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JCBカードWのポイント還元率は実質何%?ポイント還元率の計算方法や効率よくポイントを貯める方法を紹介

JCBカードW 還元率

JCBカードWは、その高い還元率で若い世代からの支持を集めているクレジットカードの一つです。

【JCBカードWの特徴まとめ】

  • 18歳から39歳以下の方が申し込め、40歳になってからも使用できるクレジットカード
  • カード発行後は年会費無料で利用できる
  • カード払い毎に「Oki Dokiポイント」が貯まっていく

クレジットカード選びにおいて、多くの人が重視するのが還元率の高さです。

高還元率のカードを使用すれば、日常のショッピングがよりお得になるのは明らかです。

特に、JCBカードWはその優れたサービス内容とともに、その還元率の高さで評価されています。

■パートナー店一覧(2024年3月調べ)
パートナー店 ポイント倍率 ポイント還元率
スターバックス
(Starbucks eGift)
20倍 10.0%
スターバックス
(オンライン入金・オートチャージ)
10倍 5.0%
Amazon 4倍 2.0%
セブン-イレブン 3倍 1.5%
ビックカメラ 2倍 1.0%

若者を中心に、このカードのファンが急増している理由も納得できます。

しかし、実際にJCBカードWの還元率はどれくらいなのかと疑問に持たれる方が多々います。

「還元率を最大限に活用するためのコツはあるのか?」、「他の高還元率を誇るクレジットカード、例えば楽天カードと比べてどうなのか?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。

この記事では、JCBカードWの基本情報と、より多くの還元を享受するための方法、そして他の高還元率カードとの比較を行いながら、これらの疑問に答えていきます。

このページで分かること

  • JCBカードWのポイント還元率
  • JCBカードWのポイント還元率の計算方法
  • JCBカードWで効率よくポイントを貯める方法
  • JCBカードWとJCB一般カードとの違い

※当記事は2024年現在の情報になります。

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目次

JCBカードWのポイント還元率

JCBカードWは、利用者にとって魅力的な高還元率カードとして知られています。

このカードの最大の特徴は、日本国内外を問わず、税込1000円の支払いに対して常に2ポイントのOki Dokiポイントが付与される点です。

【Oki Dokiポイントの特徴】

Oki DokiポイントはJCBカード利用時に獲得できるポイントシステムで、その利用方法によって還元率が変わるのが特徴です。

基本的には、このカードのポイント還元率は1%とされていますが、実際にはポイントの使い道によって還元率が異なります。

【Oki Dokiポイントの還元率】

例えば、獲得したポイントをAmazonでのネットショッピングに使用した場合、1ポイントは3.5円分の価値があり、これによる還元率は0.7%となります。
また、ポイントをキャッシュバックに交換する場合、1ポイント3円分の価値となり、還元率は0.6%になる計算です。

以下は、代表的なJCBカードWのパートナー店で、対象の店舗でカードを使用した時の還元率です。

■パートナー店一覧(2024年3月調べ)
パートナー店 ポイント倍率 ポイント還元率
スターバックス
(Starbucks eGift)
20倍 10.0%
スターバックス
(オンライン入金・オートチャージ)
10倍 5.0%
Amazon 4倍 2.0%
セブン-イレブン 3倍 1.5%
ビックカメラ 2倍 1.0%

上記表のように、このカードはポイントの利用方法によっては、基本の還元率を上回る場合もあります。

特に、JCBのパートナー店舗で利用した場合のポイント倍率の上昇や、JCB PREMOポイントへの交換を利用することで、1ポイントを5円相当として利用できるため、1%以上の還元率を実現できるのです。

このように、JCBカードWはその利用方法次第で、より高い還元率を享受することが可能なカードと言えるでしょう。

JCBカードWと人気のクレジットカードの還元率を比較

では、人気の高い他のクレジットカードの還元率と、JCBカードWとの還元率を比較してみましょう。

以下は、JCBカードWと人気のクレジットカードの還元率を含めた基本情報の一覧表になります。

おすすめクレジットカード JCB CARD W 三井住友カード(NL) 三菱UFJカードVIASOカード JCBカード S 学生専用ライフカード 三菱UFJカード エポスカード 楽天カード ソラチカカード Olive(一般)
カード表面 JCB CARD W-20230419 三井住友カード(NL)-20230526 三菱UFJカードVIASOカード JCBカード S 学生専用ライフカード 三菱UFJカード-20230913 エポスカード 楽天カードアカデミー-20230907 ANA ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)-20230907 Olive(一般)
年会費(税込) 永年無料 永年無料 永年無料 初年度無料
※通常1,375円
永年無料 在学中は無料 永年無料 永年無料 初年度無料
2年目以降2,200円
永年無料
ポイント還元率 1.0〜5.5% 0.5〜7% 0.5~1.0% 0.5~5.0% 0.5~1.0% 0.5〜5.5% 0.5~1.0% 1.0%〜 0.5〜1.5% 0.5%~20%
付帯保険 海外旅行
ショッピング
海外旅行傷害保険
(利用付帯)
海外旅行
ショッピング
国内・海外旅行
ショッピング
海外旅行 海外旅行
ショッピング
海外旅行 海外旅行 国内・海外旅行
ショッピング
海外旅行
国際ブランド JCB Visa
Mastercard®
Mastercard® JCB Visa/JCB
Mastercard®
Visa
JCB
AMEX
Mastercard®
Visa Visa
JCB
AMEX
Mastercard®
JCB Visa
入会可能年齢 満18歳~満39歳 満18歳以上 満18歳以上 満18歳以上 満18歳~満25歳 満18歳以上 満18歳以上 満18歳以上 満18歳以上(高校生を除く) 満18歳以上

