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JCBカードWのポイント還元率はどのくらい?メリット・デメリットやサービス内容を解説します

JCBカードWのポイント還元率はどのくらい? メリット・デメリットやサービス内容を解説します

高還元率との声が多く聞かれるJCBカードWですが、具体的な還元率はどのくらいなのでしょうか。

クレジットカードを選ぶ上で見逃せないチェックポイントが、還元率です。

還元率が高ければ高いほど、日々の買い物がお得になります。

jcbカードWは、サービス内容はもちろん還元率の高さも評判のクレジットカードです。

しかし、具体的な還元率がわからなければ、どの程度優れたカードなのかイメージがつきづらいですよね。

そこでこの記事では、JCBカードWの還元率を中心に、サービス内容やメリット・デメリットなどを解説していきます。

これからJCBカードWへの申し込みを考えている方はもちろん、還元率についてあまり考えて来なかったJCBカードWユーザーも、ぜひ最後まで目を通してください。

※本ページにはPRが含まれます。

目次

JCBカードWの還元率はどのくらい?

JCBカードWの還元率が高いという声をしばしば耳にしますが、具体的にどの程度の還元率なのでしょうか。

JCBカードWのポイント還元率は、1.00%~5.50%です。

一般的なクレジットカードのポイント還元率が0.5%ほどである点を考えると1.00%という還元率はかなりの高還元率といえます。

通常のJCBカードの還元率も0.5%で、JCBカードWはその2倍です。

「W」と名前についているのはこのためで、賢く運用すれば効率的にポイントを貯めていきます。

その上、優待券での決済に使用すればポイント倍率がさらに高くなります。

代表的な例を一部見てみましょう。

スターバックス 最大21倍
Amazon 4倍
セブンイレブン 4倍
ドミノピザ 3倍
ビッグカメラ 3倍

このように、スターバックスやセブンイレブン、Amazonなどでの決済と相性がよく、対象店舗を頻繁に利用する人であれば、すぐに多くのポイントを貯められます。

人気のクレジットカードとの還元率比較

では、人気の高い他のクレジットカードの還元率と、JCBカードWとの還元率を比較してみましょう。

以下の表を見てください。

JCBカードW
JCB CARD W-20230419
1.00%~5.50%
三井住友(NL)
三井住友カード(NL)-20230526
0.50%〜7.00%
dカード
dカード-20230419
1.00%
ライフカード
-%
※公式では1,000円=1ポイントと掲載
VIASO
VIASOカード-20230419
0.50%

このように、他のクレジットカードと比較しても、JCBカードWのポイント還元率は高めです。

対象店舗での決済ではさらにポイント還元率がアップするので、賢く活用したいですね。

JCBカードWのメリット7選

JCBカードWは、「価格.com」が実施したクレジットカード人気ランキングで、2期連続で1位を獲得するほど人気のクレジットカードです(2022年下半期・2023年上半期)。

こうした人気の背景にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここではJCBカードWのメリットのなかから特に注目したいものとして、以下の発展を詳しく解説します。

JCBカードWのメリット8選

  1. ポイントが貯まりやすい
  2. ポイントが多くもらえる優待店がたくさんある
  3. 海外旅行保険やショッピング保険が利用できる
  4. 「Oki Doki ランド」経由のネットショッピングでポイントが多く貯まる
  5. 年会費が永年無料
  6. ETCカードの発行手数料・年会費が無料
  7. モバ即を使えば最短5分で発行できる
  8. ポイントの使い道が豊富

