「3歳にお金のことを教えるのは、まだ早い?」
「どうやってお金について子供に教えれば良いのか分からない…」
「子供のお金教育は、何歳から始めるのがベスト?」
子供の将来に備えて、なるべく早いうちからお金教育を始めるべきだという考えが主流になってきましたね。
しかし子供へのお金教育の重要性を理解しつつも、「何歳から」「どうやって」教えるべきなのか迷っている親は多いです。
このページでは3歳からできるお金教育について、始める時期や親が実践しやすい教え方のポイントを解説します。
記事後半では子供にお金を教えるためのおすすめツールを紹介しているので、最後まで読んでくださいね。
子供のたくましく生きる力を育てていくためにも、ぜひ参考にしてください。
※当記事は2023年現在の情報になります。
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目次
3歳にお金について教えるタイミングとは?
子供にお金教育を始めるタイミングは、3歳ごろがちょうど良いとよく言われます。
子供は3歳頃から色々なことに興味を持ち、親の真似をしたがったりなんでも一人でやりたがり始めるからです。
「3歳はまだ早すぎるのでは?」と構えるのではなく、日常生活に取り入れていくとスムーズですよ。
着替えや歯磨きなどの生活習慣を教えるのと同じように、日常生活を通してお金について教えることで金銭感覚が自然と身に付いていきます。
3歳を待たずとも、子供がお金に興味を持ち始めたタイミングでお金について教え始めるのもOKですよ。
3歳の子供にお金について教える理由7つ
急速にすすむキャッシュレス化など、私たちを取り巻くお金の環境は大きく変化してきています。
そんななかで子供が将来豊かで楽しい人生を送るためには、お金の大切さや正しい使い方を知っていることが重要になります。
3歳からお金について教えるべき理由を、下記の通り7つにまとめたので押さえておきましょう。
3歳からお金について教える理由7つ
- お金の大切さを学ぶ
- 常識的な金銭感覚を育てる
- お金にルーズにならない
- お金は無限ではないことを理解する
- 将来お金にまつわるトラブルを避けるため
- 金融リテラシーはなるべく早期から育てる
- 我慢する力が身に付く

お金について教える理由をきちんと把握しておけば、子供からお金について質問された時にスムーズに答えられますよ。
①お金の大切さを学ぶ
お金教育を通して、子供はお金の大切さを学んでいきます。
お金は当たり前にあるものではなく、親が一生懸命働いてくれるから手に入るのだということを教えましょう。
そしてお金の大切さを学ぶことは、モノを大事にすることにもつながります。
今手元にあるおもちゃを大事に扱うなど、日ごろの行動から自然と身に付けさせましょう。
モノを長く大事に使うことで、節約への意識も芽生えますよ。
②常識的な金銭感覚を育てる
子供の頃から常識的な金銭感覚を育てることで、将来身の丈にあった生活を送れる大人に成長します。
適切な買い物習慣も持っているので、無駄遣い・散財・借金も防ぎやすくなりますね。
子供の金銭感覚は、家庭環境や親の影響を受けやすいです。
正しい金銭感覚を子供に教えられるよう、日ごろから意識しておくと良いですよ。
③お金にルーズにならない
お金にルーズな大人にならないよう、お金教育を早期から始めましょう。
お金にルーズな人には、下記のような特徴があります。
お金にルーズな人の特徴
- 小銭などのお金を、机や部屋のあちこちに置きっぱなしにしている
- 自分の貯金額を把握していない
- 友だちにお金を借りたことを覚えていない
- お金を十分に持っていないのに、すぐに奢ってしまう
上記のようにお金の管理ができないルーズな大人にならないためにも、子供の頃からのお金教育は大切ですよ。
④お金は無限ではないことを理解する
「お金は無限ではない=お金は使ったらなくなる」ということを、お金教育を通して理解します。
「当たり前のこと」と思うでしょうが、きちんと教えておくことはとても重要です。
お金が無限ではないことを理解することで子供の頃からお金の使い方について真剣に考えたり、下記のサイクルを生むきっかけになりますよ。
お金の使い方に関するサイクル
- お金を稼ぐ
- お金を使う
- お金を貯める
- お金を増やす
⑤将来お金にまつわるトラブルを避けるため
幼児期からしっかりお金について学んでおくことで、将来お金にまるわるトラブルに巻き込まれる確率が下がります。
お金のトラブルには下記の例があります。
お金のトラブルの例
- 返すあてがないのに借金してしまう
- 頼まれて連帯保証人になった結果、他人の借金を背負ってしまう
- いつまでも親にお金を無心する
- 詐欺で大金をだまし取られる
- キャッシュレス決済でお金を使いすぎる
考えられるお金のトラブルは多岐に渡ります。
すべてのトラブルを完全に回避することは、難しいかもしれません。
しかし幼児期からのお金教育によって、リスクを限りなく低くすることはできるでしょう。
⑥金融リテラシーはなるべく早期から育てる
早期からのお金教育で、子供の金融リテラシーを育てましょう。
金融リテラシーとはお金に関して正しい知識や情報を持ち、適切な判断ができる能力を指します。
「金銭感覚」「経済観念」「投資知識」「自立する力」が育つことで、子供の豊かな将来につながりますよ。
⑦我慢する力が身に付く
子供にお金教育をすることで、「我慢する力=欲求をコントロールする力」が自然と身に付きます。
欲しいものを買うためにはお金が必要で、お金が足りないと手に入らないという仕組みを理解させましょう。
我慢を覚えることで、下記について自然と理解していきますよ。
我慢することから理解できること
- 買い物中に欲しいものをねだれば何でも買ってもらえるわけではないこと
- 欲しいものと必要なものの区別
- 欲しいものを買うためには貯金することも必要
3歳児にお金について教える方法5つ
お金の教育といわれると、「難しそう」「どう教えれば良いか分からない」と思ってしまいがち。
家庭でも取り組みやすいお金教育の方法を、下記5つまとめましたので参考にしてみてください。
3歳児にお金について教える方法5つ
- お金の種類・数の概念を教える
- おもちゃのお金でごっこ遊びをする
- 買い物中に積極的に会話する
- 本物のお金に触れさせる
- 報酬としてのお小遣いを渡す