このように、他のクレジットカードと比較しても、JCBカードWのポイント還元率は高めです。

特に対象店舗での決済ではさらにポイント還元率がアップするので、常日頃からパートナー店舗を利用している方にはオススメのカードといえます。

JCBカードWのポイント還元率の計算方法

JCBカードWのポイント還元率は、利用者のポイントの貯め方と使い方によって大きく変動します

具体的には、カードを使用する場所や、ポイントの利用方法に応じて、基本の還元率である1.0%から、最低0.6%まで低下することも、最高で10.5%まで上昇します。

このような上昇がみられる要因として考えられるものが、ポイントの「付与率」と「交換率」です。

ポイント還元率が上昇する要因 付与率 交換率
概要 カード利用金額に対してどれだけのポイントが付与されるかを示す比率で、JCBカードWでは通常、1,000円の利用に対し2ポイントが付与され、基本付与率は0.2%となります。
しかし、特定の加盟店やサービス利用時にはこの付与率が上昇し、利用者はより多くのポイントを獲得できます。
貯まったポイントを現金や商品、サービスに交換する際の1ポイント当たりの価値です。
JCBカードWで貯めたOki Dokiポイントを使用する際、その交換先によってポイント1ポイントあたりの価値が変わります。
還元率上昇例 例えば、一部の優待店では、ポイント付与率が1.1%に達することがあり、これは基本付与率の約5.5倍に相当します。 例えば、ポイントをJCBプレモカードへのチャージに使用すると、1ポイントが5円相当となり、交換率は5倍になります。

実質的な還元率は、これらの付与率と交換率を掛け合わせることで計算されます。

【実質還元率の計算の計算式】

還元率 = 付与率 × 交換率

例えば、基本付与率が0.2%で、ポイントをキャッシュバックに利用した場合の交換率が3倍であれば、実質還元率は0.6%となります。

しかし、優待店での付与率が1.1%、かつ、JCBプレモへのチャージなどで交換率が5倍の場合は、還元率は5.5%に跳ね上がります。

したがって、JCBカードWを利用する際は、高い還元率を目指して、どの店舗で利用するか、貯めたポイントはどのように使用するかを賢く選ぶことが大切です。

ポイントの貯め方と使い方を理解し、計画的にカードを利用することで、最大限のメリットを享受することが可能になります。

JCBカードWの還元率を上げる方法

JCBカードWを使用する際、ポイントの付与率を最大限に高める方法には、特に2つのアプローチがあります。

【JCBカードWの還元率を上げる方法】

  • 優待店やパートナー店舗などの付与率の高い店舗で使用する
  • ポイントチャージなどの交換率の高い方法を利用する

これらの方法を組み合わせることで、JCBカードWの利用価値を最大化し、日常生活での出費をより賢く、そしてお得に管理することができるでしょう。

ポイントの貯め方と使い方を上手に活用することで、カード利用のメリットをさらに感じることが可能になります。

優待店やパートナー店舗などの付与率の高い店舗で使用する

一つ目は、優待店やパートナー店舗での使用を意識することです。

これらの店舗では、通常よりも高いポイントアップ倍率が設定されており、例えばセブン-イレブンやローソンなどのコンビニエンスストア、またはAmazonやスターバックスなどのオンラインサービスでの支払いが、ポイント還元率の高い活用法となります。

■加盟店のポイントアップ倍率と付与率(2024年2月時点)
優待店 ポイントアップ倍率 付与率
スターバックス カードへの
オンライン入金・オートチャージ
10倍 1.10%
amazon 4倍 0.50%
セブン-イレブン 3倍 0.40%
ローソン 3倍 0.40%
ミニストップ 3倍 0.40%
イトーヨーカドー 3倍 0.40%
TEPCO 2倍 0.30%
関西電力 2倍 0.30%

特にスターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージでは、最高10倍のポイントアップ倍率を享受でき、1.1%の高還元率を実現します。

ポイントチャージなどの交換率の高い方法を利用する

二つ目のアプローチは、貯まったポイントを賢く使用することにあります。

ポイントチャージや特定のポイント交換方法を利用すると、交換率が高まります。

例えば、JCBプレモへのチャージ、ビックポイントへの交換、またはnanacoポイントへの交換では、1ポイントあたり5円の高い交換率を享受できます。

これにより、実質的な還元率を大幅に上げることができるのです。

交換率を上げる方法(2024年2月調べ)
交換先 交換率
JCBプレモにチャージ 1ポイント5円
ビックポイントに交換 1ポイント5円
nanacoポイントに交換 1ポイント5円(※)
スタバカードにチャージ 1ポイント4円
amazon 1ポイント3.5円

ただし、ポイントの使い道によっては、設定に少し手間がかかることもありますので、還元率の高さと利便性のバランスを考慮して最適な方法を選択することが重要です。

JCBカードWが持つメリット

JCBカードWは、「価格.com」が実施したクレジットカード人気ランキングで、2期連続で1位を獲得するほど人気のクレジットカードです(2022年下半期・2023年上半期)。