①ポイントが貯まりやすい

まず挙げられるのが、ポイント還元率の高さです。

通常のJCBカードの還元率が0.50%であるのに対し、JCBカードWの還元率は1.00%と2倍なので、多くのポイントを素早く貯められます。

多くのクレジットカードの一般的なポイント還元率は、0.50%である場合が多いです。

こうした点を考えても、1.00%という還元率は、高いといえます。

②ポイントが多くもらえる優待店がたくさんある

何度か触れている通り、JCBカードWのポイント還元率は、1.00%です。

このままでもかなり高い還元率と言えますが、提携している優待券を利用すればさらに多くのポイントをゲットできます。

しかも提携店は、スターバックスやAmazon、セブンイレブンなど日常的に利用する機械の多い店舗ばかりなのも嬉しい点です。

こうした優待券は2023年10月現在約130件あり、電気料金やガス料金など、日常生活を送る上で欠かせない出費でも優待を受けられる場合があります

以下に挙げる優待券の一例を見てみましょう。

■コンビニエンスストア

セブンイレブン 3倍
ローソン 3倍
ミニストップ 3倍
デイリーヤマザキ 3倍

■スーパーマーケット

イトーヨーカドー 3倍
SEIYU 3倍
アピタ/ピアゴ 3倍
成城石井 3倍

■インターネットショッピング

メルカリ 2倍
Amazon 4倍

このように、通常の還元率が高いことに加え、さらに効率よくポイントを貯められる店舗がたくさんあります。

上手に利用してどんどんポイントを貯めましょう。

③海外旅行保険やショッピング保険が利用できる

海外旅行へよく出かける方にとって大きなメリットなのが、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯する点です。

利用付帯であるため、航空券やツアー代などはJCBカードWで決済をする必要がありますが、年会費無料のクレジットカードで手厚い海外旅行保険が付帯するのはメリットと言えます。

治療補償 100万円
死亡・後遺障害補償 2,000万円
賠償責任補償 2,000万円
携行品損害補償 100万円
救援者費用補償 100万円

クレジットカードの中には、こうした海外保険のサービスが付帯していないものもたくさんあります。

いざという時の備えとして、こうした保険が付帯しているのは心強いですね。

ただし、旅行中の保証が受けられるのは海外旅行に限ります。

JCBカードWでは、国内旅行ではこうした補償は受けられないので間違えないように注意しましょう。

➃「Oki Doki ランド」経由のネットショッピングでポイントが多く貯まる

JCBが運営するポイント優待サイト「Oki Doki ランド」を経由してネットショッピングをすれば、通常のネットショッピングがさらにお得になります。

楽天市場やAmazon、yahoo!ショッピングなど、利用者の多いECサイトが多く登録されているので、複数のネットショッピングを使い分けながらポイントを効率的に貯めていけます。

