向があるカードは存在します。審査に落ちてしまった場合は、下記3つのクレジットカードに申し込みしてみましょう。
- ACマスターカード
- ライフカード
- ロフトカード
それぞれカードの特徴を詳しく解説していきます。
ACマスターカード
還元率 | 0.25%〜 |
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年会費 | 無料 |
即日発行 | 最短即日 |
保険 | 要問合せ |
ACマスターカードは年会費無料かつ、即日発行に対応しているクレジットカードです。
他社カードによくあるポイント制度がないものの、利用金額の0.25%が自動的に還元されます。
4つの特徴
- リボ払いが基本のクレジットカード
- バーチャルカードの発行
- Apple PayやGoogle Payに対応
- 利用明細書が郵送されない
ACマスターカードの利用を考えている方の中には「リボ払いの手数料が高くなる?」「利息が発生して実際の利用金額よりも高くなる?」と気になる方もいるでしょう。
他社におけるリボ払い時の利率は平均14%以上ですが、ACマスターカードにおいては10%〜14%ほどとなっています。
利用料金を一括ではなく少しずつ支払えるので、家計に役立つ支払い方法です。
ライフカード
還元率 | 0.3%〜3.3% |
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年会費 | 無料 |
即日発行 | 最短2営業日 |
保険 | 海外旅行保険 |
ライフカードは最短2営業日で発行されるクレジットカードで、ポイントを貯めやすい仕組みとなっています。ポイントが貯まる仕組みの一部を以下にまとめているので参考にしてください。
- 入会後の1年間はポイント1.5倍
- お誕生月はポイント3倍
- ステージプログラムでポイント最大2倍
1年間の利用料金が50万円以上だった場合、300ポイントプレゼントされることがあります。またポイントの交換先も充実しており、キャッシュバックや家電、美容機器など10種類以上の商品・サービスと交換できます。
ロフトカード
還元率 | 0.5% |
---|---|
年会費 | 無料 |
即日発行 | 最短3営業日 |
保険 | 国内・海外旅行保険 |
ロフトカードの還元率は0.5%と平均的ですが、月末の金・土・日の3日間は5%オフとしてお買い物を楽しめます。ポイントの交換先も充実しており、うまく活用すれば大きな節約効果も期待できるでしょう。
下記ではロフトカードを利用するメリットをまとめているので、参考にしてください。
- ポイントは有効期限なしの永久不滅ポイント
- 感謝デーは西友やリヴィンサニーで5%オフ
- セゾンポイントモールの利用でポイント最大30倍
- 最大3,000万円の国内海外旅行保険
クレジットカードのポイントは有効期限がついているものも多く、気づいたときにはポイントが失効していることもあるでしょう。一方でロフトカードで貯まったポイントは永久不滅ポイントなので、期限を気にせず、ポイントを貯められます。
貯まったポイントはギフト券や電子マネー、マイルなどに交換できるほか、利用料金の支払いにも還元できるのが特徴です。
まとめ〜楽天カードの審査基準は易しい傾向にある〜
楽天カードの審査基準は易しい傾向にあるとはいえ、過去に金融事故を起こしていたり、申し込み内容に不備があったりすると審査に通らないことがあります。
しかし一度審査に落ちたからといって、諦める必要はありません。
ライフカードやロフトカードも審査基準が易しい傾向にあるため、すぐにクレジットカードが必要な方は他のカード会社に申し込みしてみましょう。
短期間で同時に複数のクレジットカードに申し込みしてしまうと、カード会社に不信感を与えてしまいます。同時に申し込みする場合は2〜3社程度に留めることが大切です。