こうした人気の背景にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここではJCBカードWのメリットのなかから特に注目したいものとして、以下の発展を詳しく解説します。

JCBカードWのメリット8選

  1. ポイントが貯まりやすい
  2. ポイントが多くもらえる優待店がたくさんある
  3. 海外旅行保険やショッピング保険が利用できる
  4. 「Oki Doki ランド」経由のネットショッピングでポイントが多く貯まる
  5. 年会費が永年無料
  6. ETCカードの発行手数料・年会費が無料
  7. モバ即を使えば最短5分で発行できる
  8. ポイントの使い道が豊富

①ポイントが貯まりやすい

まず挙げられるのが、ポイント還元率の高さです。

通常のJCBカードの還元率が0.50%であるのに対し、JCBカードWの還元率は1.00%と2倍なので、多くのポイントを素早く貯められます。

多くのクレジットカードの一般的なポイント還元率は、0.50%である場合が多いです。

こうした点を考えても、1.00%という還元率は、高いといえます。

②ポイントが多くもらえる優待店がたくさんある

何度か触れている通り、JCBカードWのポイント還元率は、1.00%です。

このままでもかなり高い還元率と言えますが、提携している優待券を利用すればさらに多くのポイントをゲットできます。

しかも提携店は、スターバックスやAmazon、セブンイレブンなど日常的に利用する機械の多い店舗ばかりなのも嬉しい点です。

こうした優待券は2023年10月現在約130件あり、電気料金やガス料金など、日常生活を送る上で欠かせない出費でも優待を受けられる場合があります

以下に挙げる優待券の一例を見てみましょう。

■コンビニエンスストア

セブンイレブン 3倍
ローソン 3倍
ミニストップ 3倍
デイリーヤマザキ 3倍

■スーパーマーケット

イトーヨーカドー 3倍
SEIYU 3倍
アピタ/ピアゴ 3倍
成城石井 3倍

■インターネットショッピング

メルカリ 2倍
Amazon 4倍

このように、通常の還元率が高いことに加え、さらに効率よくポイントを貯められる店舗がたくさんあります。

上手に利用してどんどんポイントを貯めましょう。

③海外旅行保険やショッピング保険が利用できる

海外旅行へよく出かける方にとって大きなメリットなのが、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯する点です。

利用付帯であるため、航空券やツアー代などはJCBカードWで決済をする必要がありますが、年会費無料のクレジットカードで手厚い海外旅行保険が付帯するのはメリットと言えます。

治療補償 100万円
死亡・後遺障害補償 2,000万円
賠償責任補償 2,000万円
携行品損害補償 100万円
救援者費用補償 100万円

クレジットカードの中には、こうした海外保険のサービスが付帯していないものもたくさんあります。

いざという時の備えとして、こうした保険が付帯しているのは心強いですね。

ただし、旅行中の保証が受けられるのは海外旅行に限ります。

JCBカードWでは、国内旅行ではこうした補償は受けられないので間違えないように注意しましょう。

➃「Oki Doki ランド」経由のネットショッピングでポイントが多く貯まる

JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由してネットショッピングをすれば、通常のネットショッピングがさらにお得になります。

楽天市場やAmazon、yahoo!ショッピングなど、利用者の多いECサイトが多く登録されているので、複数のネットショッピングを使い分けながらポイントを効率的に貯めていけます。

以下の一例を見てください。

Amazon Fachion 9倍
楽天市場 2倍
yahoo!ショッピング 2倍
ユニクロオンラインストア 2倍

このように、実店舗での買い物はもちろん、インターネットショッピングでも優待を受けられるのは、大きなメリットと言えます。

⑤年会費が永年無料

年会費が永年無料な点も見逃せません。

クレジットカードの中には、初年度のみ年会費が無料なものの、翌年度以降は年会費が発生するケースも少なくありません。

一方JCBカードWは、年会費が永年無料なので、利用した分以外の出費を考える必要はありません。

クレジットカードを複数持っている場合、特定のクレジットカードの使用頻度ばかりが上がってしまい、他のクレジットカードはほとんど使わないというケースがあります。

年会費が発生するクレジットカードの場合、こうしたケースでは無駄に年会費を払い続けなければなりません。

しかし年会費が永年無料であるJCBカードWであれば、たとえ利用する頻度が大きく減ったとしても、無駄な出費がかからないので安心です。

JCBカードWのみを利用する場合はもちろん、クレジットカードを複数持っている方にとっても、年会費永年無料は嬉しいメリットといえます。

⑥ETCカードの発行手数料・年会費が無料

JCBカードWは、ETCカードの発行もできます。

こちらも、発行に当たっては手数料や年会費がかかりません。

クレジットカードの中にはETCカードの年会費として、500円程度が発生するケースもあります。

高速道路をあまり利用しない方にとって、このような年会費は無駄と言えますよね。

JCBカードWのETCカードは、たとえ高速道路を利用しなかった場合でも、年会費がかからないために無駄な出費が発生しません。

インターチェンジの中には、ETC専用の出口しかないインターチェンジもあります。

こうした場合にETCカードは非常に便利です。

年会費が無料であれば、高速道路のの利用も便利になりますね。

➆モバ即を使えば最短5分で発行できる

すぐにでもクレジットカードを手に入れたい方にとって嬉しいのが、クレジットカード番号を即時に発行できる「モバ即」というシステムに対応している点です。

モバ即を利用して申し込み手続きをすると、最短5分でクレジットカード番号が発行され、その日のうちにJCBカードWを利用できます。

実物のカードは郵送で送られ、手元に届くまで約1週間程度かかるケースが多いですが、モバ即を利用をしてクレジットカード番号を発行すれば、カードの到着を待たずにすぐにでも利用できるので便利です。

