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ミライノカードの年会費はいくら?無料にできる条件や特徴を解説

ミライノカードの年会費はいくら?無料にできる条件や特徴を解説

ミライノカードはたくさん種類があり、カードによって年会費や特徴が少しずつ異なることをご存知でしょうか。

既に受付終了となったミライノカードもあるので、調べる際には注意が必要です。

今回はミライノカードが気になるものの、どれが最新のカード情報なのかが分からない方向けに記事を書いていきます。

JCB・Mastercardのミライノカードの違いや、リニューアルしたミライノカードがどのように変わったのかについても解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

このページで学べること

  • ミライノカードの年会費
  • ミライノカードのメリットとデメリット
  • スマートプログラムの内容

※当記事は2024年現在の情報になります。

※本ページにはPRが含まれます。

ミライノカード(Mastercard)の基本情報

ミライノカード(Mastercard)_20231227

カード名 ミライノカード(Mastercard)
年会費 初年度:無料
2年目以降:990円
※年間10万円以上利用で次年度無料
還元率 【海外】1.20%
【国内】0.60%
審査~発行
の時間
約1週間
家族カード
ETCカード
国際ブランド Mastercard
※JCBは受付終了
旅行傷害保険 【海外】最高2,000万円補償
【国内】最高2,000万円補償

ミライノカード(Mastercard)はライフカードが発行するクレジットカードです。

以前はJCB・Mastercardから選べましたが、現在申し込みできるのはMastercardのみとなっています。

JCBブランドのミライノカードは、2023年11月30日に受付終了となっていますので注意してください。

また、Mastercardのミライノカードは2023年7月にカードデザインをリニューアルし、表面のカード番号がなくなりました。

裏面にまとめてカード番号が書いてあるため、セキュリティ性が高くなっています。

ミライノカード(Mastercard)の申し込み条件

ミライノカードの申し込み条件は以下の通りです。

  • 高校生を除く満18歳以上の方
  • 住信SBIネット銀行に口座がある方

ミライノカードの申し込み条件には、収入に関する記載がありませんので、学生・専業主婦でも申し込み可能となっています。

ただしクレジットの引き落としは「住信SBIネット銀行」の口座のみしか対応していません。

現在住信SBIネット銀行の口座を持っていない方は、ミライノカードを作る時に口座開設も必要となります。

ミライノカードの年会費は?

ミライノカードの年会費は、初年度無料で2年目から990円です。

ただし、年間10万円の利用で次年度の年会費は無料となります。

1ヶ月1万円程度のクレジットカード利用があれば、実質年会費無料で利用できるでしょう。

家族カード・ETCカードの年会費

ミライノカードを持っていると、家族カードやETCカードの発行も可能です。

カード種類 年会費・発行手数料 作成可能枚数
家族カード 無料 ミライノカード1枚につき
3枚まで
ETCカード 無料 ミライノカード・家族カード1枚につき
1枚まで

ミライノカードの家族カード・ETCカードを発行するのには、お金がかかりません。

ただし、作成可能枚数には限りがあります。

家族カードは3枚まで、ETCカードはミライノカード・家族カード1枚につき1枚までです。

つまり、ETCカードは家族の分も合わせて最大4枚まで作成できるということになります。

ミライノカードはスマートプログラムが活用できる

ミライノカードの特徴は、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」が活用できることです。

スマートプログラムとは、ランクに応じた様々なメリットを受けられるサービス。

住信SBIネット銀行の利用に応じて「スマプロランク」が用意されており、ランクが上がるほどどんどん良いサービスが受けられます。

スマートプログラムを利用すると「スマプロポイント」を貯められ、スマプロポイントをミライノポイントに交換することも可能です。

スマプロランクについて

スマートプログラムの「スマプロランク」はランク1~4まで用意されています。

スマプロランクが上がると、ATMでの取引手数料が無料になる回数が増えるのがメリットです。

ランクごとの無料回数 ランク1 ランク2 ランク3 ランク4
ATMの入出金手数料 月2回 月5回 月10回 月20回
他の金融機関への振込手数料 月1回 月5回 月10回 月20回

