「お小遣い制にお手伝いを組み込んでもいいの?」
「お金目的でお手伝いをしそうで不安…」
子供にお手伝いをさせようと、お小遣い制を取り入れようか悩んでいる人も少なくないでしょう。
お手伝いにお小遣い制を取り入れることで、子供が積極的に手伝うようになったり、自分の時間を有効活用できるようになったりなど、様々なメリットがあります。
しかし、お小遣い目的でしかお手伝いをしないようになるのではないかと心配になってしまいますよね。
このページでは、お小遣い制にお手伝いを組み込むメリットやデメリットを解説していきます。

記事後半では手伝いをしてくれた時に忘れてはいけないポイントも合わせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
※当記事は2023年現在の情報になります。
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目次
お小遣い制にお手伝いを組み込むメリット3選
お小遣い制にお手伝いを組み込むことで、以下の3つのメリットがあります。
お小遣い制にお手伝いを組み込むメリット3選
- 自分の時間を有効活用できる
- お金を稼げる
- お金を稼ぐ仕組みを学べる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
➀自分の時間を有効活用できる
子供に積極的にお手伝いをしてもらうことで、自分の時間が作れます。
例えば、子供に皿洗いを手伝ってもらったとします。
子供が皿洗いをしている間に机の上を片付けられますし、洗濯物を取り込むこともできるでしょう。
いつもは自分が皿洗いしている時間を他の家事や仕事に充てられるので、より有効的に時間を使えるようになります。
②お金を稼げる
お手伝いするためにお小遣いをあげることで、子供はお金を稼げます。
自分が頑張った分だけ対価としてお金がもらえるため、お金を稼げる楽しさも感じられるでしょう。
また、お年玉などとは異なり、自分が働いて稼いだお金なので、お金のありがたみを学ぶ機会も与えられます。
③お金を稼ぐ仕組みを学べる
お手伝いにお小遣い制を取り入れることで、子供にお金を稼ぐ仕組みを学ばせられます。
「どうしたらお金が入ってくるのか」
「もっと稼ぐためにはどうしたら良いのか」
現実的な話ですが、生きていくためには「お金」が欠かせません。
将来子供がお金で困ることがないように、今からお金を稼ぐ仕組みを学ばせることで、金銭トラブルの回避にもつなげられるでしょう。
お小遣い制にお手伝いを組み込むデメリット2選
お手伝いにお小遣い制を取り入れることで多くのメリットがあるのですが、デメリットもあります。
お小遣い制にお手伝いを組み込むメリット3選
- お手伝いがお小遣い目的になる恐れがある
- お小遣いの額が決めにくい

メリットとデメリットを比較した上で、お小遣い制を取り入れるかどうかを検討することが大切です。
➀お手伝いがお小遣い目的になる恐れがある
お小遣い制を取り入れることで、お手伝いがお金目的になるおそれがあります。
場合によってはお手伝いだけではなく、何をするにしてもお金を要求する可能性もあるため、あくまでも報酬は「おまけ」として教育することが大切です。
②お小遣いの額が決めにくい
お手伝いにも皿洗いや買い出し、洗濯物をたたむなど多くの項目があります。
しかし、お小遣い制を取り入れる際は、どのお手伝いに対しても同じ金額を渡すのか、難易度に合わせた金額を渡すのか悩んでしまうでしょう。
お手伝いの項目によって難易度や作業数が異なるため、同じ金額にすると子供は楽な種類の仕事しかやらなくなる可能性があります。
お小遣い制を取り入れる際は、項目ごとの難易度や作業数を判断した上で、それぞれお小遣いの金額を決めるのがポイントです。
お小遣い制とお手伝いの組み合わせ方
お小遣い制とお手伝いを組み合わせるときは、以下の4つのポイントを意識してみてください。
お小遣い制とお手伝いを組み合わせるときのポイント4つ
- 自分の得意なことを見つける
- 報酬の相場を調べる
- お手伝い表を作る
- ゲームや遊びの要素を取り入れる
それぞれのポイントを以下で詳しく解説していきます。
➀自分の得意なことを見つける
子供にお手伝いをしてもらう中で、子供の得意なことを見つけてみましょう。