ただし、モバ即での申し込みでは、ETCカードや家族カードの発行は同時には申し込めません。

追加カードを発行したい場合は、JCBカードWの申し込み手続きを済ませた後個別で申し込み手続きを済ませてください。

⑧ポイントの使い道が豊富

JCBカードWで貯まる「Oki Doki 」ポイントには、さまざまな使い道が用意されています。

商品との交換したり、きゃっしバックして日新井に当てたり、マイルに交換したりと、選択肢は幅広いです。

有効期限もポイント獲得時から2年間と余裕があるので、執行の可能性も少ないです。

そのうえ1ポイントであっても使い道はあるので、せっかく貯めたポイントが無駄になることもありません。

JCBカードWが抱えるデメリット

つづいては、JCBカードWのデメリットについても見ていきましょう。

メリットだけでなくデメリットにも目を向けることで、JCBカードWが自分に合ったカードかどうか、判断しやすくなります。

この記事ではJCBカードWのデメリットとして、以下の6点を挙げました。

  1. 40歳以上の方は申し込めない
  2. JCBスターメンバーズの対象外
  3. 締め日や支払日を変更できない
  4. インビテーションが届かない
  5. JCB以外の国際ブランドを選べない
  6. 国内旅行の保険が付帯していない

①40歳以上の方は申し込めない

JCBカードWは確かに優れたカードではあるものの、40歳以上の方は申し込めないので注意しましょう。

JCBカードWは、どちらかというと若年層をターゲットにしたクレジットカードで、申し込み資格に「18歳以上39歳以下」と明記されています。

JCBカードWのサービスが充実しているのも、ターゲットとする層を明確に絞り込んで展開しているためと考えられます。

しかし、40歳以上の方でも申し込めるクレジットカードは山ほどある上、サービスが充実しているものもたくさんあります。

40歳以上の方は、JCBカードWにこだわらず、さまざまなクレジットカードを比較検討すれば、自分に合った一枚が見つかりやすいです。

以下の記事も参考にしてください。

②JCBスターメンバーズの対象外

JCBは「JCBスターメンバーズ」という制度があります。

JCBスターメンバーズは、年間のカード利用額に応じて、次の年度のポイント還元率がさらにアップするポイントアップ制度です。

JCBスターメンバーズは多くのJCBカードで利用できるサービスですが、JCBカードWは、残念ながら対象外です。

ポイントアップ制度がないために、利用額に応じたポイント還元率アップが狙えません。

つまり、どれだけ利用額が積み重なっても、ポイント還元率は変わらないということです。

ただし、JCBカードWはそもそものポイント還元率が高いうえ、優待店がたくさんあるので、ポイントが貯まりにくいわけではなく、むしろ効率よく多くのポイントが貯められるカードです。

賢く利用すれば、JCBスターメンバーズ対象外というデメリットは、解消できます。

③締め日や支払日を変更できない

JCBカードWに限らず、JCBオリジナルシリーズに共通するデメリットとして、締め日や支払日の変更ができない点が挙げられます。

月末締めではないために家計管理がしづらくなる場合があるため、月末締めのクレジットカード利用になれていた方は、新たな支払いサイクルに慣れる必要があります。

給料日によってはお金の流れや動きがややこしくなり、戸惑う恐れもあります。

➃インビテーションが届かない

インビテーションが届かないのも、JCBカードWの特徴です。

インビテーションとは、クレジットカードの利用状況が優良と判断された顧客に対して、クレジットカード会社がゴールドカードやプラチナカードなどへの、クレジットカードのアップグレードを提案するシステムです。

JCBカードWにはインビテーションシステムがないため、どれだけたくさん利用してもインビテーションが届きません。

クレジットカードを利用する方の中には、ゴールドカードやプラチナカードなどへと、クレジットカードを育てる作業を楽しみにされている方もいますが、JCBカードWでは、こうした楽しみ方がしづらいと言えます。

ただし、インビテーションこそ届かないものの、自らアップグレードの申し込みはできます。

クレジットカードが優良顧客と判断した場合に送るインビテーションと比べると、アップグレードの審査難易度はやや上がりやすいものの、アップグレードができないというわけではないので覚えておきましょう。

⑤JCB以外の国際ブランドを選べない

国際ブランドがJCB以外選べない点にも注意が必要です。

JCBは日本のクレジットカード会社のため、日本国内では決済に利用できる店舗が数多くありますが、VISAやmastercard、アメックスなどと比べると、海外では使えるお店が少ないです。

海外旅行などでの使用を考えている場合は、念のために他の国際ブランドのクレジットカードも持っておきましょう。

とはいえ、JCBの公式サイトによると、JCBカード加盟店は世界中に約4,300万店あり、グアムやハワイ台湾など海外旅行に人気の国でも使えるお店がたくさんあります。