以下の一例を見てください。

Amazon Fachion 9倍
楽天市場 2倍
yahoo!ショッピング 2倍
ユニクロオンラインストア 2倍

このように、実店舗での買い物はもちろん、インターネットショッピングでも優待を受けられるのは、大きなメリットと言えます。

⑤年会費が永年無料

年会費が永年無料な点も見逃せません。

クレジットカードの中には、初年度のみ年会費が無料なものの、翌年度以降は年会費が発生するケースも少なくありません。

一方JCBカードWは、年会費が永年無料なので、利用した分以外の出費を考える必要はありません。

クレジットカードを複数持っている場合、特定のクレジットカードの使用頻度ばかりが上がってしまい、他のクレジットカードはほとんど使わないというケースがあります。

年会費が発生するクレジットカードの場合、こうしたケースでは無駄に年会費を払い続けなければなりません。

しかし年会費が永年無料であるJCBカードWであれば、たとえ利用する頻度が大きく減ったとしても、無駄な出費がかからないので安心です。

JCBカードWのみを利用する場合はもちろん、クレジットカードを複数持っている方にとっても、年会費永年無料は嬉しいメリットといえます。

⑥ETCカードの発行手数料・年会費が無料

JCBカードWは、ETCカードの発行もできます。

こちらも、発行に当たっては手数料や年会費がかかりません。

クレジットカードの中にはETCカードの年会費として、500円程度が発生するケースもあります。

高速道路をあまり利用しない方にとって、このような年会費は無駄と言えますよね。

JCBカードWのETCカードは、たとえ高速道路を利用しなかった場合でも、年会費がかからないために無駄な出費が発生しません。

インターチェンジの中には、ETC専用の出口しかないインターチェンジもあります。

こうした場合にETCカードは非常に便利です。

年会費が無料であれば、高速道路のの利用も便利になりますね。

➆モバ即を使えば最短5分で発行できる

すぐにでもクレジットカードを手に入れたい方にとって嬉しいのが、クレジットカード番号を即時に発行できる「モバ即」というシステムに対応している点です。

モバ即を利用して申し込み手続きをすると、最短5分でクレジットカード番号が発行され、その日のうちにJCBカードWを利用できます。

実物のカードは郵送で送られ、手元に届くまで約1週間程度かかるケースが多いですが、モバ即を利用をしてクレジットカード番号を発行すれば、カードの到着を待たずにすぐにでも利用できるので便利です。

ただし、モバ即での申し込みでは、ETCカードや家族カードの発行は同時には申し込めません。

追加カードを発行したい場合は、JCBカードWの申し込み手続きを済ませた後個別で申し込み手続きを済ませてください。

⑧ポイントの使い道が豊富

JCBカードWで貯まる「Oki Doki 」ポイントには、さまざまな使い道が用意されています。

商品との交換したり、きゃっしバックして日新井に当てたり、マイルに交換したりと、選択肢は幅広いです。

有効期限もポイント獲得時から2年間と余裕があるので、執行の可能性も少ないです。

そのうえ1ポイントであっても使い道はあるので、せっかく貯めたポイントが無駄になることもありません。

JCBカードWのデメリット6選

つづいては、JCBカードWのデメリットについても見ていきましょう。

メリットだけでなくデメリットにも目を向けることで、JCBカードWが自分に合ったカードかどうか、判断しやすくなります。

この記事ではJCBカードWのデメリットとして、以下の6点を挙げました。

メモ

  1. 40歳以上の方は申し込めない
  2. JCBスターメンバーズの対象外
  3. 締め日や支払日を変更できない
  4. インビテーションが届かない
  5. JCB以外の国際ブランドを選べない
  6. 国内旅行の保険が付帯していない

①40歳以上の方は申し込めない

JCBカードWは確かに優れたカードではあるものの、40歳以上の方は申し込めないので注意しましょう。

JCBカードWは、どちらかというと若年層をターゲットにしたクレジットカードで、申し込み資格に「18歳以上39歳以下」と明記されています。

JCBカードWのサービスが充実しているのも、ターゲットとする層を明確に絞り込んで展開しているためと考えられます。

しかし、40歳以上の方でも申し込めるクレジットカードは山ほどある上、サービスが充実しているものもたくさんあります。

40歳以上の方は、JCBカードWにこだわらず、さまざまなクレジットカードを比較検討すれば、自分に合った一枚が見つかりやすいです。

以下の記事も参考にしてください。

②JCBスターメンバーズの対象外

JCBは「JCBスターメンバーズ」という制度があります。

JCBスターメンバーズは、年間のカード利用額に応じて、次の年度のポイント還元率がさらにアップするポイントアップ制度です。

JCBスターメンバーズは多くのJCBカードで利用できるサービスですが、JCBカードWは、残念ながら対象外です。

ポイントアップ制度がないために、利用額に応じたポイント還元率アップが狙えません。

つまり、どれだけ利用額が積み重なっても、ポイント還元率は変わらないということです。

ただし、JCBカードWはそもそものポイント還元率が高いうえ、優待店がたくさんあるので、ポイントが貯まりにくいわけではなく、むしろ効率よく多くのポイントが貯められるカードです。

賢く利用すれば、JCBスターメンバーズ対象外というデメリットは、解消できます。

③締め日や支払日を変更できない

JCBカードWに限らず、JCBオリジナルシリーズに共通するデメリットとして、締め日や支払日の変更ができない点が挙げられます。

月末締めではないために家計管理がしづらくなる場合があるため、月末締めのクレジットカード利用になれていた方は、新たな支払いサイクルに慣れる必要があります。

給料日によってはお金の流れや動きがややこしくなり、戸惑う恐れもあります。

➃インビテーションが届かない

インビテーションが届かないのも、JCBカードWの特徴です。

インビテーションとは、クレジットカードの利用状況が優良と判断された顧客に対して、クレジットカード会社がゴールドカードやプラチナカードなどへの、クレジットカードのアップグレードを提案するシステムです。