新規口座を開設した場合、誰でもランク2からのスタートとなります。

開設日から3ヶ月目からの利用状況に応じてランクが変動し、4ヶ月間はランクが下がりません。

さらにミライノカード(Mastercard)の入会で、無条件で2ランクアップします。

つまり、住信SBIネット銀行の口座を解説してミライノカード(Mastercard)を作るだけで、ランク4になるということです。

スマプロポイントについて

スマプロポイントはミライノカード(Mastercard)の利用や、住信SBIネット銀行のサービスを利用することで貯められます。

住信SBIネット銀行のサービスのポイントがもらえるサービスについて表にまとめました。

ポイント付与条件 もらえるポイント数
ミライノカード(Mastercard)の利用 【海外ショッピング】利用金額の1.20%
【国内ショッピング】利用金額の0.60%
外貨預金・仕組預金
※月末の残高が合計300万円以上
月100ポイント
定額自動入金 月30ポイント
年金受取
給与受取
外貨積立
※月に1万円以上行う
月10ポイント
純金積立
※月に5,000円以上行う
口座振替(銀行引落)
※月に1件以上の引落し
月5ポイント

間違えやすいのが、2023年11月30日に受付終了となったJCBのミライノカードのポイントボーナスはもらえないことです。

様々なサイトで「ミライノポイント(JCB)の引き落とし金額5万円以上で月100ポイントがもらえる」と書いてありますが、今回紹介の「ミライノカード(Mastercard)」とは別カードの話なので注意してください。

スマプロポイントの使い勝手がよい

スマプロポイントの使い道は、現金・JALマイルへの交換となり使い勝手が良いこともメリットです。

現金の場合はサイトから申請すれば1ポイント1円で利用でき、翌々日に振り込まれます。

JALマイルは、100ポイントに対し40マイルの交換が可能です。

ミライノカードのメリットは?

以下にミライノカードのメリットをまとめました。

ミライノカードのメリット

  1. 年間利用金額が10万円あれば年会費無料
  2. スマプロランクを最大ランクにできる
  3. 海外の利用でお得
  4. 保険が充実
  5. 不正利用の際のサポートあり

年間利用金額が10万円あれば年会費無料

前述の通り、ミライノカードは初年度年会費が無料です。

2年目以降の年会費は990円ですが、ミライノカードを年間10万円以上使っていれば無料になります。

水道光熱費やサブスクの支払いをミライノカードで支払えば、年会費無料の条件達成が難しくないのがメリットです。

スマプロランクを最大ランクにできる

住信SBIネット銀行の「スマプロランク」は、最大でランク4まで上げることができます。

ミライノカードは住信SBIネット銀行の口座が必要ですが、口座開設時にはランク2からのスタートです。

さらにミライノカード作成特典として、「スマプロランク」が2段階アップします。

これにより、スマプロランクは最大の4からスタートできるのがメリットです。

ATMの入出金や他の金融機関への振込手数料が、月に20回まで無料になります。

海外の利用でお得

ミライノカードは、海外で利用するのがおすすめのクレジットカードです。

国内の利用ではポイント還元が0.60%ですが、海外の利用なら1.20%になります。

つまり、国内利用と比べると2倍のポイントがもらえるということです。

保険が充実

ステータスカードではない通常のミライノカードでも、保険が充実しているのもメリットです。

旅行傷害保険が利用付帯となっており、海外・国内ともに最高2,000万円補償となっています。

ただし自動付帯ではないので、旅行代金をミライノカードで支払いした時のみとなる点に注意してください。

さらに海外で購入したものが購入日から90日以内に破損したり盗難された場合、最高50万円まで補償されます。

不正利用の際のサポートあり

カードが紛失し、不正利用された場合のサポートもあります。

紛失・盗難の届け出をした日から60日間の利用履歴で、不正利用された形跡があるものは原則カード会社が負担してくれます。

ミライノカードのデメリットは?

一方で、ミライノカードのデメリットもあります。

ミライノカードのデメリット

  1. Mastercardしか選べない
  2. 国内でのポイント還元率は高くない
  3. 発行までのスピードが長い

Mastercardしか選べない

ミライノカードの国際ブランドは現在、Mastercardしか選べません。

以前はJCBブランドのミライノカードがありましたが、2023年11月をもって受付終了となっています。

Mastercard以外のクレジットカードが欲しい方にはマイナス要素となるでしょう。

国内でのポイント還元率は高くない

ミライノカードは海外利用のポイント還元が良いカードです。

しかし、国内の買い物では0.60%ほどのポイント還元しかありません。

日本在住で海外に行く機会が無い方は、ポイ活に向かないカードと言えるでしょう。

発行までのスピードが長い

ミライノカードは即日発行に対応していません。

住信SBIネット銀行の口座を既に持っている場合でも、クレジットカードが手元に届くまで1週間以上はかかります。

住信SBIネット銀行の口座を持っていない場合は口座開設までの時間が追加でかかり、トータルで3~4週間程度かかってしまうので注意してください。

ミライノカードにはゴールドカードもある

Mastercardのミライノカードには、ワンランク上のゴールドカード「ミライノカード Travelers Gold」もあります。

ミライノ カード Travelers Gold_20231227

カード名 ミライノカード Travelers Gold
年会費 11,000円
還元率 1.2%
審査~発行
の時間
約1週間
申込対象者  ・満18歳以上かつ収入がある方
・住信SBIネット銀行に口座がある方
家族カード ◎3人まで無料
国際ブランド Mastercard
※JCBは受付終了
旅行傷害保険 【海外】最高5,000万円補償が自動付帯
【国内】最高1,000万円補償が自動付帯