他の国際ブランドのクレジットカードを一緒に持って行き、場合に応じて使い分ければ海外旅行でも十分に使いやすいクレジットカードです。

さらに、海外旅行の決済をJCBカードWでおこなえば、海外旅行保険も付帯されるので、万が一の場合も安心できます。

⑥国内旅行の保険が付帯していない

続いてのデメリットは、国内旅行の保険が付帯していない点です。

先ほど解説した通り、JCBカードWには、最大2,000万円の海外旅行保険が利用付帯されています。

一方、国内の旅行に関しては保険がないため、国内旅行の代金をJCBカードWで決済したとしても、怪我や事故などの補償が受けられません

海外旅行保険が付帯している点は、海外旅行に多く出かける方にとっては恩恵が大きいですが、国内での旅行がメインの方にとってはメリットがないと言えます。

JCB一般カードであれば、国内旅行・海外旅行ともに最大3,000万円の国内旅行の保険が付帯しているので、そちらも検討しましょう。

こちらの記事では、JCB一般カードを含め国内旅行保険が付帯されているおすすめのクレジットカードを厳選して紹介しています。

ぜひチェックしてください。

JCBカードWの発行手順

ここまでは主に、JCBカードWのポイント還元率やサービス内容を中心に解説しました。

ここからは、JCBカードWの発行手順を見ていきましょう。

注意すべきなのが、JCBカードWの申し込みはインターネットでの申し込みしか受け付けていない点です。

書面の郵送や店頭での申し込みはできないので、あらかじめ注意してください。

JCBCARDWの申し込み手順

①公式サイトへ移動

まずはJCBの公式サイトを訪問します。

JCBカードWの公式ホームページにある申込ボタンをクリックすると、規約や規定、重要事項の確認を求められます

全てに目を通して内容の理解・同意ができたら「同意のうえ、入力へ進む」をクリックしましょう。

画面が切り替われば、いよいよ申し込み手続きに進みます。

②申し込み者情報の入力

規約の確認が済んだら、自身の情報を入力していきます。

生年月日や職業、氏名や年収、金融機関情報など、所定の情報に漏れなく記入してください。

この時、キャッシュカードや通帳など、金融機関の支店名や口座番号などが確認できるものを用意してください。

入力が済むと、金融機関のサイトでの設定や本人確認の方法の設定などを経て審査に移ります。

③入会審査

申し込み時に記入した内容に不備がなければ、入会審査に移ります。

「モバ即(モバイル即時入会サービス)」を利用すれば、申し込み手続きが終了してから最短5分で審査が完了し、実物のカードが手元に届く前に、カード番号が発行されます。

実物のクレジットカードがなくてもインターネットショッピングや店頭でカード決済ができるため、すぐにでもJCBカードWを使い始めたい方は、ぜひ利用してください。

➃審査通過・カード発行

無事審査に通過すれば、申し込み時に記入した住所に、JCBカードWが発送されます。

申し込み時に記入した住所に誤りがあると、いつまでたってもJCBカードWがに届かない恐れもあります。

申し込み手続きの際には、記入した内容に誤りや不備、書き漏らしなどがないか必ずチェックしてください。

⑤カードが手元に届く

問題がなければ、およそ1週間前後でJCBカードWが手元に届く場合が多いです。

あまりに到着が遅い場合は、JCBに問い合わせて配送状況を確認してください。

また、カードが手元に届いたらすぐに、裏面の署名欄に氏名を記入してください。

原則として、クレジットカードは署名欄に氏名の記載がないものは使用できません。

もちろん、JCBカードWも同様です。

さらに署名欄が空欄だと、万が一の際に不正利用のリスクも高まります。

利用上・防犯上の観点からも、JCBカードWが手元に届いた時点で、裏面の署名欄に必ず署名してください。

JCBカードWの申し込み方法の「モバ即」とは?

ここまでの解説でたびたび「モバ即」について触れました。

ここではJCBカードWのスピーディーな発行に便利なモバ即について、詳しく解説します。

「モバ即」とは、「モバイル即時入会サービス」の略称で、JCBカードWが手元に届く前に利用を始められる、JCBが提供するサービスです。

すぐにでもJCBカードWを使い始めたい方にとって便利なシステムですが、注意点もあります。

モバ即を利用する条件

  • 9:00~20:00の間にに申し込む
  • 「運転免許証」「マイナンバーカード」「在留カード」のいずれかを用意する

受付時間を過ぎてから申し込むと翌日の受付扱いになるため、最短5分でのカード発行ができなくなるので注意してください。

また、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。

なお、土日祝日の受付には対応しています。

次からは、通常の申し込みとモバ即による申し込みとの違いを解説します。

ナンバーレスカードが発行される

モバ即でJCBカードWに申し込んだ場合、手元に届くカードはナンバーレスカードになります。

ナンバーレスカードとは、カードの両面にクレジットカード番号が記載されていないクレジットカードです。

通常の申し込み方法の場合、手元に届くJCBカードWは、裏面にのみカード番号が記載される「片面ナンバーレスカード」になります。

一方モバ即でJCBカードWに申し込んだ場合は、カードの表面・裏面どちらにもカード番号の記載がないナンバーレスカードになります。

リアルカードの到着前にカードが使える

モバ即でJCBカードWに申し込むと最短5分で審査が完了し、デジタルカードを発行してもらいます。

デジタルカードをアプリで起動すれば、クレジットカードが手元に届く前に、利用を始められます。

リアルカードが手元に届くまでは通常1週間から2週間ほどかかりますが、デジタルカードであれば審査が終わり次第すぐに使い始められるので、すぐにクレジットカードが欲しい方にぴったりです。