人によって得手不得手はあるもので、皿洗いが得意な子もいれば、洗濯物を畳むのが得意な子もいます。
子供の得意なことを見つければ、そのスキルを伸ばせるようにサポートできます。
逆に不得意な分野の場合は、克服するためのサポートができるでしょう。
子供がお手伝いをする姿を見て、何が得意で何が不得意なのか観察してみてください。
②報酬の相場を調べる
お小遣い制を取り入れる際に迷いがちなのが、報酬をいくらにするかということです。
報酬の相場ですが、1回のお手伝いにつき10円と決めている家庭が多い傾向にあります。
また、1回のお手伝いにつき学年×10円と決めている家庭も少なくありません。
お手伝いによる報酬の金額は家庭によって様々なので、内容や学年などを考慮した上で決めると良いでしょう。
③お手伝い表を作る
子供が小さい場合は、お手伝い表を作ってみましょう。
お手伝い表といってもいろいろな形があります。
例えば、ビンゴ形式を取り入れたお手伝い表であれば、3つクリアするごとにお小遣いを渡す流れになります。
実績を見えるようにすることで、子供のモチベーションも上がっていきますし、「こんなにお手伝いができたんだ」などと自分に対する肯定感も高まっていくでしょう。
④ゲームや遊びの要素を取り入れる
子供が途中で飽きてしまわないように、ゲームや遊びの要素を積極的に取り入れてみると良いでしょう。
例えば、フローリングの床を雑巾がけする際は、競争形式を取り入れたりなどですね。
楽しみながらお手伝いができるので、子供も飽きずにお手伝いに取り組めるでしょう。
また、ゲームや遊びの要素を取り入れることで親子の時間も取れるので、必然的に会話も増えていきます。
子供が楽しんでお手伝いに取り組め、親子の時間も十分に取れるので、まさに一石二鳥だと言えるでしょう。
お手伝いをしてくれた時に忘れてはいけないこと2選
子供がお手伝いをしてくれることを当たり前に思わないようにしましょう。
当たり前に思うと、「子供のお手伝いをしよう!」というモチベーションを下げてしまうため、お手伝いしてくれなくなる可能性があります。
お手伝いをしてくれた時は、以下の2つのポイントを意識してください。
- 感謝する
- 褒めてあげる
それぞれのポイントを以下で詳しく解説していきます。
感謝する
子供がお手伝いをしてくれたら、しっかり感謝の気持ちを表しましょう。
「ありがとう」の言葉もないままにお小遣いだけを渡すと、お金目的でしかお手伝いをしなくなってしまうかもしれません。
しかし、お手伝いをするたびに「ありがとう」を伝えることで、子供の「人に喜んでほしい」という気持ちを育てられるのです。
「お金を稼ぎたい」という気持ちも大切ですが、何よりも「人への思いやり」の気持ちを育んであげることが重要なポイント。
ほめてあげる
お手伝いをしてくれたら、積極的に褒めてあげてください。
褒めることで子供のモチベーションを上げられますし、うまくいかなくてもあきらめずに取り組む気持ちも育てられます。
子供なので失敗してしまうこともあるでしょう。
失敗したら叱るのではなく、良かった部分を褒めつつ、どうしたら成功するのかを示してあげることが大切です。
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実際に子育てや教職の経験があるプロの講師から学べるため、知識として身に付きやすいでしょう。
まとめ~お小遣い制にお手伝いを組み込んでみよう~
このページでは、お小遣い制にお手伝いを取り込むメリットやデメリットなどを解説しました。
ただ単にお金を渡すだけでは、お金欲しさでしか子供はお手伝いをしなくなってしまいます。
お金目的ではなく、「人や他人のために何かをする」ことを目的とするのであれば、お手伝いの後に褒めたり、感謝したりすることが大切です。
お小遣い制にお手伝いを取り込む際のポイントを改めて確認しておきましょう。
- 自分の得意なことを見つける
- 報酬の相場を調べる
- お手伝い表を作る
- ゲームや遊びの要素を取り入れる
お手伝いにお小遣い制を取り入れることに不安を感じている人は、キッズ・マネー・ステーションの講座に参加することをおすすめします。
親子で学べる講座内容も揃っているので、難しく感じるお金の知識も楽しく学べるでしょう。