年会費がかかりますが、ゴールドカードなら海外・国内問わずポイント還元率が1.2%となっています。

旅行傷害保険は「自動付帯」となっており、旅行代金をカードで支払っていなくても補償対象になる点も通常カードとの大きな違いです。

さらに、世界約140ヵ国1,300箇所以上の空港ラウンジが年6回まで無料で利用できます。

ゴールドカードなのに、プラチナカード並の特典がついているのがミライノカード Travelers Goldの魅力です。

ミライノカードの申し込み手順

ミライノカードの申し込み手順もチェックしておきましょう。

ミライノカードのデメリット

  1. ネットから申し込み
  2. 住信SBIネット銀行のサイトでログイン・申し込み
  3. 審査結果を確認
  4. カード受け取り

①ネットから申し込み

ミライノカード(Mastercard)の公式サイトからカード申し込みを行ってください。

画面に従って入力を進める際には、打ち間違いが無いように注意しましょう。

②住信SBIネット銀行のサイトでログイン・申し込み

ミライノカード(Mastercard)は、住信SBIネット銀行の口座を持っていることが申し込み条件となります。

口座がある方は住信SBIネット銀行のサイトにログインしてください。

口座を持っていない場合は新規開設も可能ですが、カード発行までに時間がかかるので注意が必要です。

③審査結果を確認

申し込みが終わると、数日後に審査結果が送られてきます。

メールを見逃さないように注意してください。

④カード受け取り

無事審査に通過すると、大体1週間程度でミライノカードが届きます。

同封の案内に従って初期設定を済ませてください。

ミライノカードに関してよくある質問

よくある質問をまとめました。

ミライノカードに関してよくある質問

  • Q1.ミライノカードは学生や専業主婦でも作れる?
  • Q2.ミライノカードは年会費が無料?
  • Q3.ミライノカードはJCBブランドが選べる?
  • Q4.ミライノカードの家族カードやETCカードの年会費は?

Q1.ミライノカードは学生や専業主婦でも作れる?

A.作れます。

ミライノカードの申し込み条件は「高校生を除く満18歳以上の方で、住信SBIネット銀行に口座がある方」です。

収入に関する記載がないため、パート・アルバイトをしていない学生や専業主婦でも問題なく申し込めます。

Q2.ミライノカードは年会費が無料?

A.ミライノカード(Mastercard)は年会費のかかるカードですが、条件達成で無料になります。

まず、初年度は年会費無料です。

2年目以降は990円の年会費がかかりますが、年間利用金額が10万円以上あれば次年度の年会費が無料になります。

Q3.ミライノカードはJCBブランドが選べる?

A.現在(2023年12月末時点)では、JCBブランドのミライノカードは受付終了となっています。

現在選べるのは、Mastercardブランドの以下のカードのみです。

  • ミライノカード(Mastercard)
  • ミライノカード Travelers Gold

ミライノカードのプラチナカードはありませんので注意してください。

Q4.ミライノカードの家族カードやETCカードの年会費は?

A.家族カードや年会費は一切かかりません。

ただし家族カードは3枚まで、ETCカードは1枚までの制限があります。

まとめ:ミライノカードの年会費は990円だが無料にもできる

現在ミライノカードは、Mastercardブランドの「ミライノカード」と「ミライノカード Travelers Gold」しか申し込めません。(2023年12月末時点)

JCBブランドのミライノカード・ミライノカードGOLD・ミライノカードPLATINUMは、2023年11月に受付を終了しているので注意してください。

JCBブランドの方は条件を満たすとスマプロポイントが月100ポイント貰えましたが、Mastercardのミライノカードにはその特典がありません。

今からミライノカードを作る方は、ポイント還元率が国内利用で0.60%・海外利用で1.20%のクレジットカードとなります。

年会費は初年度無料で、年間10万円以上の利用があれば次年度年会費が無料となる点は、JCBのミライノカードと同じです。

ただし「ミライノカード Travelers Gold」の場合は、年会費が11,000円となり、年会費無料になる特典はありません。

ミライノカードはリニューアルが行われたり受付終了になっているカードもあり、古い情報のままのサイトも多いため申し込みの際には十分に注意してください。

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