 JCBカードWのモバ即が抱えるデメリット

最短5分でカードの利用が始められるモバ即ですが、知っておきたいデメリットもあります。

発行後に戸惑ってしまわないよう、あらかじめ注意しましょう。

モバ即のデメリット3選

ATMでのキャッシングができない
追加カードが発行できない
モバ即に対応しているJCBカードが少ない

①ATMでのキャッシングができない

モバ即で発行されたデジタルカードでは、ATMでのキャッシングができません。

1日でも早くクレジットカードを手に入れてキャッシングをしたいという方は、注意しましょう。

ATMでのキャッシングを利用するには、モバ即でデジタルカードが発行された後、実物のプラスチックカードが手元に届くまで待たなければなりません

②追加カードが同時に申し込めない

2023年10月現在、モバ即の審査が対応しているのは本会員のみです。

そのため、ETCカードや家族カードといった追加カードが同時に申し込めない点に注意しましょう。

追加カードに申し込むためには、クレジットカードが手元に届いてから別途申し込み手続きを済ませる必要があります。

③モバ即に対応しているJCBカードが少ない

JCBが発行しているクレジットカードは、2023年10月現在150種類以上ありますが、モバ即に対応しているクレジットカードは、その中でも10種類のみです。

今回この記事で解説しているJCBカードWはモバ即に対応しているので、すぐにでも審査を終えてカード利用を始めたい方は、ぜひ利用しましょう。

JCBカードWの利用がおすすめな人

では、ここまでの解説を踏まえて、JCBカードWの利用がおすすめなのはどのような方なのかを考えましょう。

JCBカードWの利用がおすすめな人

  • スターバックスをよく利用する
  • Amazonでの買い物が多い
  • ポイント還元率が高いクレジットカードを使いたい
  • JCBブランドのカードがほしい
  • ポイントを効率よく貯める方法を考えるのが好き

JCBカードWは、スターバックスやAmazonなどで、大きな優待を受けられるクレジットカードです。

特にスターバックスのギフト券購入でJCBカードWを使った場合、1,000円につき21ポイントが獲得でき、オートチャージに浸かった場合、1,000につき11ポイントがもらえるなど、スターバックスとの相性がとても良いです。

さらにAmazonの買い物の決済に使った場合は、1000ポイントにつき4ポイントゲットできます。

他にも優待を受けられるお店はたくさんあるので、こうしたお店を探すのが好きな方や、ポイントを効率よく貯める方法を考えるのが好きな方であれば、より多くのポイントを貯められます。

JCBカードWの利用がおすすめでない人

次に、JCBカードWの利用がおすすめでない人を考えましょう。

JCBカードWの利用がおすすめでない人

  • 優待店の利用頻度が低い方
  • ポイントをお得にためる方法を考えるのが面倒な方
  • クレジットカード会社からのインビテーションを受けたい方
  • 国内旅行保険が付帯しているクレジットカードが欲しい方
  • 高いステータス性のあるクレジットカードが欲しい方

JCBカードWは、主に若年層をターゲットにしたクレジットカードです。

そのため、空港のラウンジ利用などの豪華な優待特典や高いステータス性などを求める方には不向きと言えます。

さらに、海外旅行保険が付帯している一方で国内旅行の保険には対応していないので、国内旅行の保険が付帯しているクレジットカードが欲しい場合は、JCB一般カードの方がおすすめです。

また、セブン-イレブンやスターバックスなどの優待店を利用しない方の場合、大きなポイント獲得が難しいので、効率的なポイント獲得の方法を考える必要があります。

そうした方法を考えるのが苦手な方の場合、有効な手段の模索に疲れてしまう恐れもあります。

このようにJCBカードWには多くのメリットがある反面、デメリットもいくつかあるクレジットカードです。

しかし、こうしたデメリットは他のクレジットカードと併用することで解決できるものばかりです。

「申し込みから最短5分でカードが利用できる」「年会費が永年無料」など、大きなメリットもたくさんあるので、40歳を迎える前に申し込んでおくことをおすすめします。

JCBカードW とJCBカードSの違い

JCBカードSとJCBカードWは、JCBのプロパーカード「JCBオリジナルシリーズ」に属する年会費無料のカードですが、それぞれ異なるターゲットとニーズに応えるための特徴があります。

以下はそれぞれの基本スペックになります。

カード名 JCBカード W JCBカード S
券面デザイン JCBカードW JCBカード S
年会費 無料 無料
家族会員 無料 無料
ETC 無料 無料
申込資格 高校生を除く18歳〜39歳の方 高校生を除く18歳以上の方
国際ブランド JCB JCB
還元率 1% 0.5%
付帯特典 JCB共通のサービス クラブオフ
JCB共通のサービス
付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
スマホ保険:なし
スマホ保険:年間最大3万円
海外旅行傷害保険:最高2,000万円

JCBカードWとJCBカードS、どちらのカードを選ぶかは、カードの付帯サービスや特典内容など、そのカードにしかないもの、利用目的によって変わってきます。

ここからはJCBカードWとJCBカードSの違いを5つの観点から解説していきます。

年会費

年会費の面で見ると、JCBカードSとJCBカードWは双方ともに魅力的なオファーを提示しています。

これらのカードは、年会費永年無料のポリシーを採用しており、本カードだけでなく家族カードやETCカードにもこの条件が適用されます。

カード名 JCBカード W JCBカード S
年会費 無料 無料
家族会員 無料 無料
ETC 無料 無料

このような条件を提供するクレジットカードは珍しく、利用者にとって大きなメリットとなります。

特にETCカードに関しては、他の多くのクレジットカードが発行手数料を取るか、あるいは年に一度の使用を条件に無料化している中、JCBのこの二つのカードはそのような条件を設けていません。