最初はうまくいかなくても、子供とコミュニケーションをとりながら楽しむことが大事ですよ。
①お金の種類・数の概念を教える
おもちゃのお金を利用して、お金の種類や数の概念を教えていきましょう。
1円・10円・100円など、まずは硬貨からお金の種類を覚えるのがスムーズ。
また硬貨にはさまざまな組み合わせ方があることも、同時に教えると良いですね。
【硬貨の組み合わせ方(例:100円)】
- 100円玉=1枚
- 10円玉=10枚
- 50円玉=1枚、10円玉=5枚
硬貨の種類が変わっても、組み合わせ方が正しければお金の価値は同じだということが分かります。
また実際に硬貨などを用いることで、数の概念がセットで身に付きますよ。
②おもちゃのお金でごっこ遊びをする
子供と買い物ごっこやお店ごっこなど、「ごっこ遊び」をするのも大事なお金教育の一つです。
何か欲しいものを手に入れるためには、「お金を払って買う」のだということが遊びながら身に付きます。
ごっこ遊びで商品に値段をつけたりお釣りのやり取りをするなど、遊びの中に具体的なお金の使い方を取り入れていくと良いですよ。
③買い物中に積極的に会話する
子育て中の親にとって、幼児を連れてスーパーなど買い物に行くのはとても大変でしょう。
しかし面倒に感じても、なるべく子供を連れてスーパーに行くように意識してください。
商品の名前や値段を言うなどして、買い物中は子供と積極的にコミュニケーションを取りましょう。
買い物中にお菓子やおもちゃをねだられた場合はダメと言うだけでなく、「今日はお金が足りないから買えない」など理由を伝えると効果的です。
④本物のお金に触れさせる
幼い子供に本物のお金を触らせることに、抵抗を覚える親は多いです。
しかしお金について学ぶのであれば、やはり本物のお金に触れることはとても重要です。
子供が興味を持ったタイミングなどで良いので、買い物時にレジで支払わせてみましょう。
またクレジットカード決済やキャッシュレス決済などは子供の前ではなるべく避けて、現金を扱う姿をなるべく見せるようにしてください。
⑤報酬としてのお小遣いを渡す
家事などお手伝いをした際に、報酬としてお小遣いを渡しましょう。
お金教育として、お金を稼ぐ体験をさせてみるのも効果的な方法の一つです。
働いたらお金が稼げるということを、成功体験を通して理解できます。
お小遣いはなるべく細かい硬貨で渡すのがポイント。
お金の種類・組み合わせ方・数の概念などを効率よく学べますし、小銭でも量を多く持っていると満足感を得やすいからです。
報酬制お小遣いのポイント
報酬制お小遣いのポイントを解説します。
まずお手伝いの種類を、報酬があるものとないものに区別してください。
日常生活のなかで子供がすべきこと(片付けなど)は、報酬のない子供が自らすべき仕事としましょう。
報酬のあるお手伝いには、庭の水やり・洗い物・お風呂の掃除など家族への貢献度が高いものを3つほど作っておくと良いですよ。

「○○円あげるから片付けをしておいて」など、報酬を餌に手伝いを頼まないように気を付けましょう!
さもないとお金でしか動かない大人に成長する恐れが…。
3歳にお金について教えるためのおすすめツール
3歳の子供にお金について教えるにあたり重要なのは、子供がゲーム感覚で楽しく学ぶことです。
子供と遊びながら学べるおすすめツールを紹介していきますね。
3歳のお金教育におすすめのツール
- 絵本
- 教材(ドリル)
- アプリ
絵本
3歳のお金教育でおすすめの絵本を紹介します。
おすすめの絵本
- これ あな
- ひゃくえんだま
- おかねのきもち
- ありがとうのおかね
- おかねをつかう!
絵本は3歳からでも絵を見て楽しめる、おすすめのツールですね。
教材(ドリル)
次に、3歳のお金教育でおすすめの教材(ドリル)を紹介します。
おすすめの教材(ドリル)
- お金の使い方と計算がわかる おかねのれんしゅうちょう
- お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう
- 七田式
・おかねのドリル 3歳から
・知力ドリル「おかね」3・4歳から
教材といっても3歳児向けに楽しく遊べるように設計されているので、お金教育を始めるのにちょうど良いですよ。
アプリ
3歳のお金教育でおすすめのアプリを紹介します。
おすすめのアプリ
- ごっこ遊び
- ワオっち!ランド
- トドさんすう
- クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦
無料アプリなので気軽にインストールして、親子で遊べますよ。
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【まとめ】3歳からお金について教えて金銭感覚を育てよう
このページでは、3歳にお金について教えるタイミング・理由・方法をまとめました。
日常生活を通して教えるとスムーズですよ。
重要なのは子供が楽しみながら学ぶこと。
親の考えや価値観の押し付けになってしまわないよう、常識的な金銭感覚を育てるようにしましょう。
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