JCBカードWにはインビテーションシステムがないため、どれだけたくさん利用してもインビテーションが届きません。

クレジットカードを利用する方の中には、ゴールドカードやプラチナカードなどへと、クレジットカードを育てる作業を楽しみにされている方もいますが、JCBカードWでは、こうした楽しみ方がしづらいと言えます。

ただし、インビテーションこそ届かないものの、自らアップグレードの申し込みはできます。

クレジットカードが優良顧客と判断した場合に送るインビテーションと比べると、アップグレードの審査難易度はやや上がりやすいものの、アップグレードができないというわけではないので覚えておきましょう。

⑤JCB以外の国際ブランドを選べない

国際ブランドがJCB以外選べない点にも注意が必要です。

JCBは日本のクレジットカード会社のため、日本国内では決済に利用できる店舗が数多くありますが、VISAやmastercard、アメックスなどと比べると、海外では使えるお店が少ないです。

海外旅行などでの使用を考えている場合は、念のために他の国際ブランドのクレジットカードも持っておきましょう。

とはいえ、JCBの公式サイトによると、JCBカード加盟店は世界中に約4,300万店あり、グアムやハワイ台湾など海外旅行に人気の国でも使えるお店がたくさんあります。

他の国際ブランドのクレジットカードを一緒に持って行き、場合に応じて使い分ければ海外旅行でも十分に使いやすいクレジットカードです。

さらに、海外旅行の決済をJCBカードWでおこなえば、海外旅行保険も付帯されるので、万が一の場合も安心できます。

⑥国内旅行の保険が付帯していない

続いてのデメリットは、国内旅行の保険が付帯していない点です。

先ほど解説した通り、JCBカードWには、最大2,000万円の海外旅行保険が利用付帯されています。

一方、国内の旅行に関しては保険がないため、国内旅行の代金をJCBカードWで決済したとしても、怪我や事故などの補償が受けられません

海外旅行保険が付帯している点は、海外旅行に多く出かける方にとっては恩恵が大きいですが、国内での旅行がメインの方にとってはメリットがないと言えます。

JCB一般カードであれば、国内旅行・海外旅行ともに最大3,000万円国内旅行の保険が付帯しているので、そちらも検討しましょう。

こちらの記事では、JCB一般カードを含め国内旅行保険が付帯されているおすすめのクレジットカードを厳選して紹介しています。

ぜひチェックしてください。

JCBカードWの利用がおすすめな人

では、ここまでの解説を踏まえて、JCBカードWの利用がおすすめなのはどのような方なのかを考えましょう。

JCBカードWの利用がおすすめな人

  • スターバックスをよく利用する
  • Amazonでの買い物が多い
  • ポイント還元率が高いクレジットカードを使いたい
  • JCBブランドのカードがほしい
  • ポイントを効率よく貯める方法を考えるのが好き

JCBカードWは、スターバックスやAmazonなどで、大きな優待を受けられるクレジットカードです。

特にスターバックスのギフト券購入でJCBカードWを使った場合、1,000円につき21ポイントが獲得でき、オートチャージに浸かった場合、1,000につき11ポイントがもらえるなど、スターバックスとの相性がとても良いです。

さらにAmazonの買い物の決済に使った場合は、1000ポイントにつき4ポイントゲットできます。

他にも優待を受けられるお店はたくさんあるので、こうしたお店を探すのが好きな方や、ポイントを効率よく貯める方法を考えるのが好きな方であれば、より多くのポイントを貯められます。

JCBカードWの利用がおすすめでない人

次に、JCBカードWの利用がおすすめでない人を考えましょう。

JCBカードWの利用がおすすめでない人

  • 優待店の利用頻度が低い方
  • ポイントをお得にためる方法を考えるのが面倒な方
  • クレジットカード会社からのインビテーションを受けたい方
  • 国内旅行保険が付帯しているクレジットカードが欲しい方
  • 高いステータス性のあるクレジットカードが欲しい方