これは、ETCカードを持ちたいけれども実際には年に一度も使わない可能性がある人にとって、非常に心強いサポートを意味します。

申し込み資格

JCBカードSとJCBカードWは共にJCBのプロパーカードシリーズに属しており、年会費無料の魅力的なオプションを提供していますが、申込資格においては若干の違いが見られます。

カード名 JCBカード W JCBカード S
申込資格 高校生を除く18歳〜39歳の方 高校生を除く18歳以上の方
ターゲット 若年層をターゲットにしたカードで特定の世代に特化したサービスを提供している 広い範囲の年齢層が対象となっており、幅広いユーザーにアクセス可能なカード

審査プロセスについては、どちらのカードも年会費が無料であるため、審査基準に大きな違いはないと予想されます。

学生や安定した収入がある方、そして過去にクレジットカードの支払い遅延などのネガティブな記録がなければ、審査を無事に通過することが期待できます。

特に、JCBカードWの39歳までの申込制限はありますが、カードは40歳を超えても引き続き利用可能で、こうした柔軟性もJCBカードが提供する利点の一つです。

ポイント還元率

JCBカードSとJCBカードWをポイント還元率で比較すると、明確な差が見られます。

両カードはJCBオリジナルシリーズの一員として、「OkiDokiポイント」システムを採用しており、利用金額に応じてポイントが貯まります。

カード名 JCBカード S JCBカード W
ポイント還元率 1,000円につき1ポイント
(還元率0.5%)
1,000円につき2ポイント
(還元率1%)
ポイント付与条件 月間の累計金額から 月間の累計金額から
貯められるポイント OkiDokiポイント OkiDokiポイント
有効期限 2年間 2年間

この差により、JCBカードWは一般的な利用シーンでポイントを効率良く貯めることができるカードと言えるでしょう。

■JCBオリジナルシリーズパートナー(2024年4月調べ)
カード名 JCBカード W JCBカード S
Amazon.co.jp 2% 1.50%
セブン-イレブン 2% 1.50%
スターバックスカード オンラインチャージ 5.50% 5%
apollostation、出光SS、シェルSS 1.50% 1%

加えて、JCBカードSはJCB STAR MEMBERSの対象となり、年間の利用金額に応じて次年度のポイント還元率が上がる機会を提供していますが、実際に最大還元率を享受するには相当の高額利用が必要です。

年間利用金額 ステージ 適用倍率 次年度還元率
300万円以上 ロイヤルαPLUS 2倍 1%
100万円以上 スターαPLUS 1.5倍 0.75%
50万円以上 スターβPLUS 1.2倍 0.6%
30万円以上 スターePLUS 1.1倍 0.55%

これに対して、JCBカードWは年間の利用金額に関わらず、常時1%の還元率が適用され、特定のポイントアッププログラムの対象外であってもそのシンプルさが利点となります。

さらに、海外利用ではどちらのカードも追加のポイントアップは適用されませんが、基本の還元率に基づきポイントが付与されます。

こうした点からも、JCBカードWは海外でのショッピングにおいても有利と言えます。

付帯保険の種類

JCBカードSとJCBカードWでは、付帯する保険の種類とその内容において類似点と相違点が存在します。

両カードともに海外旅行傷害保険とショッピング保険が利用付帯されており、その補償内容に大きな差はありません。

■海外旅行傷害保険
カード名 JCBカード W JCBカード S
保険適用条件 利用付帯 利用付帯
死亡・後遺障害 最高2,000万円 最高2,000万円
傷害治療 最高100万円 最高100万円
疾病治療 最高100万円 最高100万円
携行品損害 最高20万円 最高20万円
救援者費用 最高100万円 最高100万円
賠償責任保険 最高2,000万円 最高2,000万円
■ショッピング保険
カード名 JCBカード W JCBカード S
保険適用条件 海外利用のみ 海外利用のみ
補償対象期間 購入日から90日以内 購入日から90日以内
保険金額 最高100万円 最高100万円
自己負担額 1事故につき1万円 1事故につき1万円

しかし、JCBカードSには、これらに加えてスマートフォン保険が独自の付帯保険として設けられており、JCBカードWにはこの保険が含まれていません。

■JCBスマートフォン保険
カード名 JCBカード S JCBカード W
補償対象 購入後24ヵ月以内のカード本会員のスマートフォン なし
補償内容 ディスプレイ破損(画面割れ) なし
補償金額 年間最大3万円 なし
自己負担額 1万円 なし
適用条件 JCBカード Sでスマホの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う なし

スマホ保険は、カード本会員が購入後24ヶ月以内のスマートフォンに適用され、ディスプレイ破損(画面割れ)を補償します。

補償金額は年間最大3万円で、自己負担額は1万円です。

適用条件として、JCBカードSでスマホの通信料を直近3ヶ月以上連続で支払う必要があります。

このような特徴から、JCBカードSは特にスマートフォンを頻繁に使用し、画面割れなどのトラブルに対して保険を求めるユーザーに向いています。

一方で、JCBカードWを選ぶユーザーは、スマートフォン保険の有無にそれほど影響されずに、他の付帯保険のメリットを重視することになります。

付帯サービス

JCBカードSとJCBカードWはいずれも、年会費無料でありながら多彩な付帯サービスを提供しています。

特にJCBカードSは、その豊富な割引・特典サービス「クラブオフ」を通じて、国内外の様々な施設やサービスを割引価格で利用できる点が際立っています。

【「クラブオフ」の特典内容】

  • イオンシネマ シネマチケット(カード) 一般 1,800円→1,300円
  • 横浜・八景島シーパラダイス アクアリゾーツパス 大人・高校生以上 3,300円→2,800円
  • ピザーラ ピザを含む4,000円以上の注文1回で500円割引

加えて、JCBカードSとJCBカードWは共にJCBが提供する標準的な付帯サービスも利用できます。

【JCBカード共通の付帯サービス】

  • JCBプラザ/JCBプラザラウンジ
  • エクスプレス予約で新幹線をオンライン予約
  • ネットの不正利用に備えるJCBでe安心

このように、JCBカードSは「クラブオフ」を始めとする独自の付帯サービスで差別化を図り、特に日常生活や国内外の旅行での利用を想定したユーザーに大きなメリットを提供します。

一方、JCBカードWも基本的なJCBの付帯サービスを享受できるため、安心して国内外での利用が見込めます。

JCBカードWのポイント還元に関する質問

続いては、JCBカードWについて役立つ情報を一問一答形式で解説していきます。

以下の質問を見てください。

JCBカードWについてよくある質問

JCBカードWは40歳以上でも申し込める?
JCBカードWを紛失してしまったら?
追加カードの発行はできる?
JCBカードWで獲得したポイントの有効期限は?

①JCBカードWは40歳以上でも申し込める?

A.申し込めません。

JCBカードWの申し込み条件として「18歳から39歳までの方」と定められています。

40歳以上の方は申し込めないので注意してください。

ただし、40歳を迎える前に申し込みをすれば、40歳を超えて以降もこれまで通りJCBカードWを利用できるので、早めの申し込みをおすすめします。

②JCBカードWを紛失してしまったら?

A.すぐに利用停止手続きを取ってください。

利用停止の手続きは、インターネットまたは電話で対応してもらえます。

電話での手続き

JCB紛失盗難受付デスク:0120-794-082
(24時間受付)

インターネットでの手続き

  1. JCB会員専用サービス「MyJCB」にログイン
  2. 紛失登録内容を入力
  3. 利用停止
  4. 新たなカードの送付

また、万が一に備えて警察への紛失・盗難届の提出をおすすめします。

③追加カードの発行はできる?

A.できます。

本会員と生計を共にしている配偶者や子ども、親などを対象に、家族カードやETCカードを発行できます。

年会費もかかりません。

ただし、家族カードを発行できる子どもは高校生を除く18歳以上の方です。

➃JCBカードWで獲得したポイントの有効期限は?

A.ポイント獲得から24ヶ月です。

一度失効してしまったポイントは元に戻らないので、こまめにポイントの残り有効期限を確認しましょう。

JCBカードWのポイント還元率1.0%の高還元率のクレジットカード

この記事では大人気のクレジットカード、JCBカードWの還元率について詳しく解説しました。

一般的なクレジットカードの還元率が0.500%であるケースが多いなかで、JCBカードWの還元率は1.00%と高いです。

スターバックスを始めとする優待店を活用すれば、さらに効率よくポイントを貯められます。

その上年会費も永年無料で、モバ即を利用して申し込めば最短5分でカード発行ができるなど、コストパフォーマンスやスピード感にも優れたクレジットカードです。

国内旅行保険は付帯していないものの、海外旅行には最大2,000万円までの保険が利用付帯されています。

国内旅行と海外旅行、どちらの保証も充実させたい方は、JCB一般カードの利用も検討しましょう。

注意点は、高校生を除く18歳から39歳までの方しか申し込めない点です。

40歳を迎えてしまうと申し込みができないので注意しましょう。

申し込みさえ済ませてしまえば40歳を過ぎても変わらず利用を続けられるので、申し込み資格をクリアしているうちに早めに申し込むのがおすすめです。

JCBカードWの基本情報

JCB CARD W-20230419

年会費 本会員:永年無料
家族会員:永年無料
還元率 1.0%~5.5%
国際ブランド JCB
申し込み条件 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定した継続収入のある方
または18歳以上39歳以下で学生の方(高校生を除く)
旅行保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(海外)
ショッピングガード保険:最高100万円(海外)
追加カード ETCカード/QUICPay/家族カード
設定可能な決済サービス Apple Pay/Google Pay
ポイント名 OkiDokiポイント

最後に、これまでの解説を踏まえてJCBカードWの基本的な情報をおさらいしましょう。

JCBカードWは、JCBが発行しているクレジットカードです。

ポイント還元率の高さが特徴で、JCB一般カードの還元率5.00%に対し、JCBカードWは1.00%と2倍の還元率を誇ります。

「W」と名前についているのはこのためで、ポイントを素早く貯めたい方におすすめのクレジットカードです。

特にスターバックスとの相性が良いので、スターバックスをよく利用する方に向いています。

モバ即を利用して申し込めば最短5分で利用が開始でき、年会費もかかりません。

ただし、モバ即で発行されたデジタルカードではATMでのキャッシングができないので注意しましょう。

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