JCBカードWは、主に若年層をターゲットにしたクレジットカードです。

そのため、空港のラウンジ利用などの豪華な優待特典や高いステータス性などを求める方には不向きと言えます。

さらに、海外旅行保険が利用したいしている一方で国内旅行の保険には対応していないので、国内旅行の保険が付帯しているクレジットカードが欲しい場合は、JCB一般カードの方がおすすめです。

また、セブン-イレブンやスターバックスなどの優待店を利用しない方の場合、大きなポイント獲得が難しいので、効率的なポイント獲得の方法を考える必要があります。

そうした方法を考えるのが苦手な方の場合、有効な手段の模索に疲れてしまう恐れもあります。

このようにJCBカードWには多くのメリットがある反面、デメリットもいくつかあるクレジットカードです。

しかし、こうしたデメリットは他のクレジットカードと併用することで解決できるものばかりです。

「申し込みから最短5分でカードが利用できる」「年会費が永年無料」など、大きなメリットもたくさんあるので、40歳を迎える前に申し込んでおくことをおすすめします。

JCBカードWとJCB一般カードとの違い

JCBカードWとよく比較されるクレジットカードに、JCB一般カードがあります。

名前が示す通りどちらもJCBが発行しているクレジットカードですが、利用者の間にはどのような違いがあるのでしょうか。

以下の表を見てください。

比較項目 JCBカードW
JCB CARD W-20230419
JCB一般カード
JCB一般カード
申し込み資格 高校生を除く18歳以上39歳以下 高校生を除く18歳以上
年会費 永年無料 1,357円
※「Myjチェック」オンライン入会で初年度年会費無料
※年50万円以上の利用で年会費無料
家族会員年会費 永年無料 1枚につき440円
※本会員が無料条件を達成した場合、家族会員も年会費無料
ポイントの種類 OkiDokiポイント OkiDokiポイント
ポイント還元率 1.00%~5.50% 0.50%~5.00%
公共料金の決済で使用した場合の還元率 1.00% 0.5%
海外旅行保険 最大2,000万円
※利用付帯
最大3,000万円
※利用付帯
国内旅行保険 なし 最大3,000万円
※利用付帯
インビテーション なし あり
申し込みから手元に届くまでの目安 1週間前後
※モバ即利用で最短5分
最短で翌日に配送
※モバ即利用で最短5分

JCBカードWとJCBいパンカードの、どちらのカードがおすすめかは、どのような点を重視するのかによって変わってきます。

例として、旅行保険の充実度に目を向けましょう。

JCBカードWは、最大2,000万円の海外旅行保険が利用したいされているものの、国内旅行保険には対応していません。

一方JCB一般カードは、国内旅行国外旅行ともに最大3,000万の保険が利用付帯されています。

旅行保険に関してはJCBカードWよりも、JCB一般カードの方が優れていると言えますね。

一方年会費は、JCBカードWが永年無料であるのに対し、JCB一般カードは1,357円の年会費が発生します。

家族会員も同様です。

さらにポイント還元率もJCBカードWの方が高いです。

このような点を踏まえて、JCBカードWとJCB一般カード、それぞれどのような方がおすすめなのかを考えましょう。

JCBカードWがおすすめな方

まずはJCBカードWがおすすめな方です。

JCBカードWがおすすめな方

  • 高いポイント還元率を重視したい方
  • 年会費にお金をかけたくない方
  • 年齢の条件を満たしている方
  • 国内旅行よりも海外旅行が好きな方

JCBカードWは、1.00%~という高いポイント還元率が特長のクレジットカードです。

JCB一般カードのポイント還元率が5.00%なので、2倍のポイント還元率という計算です。

「とにかく多くのポイントをゲットしたい!」「優待店を探すのが楽しい」など、ポイントを貯めるのが楽しい方にはJCBカードをおすすめします

また、18歳~39歳以下という年齢面での条件をクリアしている方にもおすすめです。

40歳を迎えてしまうとJCBカードWへの申し込みの道は閉ざされてしまいますが、39歳の時点で申し込みを済ませれば、40歳以降も継続してJCBカードWを使用できます。

少しでもJCBカードWに興味を持った方は、40歳を迎える前に申し込みを済ませておくのもおすすめです。

発行手数料や年会費などが一切かからないので、たとえ申し込み後に利用する機会が少なかったとしても、余計な出費は発生しません。

JCB一般カードがおすすめな方

つづいては、JCB一般カードがおすすめの方です。

JCB一般カードがおすすめな方

  • 40歳以上の方
  • 充実した旅行保険が欲しい方
  • なるべく早く手元にクレジットカードが欲しい方
  • クレジットカード会社からのインビテーションを受け取りたい方

40歳以上の方の場合、JCBカードWが定める申し込み状況をクリアできていないため、もしJCBカードWが欲しかったとしても、残念ながらJCB一般カードを選ばざるを得ません。

ただし家族カードであれば、40歳以降の方でも追加発行してもらえるので、どうしてもJCBカードWが欲しい40歳以上の方は、ご家族の方にJCBカードWに申し込んでもらった後、家族カードを発行してもらえないか頼んでみましょう。

旅行保険に関しては、JCBカードWよりもJCB一般カードの方が優れています。

国内・国外どちらの旅行でも最大3,000万円の保険が利用付帯なので、旅行が好きな方にとってはJCB一般カードの旅行保険の方が心強いです。

特にJCBカードWには付帯していない国内旅行保険に対応しているので、日本国内の旅行によく出かける方に向いています。

また、申し込み手続き完了からクレジットカードが手元に届くまでの期間も、JCB一般カードの方が早いです。

どちらも「モバ即」を利用すればカード番号のみであれば最短5分で発行されますが、実物のカードを少しでも早く手に入れたいという方は、JCB一般カードの方が早く手に入ります。

JCBカードWの発行手順

ここまでは主に、JCBカードWのポイント還元率やサービス内容を中心に解説しました。

ここからは、JCBカードWの発行手順を見ていきましょう。

注意すべきなのが、JCBカードWの申し込みはインターネットでの申し込みしか受け付けていない点です。

書面の郵送や店頭での申し込みはできないので、あらかじめ注意してください。

JCBCARDWの申し込み手順

①公式サイトへ移動

まずはJCBの公式サイトへ訪問します。

JCBカードWの公式ホームページにある申込ボタンをクリックすると、規約や規定、重要事項の確認を求められます

全てに目を通して内容の理解・同意ができたら「同意のうえ、入力へ進む」をクリックしましょう。

画面が切り替われば、いよいよ申し込み手続きに進みます。

②申し込み者情報の入力

規約の確認が済んだら、自身の情報を入力していきます。

生年月日や職業、氏名や年収、金融機関情報など、所定の情報に漏れなく記入してください。

この時、キャッシュカードや通帳など、金融機関の支店名や口座番号などが確認できるものを用意してください。

入力が済むと、金融機関のサイトでの設定や本人確認の方法の設定などを経て審査に移ります。

③入会審査

申し込み時に記入した内容に不備がなければ、入会審査に移ります。

「モバ即(モバイル即時入会サービス)」を利用すれば、申し込み手続きが終了してから最短5分で審査が完了し、実物のカードが手元に届く前に、カード番号が発行されます。

実物のクレジットカードがなくてもインターネットショッピングや店頭でカード決済ができるため、すぐにでもJCBカードWを使い始めたい方は、ぜひ利用してください。

➃審査通過・カード発行

無事審査に通過すれば、申し込み時に記入した住所に、JCBカードWが発送されます。

申し込み時に記入した住所に誤りがあると、いつまでたってもJCBカードWがに届かない恐れもあります。

申し込み手続きの際には、記入した内容に誤りや不備、書き漏らしなどがないか必ずチェックしてください。

⑤カードが手元に届く

問題がなければ、およそ1週間前後でJCBカードWが手元に届く場合が多いです。

あまりに到着が遅い場合は、JCBに問い合わせて配送状況を確認してください。

また、カードが手元に届いたらすぐに、裏面の署名欄に氏名を記入してください。

原則として、クレジットカードは署名欄に氏名の記載がないものは使用できません。

もちろん、JCBカードWも同様です。

さらに署名欄が空欄だと、万が一の際に不正利用のリスクも高まります。

利用上・防犯上の観点からも、JCBカードWが手元に届いた時点で、裏面の署名欄に必ず署名してください。

「モバ即」とは?

ここまでの解説でたびたび「モバ即」について触れました。

ここではJCBカードWのスピーディーな発行に便利なモバ即について、詳しく解説します。

「モバ即」とは、「モバイル即時入会サービス」の略称で、JCBカードWが手元に届く前に利用を始められる、JCBが提供するサービスです。

すぐにでもJCBカードWを使い始めたい方にとって便利なシステムですが、注意点もあります。

モバ即を利用する条件

  • 9:00~20:00の間にに申し込む
  • 「運転免許証」「マイナンバーカード」「在留カード」のいずれかを用意する

受付時間を過ぎてから申し込むと翌日の受付扱いになるため、最短5分でのカード発行ができなくなるので注意してください。

また、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要です。

なお、土日祝日の受付には対応しています。

次からは、通常の申し込みとモバ即による申し込みとの違いを解説します。

ナンバーレスカードが発行される

モバ即でJCBカードWに申し込んだ場合、手元に届くカードはナンバーレスカードになります。

ナンバーレスカードとは、カードの両面にクレジットカード番号が記載されていないクレジットカードです。

通常の申し込み方法の場合、手元に届くJCBカードWは、裏面にのみカード番号が記載される「片面ナンバーレスカード」になります。

一方モバ即でJCBカードWに申し込んだ場合は、カードの表面・裏面どちらにもカード番号の記載がないナンバーレスカードになります。

リアルカードの到着前にカードが使える

モバ即でJCBカードWに申し込むと最短5分で審査が完了し、デジタルカードを発行してもらいます。

デジタルカードをアプリで起動すれば、クレジットカードが手元に届く前に、利用を始められます。

リアルカードが手元に届くまでは通常1週間から2週間ほどかかりますが、デジタルカードであれば審査が終わり次第すぐに使い始められるので、すぐにクレジットカードが欲しい方にぴったりです。

モバ即のデメリット3選

最短5分でカードの利用が始められるモバ即ですが、知っておきたいデメリットもあります。

発行後に戸惑ってしまわないよう、あらかじめ注意しましょう。

モバ即のデメリット3選

ATMでのキャッシングができない
追加カードが発行できない
モバ即に対応しているJCBカードが少ない

①ATMでのキャッシングができない

モバ即で発行されたデジタルカードでは、ATMでのキャッシングができません。

1日でも早くクレジットカードを手に入れてキャッシングをしたいという方は、注意しましょう。

ATMでのキャッシングを利用するには、モバ即でデジタルカードが発行された後、実物のプラスチックカードが手元に届くまで待たなければなりません

②追加カードが同時に申し込めない

2023年10月現在、モバ即の審査が対応しているのは本会員のみです。

そのため、ETCカードや家族カードといった追加カードが同時に申し込めない点に注意しましょう。

追加カードに申し込むためには、クレジットカードが手元に届いてから別途申し込み手続きを済ませる必要があります。

③モバ即に対応しているJCBカードが少ない

JCBが発行しているクレジットカードは、2023年10月現在150種類以上ありますが、モバ即に対応しているクレジットカードは、その中でも10種類のみです。

今回この記事で解説しているJCBカードWはモバ即に対応しているので、すぐにでも審査を終えてカード利用を始めたい方は、ぜひ利用しましょう。

JCBカードWについてよくある質問

続いては、JCBカードWについて役立つ情報を一問一答形式で解説していきます。

以下の質問を見てください。

JCBカードWについてよくある質問

JCBカードWは40歳以上でも申し込める?
JCBカードWを紛失してしまったら?
追加カードの発行はできる?
JCBカードWで獲得したポイントの有効期限は?

①JCBカードWは40歳以上でも申し込める?

A.申し込めません。

JCBカードWの申し込み条件として「18歳から39歳までの方」と定められています。

40歳以上の方は申し込めないので注意してください。

ただし、40歳を迎える前に申し込みをすれば、40歳を超えて以降もこれまで通りJCBカードWを利用できるので、早めの申し込みをおすすめします。

②JCBカードWを紛失してしまったら?

A.すぐに利用停止手続きを取ってください。

利用停止の手続きは、インターネットまたは電話で対応してもらえます。

電話での手続き

JCB紛失盗難受付デスク:0120-794-082
(24時間受付)

インターネットでの手続き

  1. JCB会員専用サービス「MyJCB」にログイン
  2. 紛失登録内容を入力
  3. 利用停止
  4. 新たなカードの送付

また、万が一に備えて警察への紛失・盗難届の提出をおすすめします。

③追加カードの発行はできる?

A.できます。

本会員と生計を共にしている配偶者や子ども、親などを対象に、家族カードやETCカードを発行できます。

年会費もかかりません。

ただし、家族カードを発行できる子どもは高校生を除く18歳以上の方です。

➃JCBカードWで獲得したポイントの有効期限は?

A.ポイント獲得から24ヶ月です。

一度失効してしまったポイントは元に戻らないので、こまめにポイントの残り有効期限を確認しましょう。

JCBカードWの基本情報

JCB CARD W-20230419

年会費 本会員:永年無料
家族会員:永年無料
還元率 1.0%~5.5%
国際ブランド JCB
申し込み条件 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定した継続収入のある方
または18歳以上39歳以下で学生の方(高校生を除く)
旅行保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(海外)
ショッピングガード保険:最高100万円(海外)
追加カード ETCカード/QUICPay/家族カード
設定可能な決済サービス Apple Pay/Google Pay
ポイント名 OkiDokiポイント

最後に、これまでの解説を踏まえてJCBカードWの基本的な情報をおさらいしましょう。

JCBカードWは、JCBが発行しているクレジットカードです。

ポイント還元率の高さが特徴で、JCB一般カードの還元率5.00%に対し、JCBカードWは1.00%と2倍の還元率を誇ります。

「W」と名前についているのはこのためで、ポイントを素早く貯めたい方におすすめのクレジットカードです。

特にスターバックスとの相性が良いので、スターバックスをよく利用する方に向いています。

モバ即を利用して申し込めば最短5分で利用が開始でき、年会費もかかりません。

ただし、モバ即で発行されたデジタルカードではATMでのキャッシングができないので注意しましょう。

まとめ~JCBカードWの還元率は1.00倍~

この記事では大人気のクレジットカード、JCBカードWの還元率について詳しく解説しました。

一般的なクレジットカードの還元率が0.500%であるケースが多いなかで、JCBカードWの還元率は1.00%と高いです。

スターバックスを始めとする優待店を活用すれば、さらに効率よくポイントを貯められます。

その上年会費も永年無料で、モバ即を利用して申し込めば最短5分でカード発行ができるなど、コストパフォーマンスやスピード感にも優れたクレジットカードです。

国内旅行保険は付帯していないものの、海外旅行には最大2,000万円までの保険が利用付帯されています。

国内旅行と海外旅行、どちらの保証も充実させたい方は、JCB一般カードの利用も検討しましょう。

注意点は、高校生を除く18歳から39歳までの方しか申し込めない点です。

40歳を迎えてしまうと申し込みができないので注意しましょう。

申し込みさえ済ませてしまえば40歳を過ぎても変わらず利用を続けられるので、申し込み資格をクリアしているうちに早めに申し込むのがおすすめです。

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